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公開番号
2025087405
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202032
出願日
2023-11-29
発明の名称
通信制御装置、通信制御方法、及びプログラム
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H04W
72/0453 20230101AFI20250603BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】使用する周波数帯域の少なくとも一部が重複している複数の通信部における通信品質を確保しやすい通信制御装置、通信制御方法、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】通信制御装置100は、第1通信部1と、第2通信部2と、状況検出部31と、切替制御部32と、を備える。第1通信部1は、第1周波数帯域と第2周波数帯域とを含む複数の周波数帯域における第1使用チャネルを使用して通信する。第2通信部2は、第2周波数帯域の少なくとも一部が重複している第3周波数帯域における第2使用チャネルを使用して通信する。状況検出部31は、第1通信部1の通信状況を複数の第1通信チャネルの各々について検出し、かつ、第2通信部2の通信状況を複数の第2通信チャネルの各々について検出する。切替制御部32は、状況検出部31の検出結果に応じて、第1使用チャネルを切り替えるように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1周波数帯域と第2周波数帯域とを含む複数の周波数帯域における複数の第1通信チャネルのうちいずれかの第1通信チャネルである第1使用チャネルを使用して通信する第1通信部と、
前記第2周波数帯域の少なくとも一部が重複している第3周波数帯域における複数の第2通信チャネルのうちいずれかの第2通信チャネルである第2使用チャネルを使用して通信する第2通信部と、
前記第1通信部の通信状況である第1通信状況を前記複数の第1通信チャネルの各々について検出し、かつ、前記第2通信部の通信状況である第2通信状況を前記複数の第2通信チャネルの各々について検出する状況検出部と、
前記状況検出部の検出結果に応じて、前記第1使用チャネルを切り替えるように制御する切替制御部と、を備える、
通信制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記切替制御部は、前記複数の第2通信チャネルのうち特定の第2通信チャネルによる前記第2通信状況が不良であると前記状況検出部が検出した場合、前記第1使用チャネルを、前記複数の第1通信チャネルのうち前記第1周波数帯域における2以上の第1通信チャネルのいずれかに優先して切り替えるように制御する、
請求項1の通信制御装置。
【請求項3】
前記複数の第1通信チャネルは、前記複数の第2通信チャネルの少なくとも一部を含んでおり、
前記切替制御部は、前記複数の第2通信チャネルのうち特定の第2通信チャネルによる前記第2通信状況が不良であると前記状況検出部が検出した場合、前記第1使用チャネルを、前記複数の第1通信チャネルのうち前記特定の第2通信チャネルを除いた2以上の第1通信チャネルのいずれかに切り替えるように制御する、
請求項1の通信制御装置。
【請求項4】
前記切替制御部による前記第1使用チャネルの切替先として、前記複数の第1通信チャネルのうち、前記第1周波数帯域における2以上の第1通信チャネルと、前記第2周波数帯域における2以上の第1通信チャネルと、のうちどちらを優先すべきかを示す優先度情報を記憶する記憶部を更に備え、
前記切替制御部は、前記状況検出部の検出結果に応じて、前記優先度情報に基づき、前記第1使用チャネルを切り替えるように制御する、
請求項1の通信制御装置。
【請求項5】
前記第1周波数帯域は、5.0GHz帯であり、
前記第2周波数帯域及び前記第3周波数帯域の各々は、2.4GHz帯である、
請求項1の通信制御装置。
【請求項6】
第1周波数帯域と第2周波数帯域とを含む複数の周波数帯域における複数の第1通信チャネルのうちいずれかの第1通信チャネルである第1使用チャネルを使用して通信する第1通信部と、前記第2周波数帯域の少なくとも一部が重複している第3周波数帯域における複数の第2通信チャネルのうちいずれかの第2通信チャネルである第2使用チャネルを使用して通信する第2通信部と、を制御する通信制御方法であって、
前記第1通信部の通信状況である第1通信状況を前記複数の第1通信チャネルの各々について検出し、かつ、前記第2通信部の通信状況である第2通信状況を前記複数の第2通信チャネルの各々について検出する状況検出ステップと、
前記状況検出ステップでの検出結果に応じて、前記第1使用チャネルを切り替えるように制御する切替制御ステップと、を含む、
