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公開番号
2025087489
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202184
出願日
2023-11-29
発明の名称
トレイ
出願人
王子ホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
B65D
5/481 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】底板上に仕切り部を容易に形成して、仕切り部を底板上に固定できるトレイを提供する。
【解決手段】トレイ1であって、底板10に立設された仕切り部60を備えている。仕切り部60は、左右方向に延在している第一仕切り板61と、第一仕切り板61を前後方向に跨いで延在している第二仕切り板62と、を有している。第一仕切り板61の下縁部および第二仕切り板62の下縁部は、折れ線を介して底板10に連設されている。第一仕切り板61および第二仕切り板62は、底板10に形成された開口部50内から立ち上げられた部位である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
底板と、
前記底板の縁部に立ち上げられた周壁部と、
前記底板に立設された仕切り部と、を備え、
前記仕切り部は、
左右方向に延在している第一仕切り板と、
前記第一仕切り板を前後方向に跨いで延在している第二仕切り板と、を有し、
前記第一仕切り板の下縁部および前記第二仕切り板の下縁部は、折れ線を介して前記底板に連設され、
前記第一仕切り板および前記第二仕切り板は、前記底板に形成された開口部内から立ち上げられた部位であることを特徴とするトレイ。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のトレイであって、
前記第二仕切り板の最大高さは、前記周壁部の上縁部と同じ高さに形成されていることを特徴とするトレイ。
【請求項3】
請求項1に記載のトレイであって、
前記第二仕切り板は、前記開口部内から左右一方に向けて立ち上げられた部位であり、
前記第二仕切り板には、
前記底板に連設された前後の脚部と、
前記両脚部に架け渡された梁部と、が形成され、
前記梁部の下縁部は、前記第一仕切り板の上縁部に形成された係合凹部に嵌め込まれていることを特徴とするトレイ。
【請求項4】
請求項3に記載のトレイであって、
前記第二仕切り板は、前記底板の上面の法線に対して、左右一方側に傾斜していることを特徴とするトレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トレイに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
イチゴなどの青果物を詰めた容器を収容するための段ボール製のトレイとしては、底板の中央部に二枚の仕切り板を交差させて立設し、両仕切り板によってトレイ内の容器が横方向にずれるのを防ぐように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3083157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記した従来のトレイのブランクシートには、二枚の仕切り板が切断誘導線を介して連設されている。そして、ブランクシートから仕切り板を切り離し、二枚の仕切り体を交差させた状態で底板上に載置している。この構成では、仕切り板の組み立て作業が煩雑であるとともに、底板上で仕切り板が動いてしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、前記した問題を解決し、底板上に仕切り部を容易に形成して、仕切り部を底板上に固定できるトレイを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明は、トレイであって、底板と、前記底板の縁部に立ち上げられた周壁部と、前記底板に立設された仕切り部と、を備えている。前記仕切り部は、左右方向に延在している第一仕切り板と、前記第一仕切り板を前後方向に跨いで延在している第二仕切り板と、を有している。前記第一仕切り板の下縁部および前記第二仕切り板の下縁部は、折れ線を介して前記底板に連設されている。前記第一仕切り板および前記第二仕切り板は、前記底板に形成された開口部内から立ち上げられた部位である。
【0007】
本発明のトレイでは、底板に対して第一仕切り板および第二仕切り板を折り曲げることで、二枚の仕切り板が交差した仕切り部を底板上に容易に立設できる。
本発明のトレイでは、二枚の仕切り板が底板に連続しているため、仕切り部を底板上に固定できる。
本発明のトレイでは、仕切り板は底板の開口部内から立ち上げられた部位であるため、ブランクシートを小さくすることができ、紙の使用量を削減できる。
【0008】
前記したトレイにおいて、前記第二仕切り板の最大高さを、前記周壁部の上縁部と同じ高さに形成することが好ましい。
この構成では、トレイの周壁部の上縁部に、他のトレイの底板を重ねて、二つのトレイを積み重ねたときに、上側のトレイの底板の下面に、下側のトレイの第二仕切り板が当接する。これにより、上側のトレイの底板が、下側のトレイの第二仕切り板に支持されるため、上側のトレイの底板の撓みを小さくできる。
【0009】
前記したトレイにおいて、前記第二仕切り板は、前記開口部内から左右一方に向けて立ち上げられた部位であり、前記第二仕切り板には、前記底板に連設された前後の板部と、前記両脚部に架け渡された梁部と、が形成されている。この場合には、前記梁部の下縁部を、前記第一仕切り板の上縁部に形成された係合凹部に嵌め込むことで、第一仕切り板および第二仕切り板を立設した状態に保つことが好ましい。
【0010】
さらに、第二仕切り板の梁部の下縁部を、第一仕切り板の上縁部に形成された係合凹部に嵌め込んだときに、前記第二仕切り板が、前記底板の上面の法線に対して、左右一方側に傾斜していることが好ましい。
この構成では、二つのトレイを同じ向きで積み重ねたときに、上側のトレイの底板の下面において、第二仕切り板が立ち上げられることで開口した領域の側方に、下側のトレイの第二仕切り板の上縁部が当接するため、下側のトレイの第二仕切り板によって、上側のトレイの底板を確実に支持できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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