通信制御方法。
【請求項7】
コンピュータに、請求項6に記載の通信制御方法を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、通信制御装置、通信制御方法、及びプログラムに関する。より詳細には、本開示は、使用する周波数帯域の少なくとも一部が重複している複数の通信部を備える通信制御装置、通信制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、無線LANアクセスポイントと通信端末との間の無線通信を制御する無線LAN通信制御装置が開示されている。無線LAN通信制御装置は、通信状況検出部と、切換制御部と、を備える。通信状況検出部は、複数の無線LAN通信方式の通信チャネル毎に無線LANアクセスポイントの通信状況を検出する。切換制御部は、通信状況検出部で検出された通信状況に応じて無線LANアクセスポイントと通信端末との間での無線LAN通信方式及び通信チャネルを切り換える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-188122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、使用する周波数帯域の少なくとも一部が重複している複数の通信部を備える通信制御装置が存在する。このような通信制御装置では、上記の複数の通信部が行う通信において電波干渉が発生し、上記の複数の通信部における通信品質を確保することが難しい場合がある。
【0005】
本開示の目的とするところは、使用する周波数帯域の少なくとも一部が重複している複数の通信部における通信品質を確保しやすい通信制御装置、通信制御方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る通信制御装置は、第1通信部と、第2通信部と、状況検出部と、切替制御部と、を備える。前記第1通信部は、第1周波数帯域と第2周波数帯域とを含む複数の周波数帯域における複数の第1通信チャネルのうちいずれかの第1通信チャネルである第1使用チャネルを使用して通信する。前記第2通信部は、前記第2周波数帯域の少なくとも一部が重複している第3周波数帯域における複数の第2通信チャネルのうちいずれかの第2通信チャネルである第2使用チャネルを使用して通信する。前記状況検出部は、前記第1通信部の通信状況である第1通信状況を前記複数の第1通信チャネルの各々について検出し、かつ、前記第2通信部の通信状況である第2通信状況を前記複数の第2通信チャネルの各々について検出する。前記切替制御部は、前記状況検出部の検出結果に応じて、前記第1使用チャネルを切り替えるように制御する。
【0007】
本開示の一態様に係る通信制御方法は、第1通信部と、第2通信部と、を制御する通信制御方法である。前記第1通信部は、第1周波数帯域と第2周波数帯域とを含む複数の周波数帯域における複数の第1通信チャネルのうちいずれかの第1通信チャネルである第1使用チャネルを使用して通信する。前記第2通信部は、前記第2周波数帯域の少なくとも一部が重複している第3周波数帯域における複数の第2通信チャネルのうちいずれかの第2通信チャネルである第2使用チャネルを使用して通信する。前記通信制御方法は、状況検出ステップと、切替制御ステップと、を含む。前記状況検出ステップでは、前記第1通信部の通信状況である第1通信状況を前記複数の第1通信チャネルの各々について検出し、かつ、前記第2通信部の通信状況である第2通信状況を前記複数の第2通信チャネルの各々について検出する。前記切替制御ステップでは、前記状況検出ステップでの検出結果に応じて、前記第1使用チャネルを切り替えるように制御する。
【0008】
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに、上記の通信制御方法を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、使用する周波数帯域の少なくとも一部が重複している複数の通信部における通信品質を確保しやすいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る通信制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図2は、同上の通信制御装置が外部と接続されている様子を説明する説明図である。
図3は、同上の通信制御方法を示すフローチャートである。
図4は、同上の第1変形例に係る通信制御方法を示すフローチャートである。
図5は、同上の第2変形例に係る通信制御方法を示すフローチャートである。
図6は、同上のその他の変形例に係る通信端末の概略構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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