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公開番号2025087355
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201949
出願日2023-11-29
発明の名称ガラス繊維梱包体の製造方法及びガラス繊維梱包体の製造装置
出願人日本電気硝子株式会社
代理人弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類B65B 63/02 20060101AFI20250603BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ガラス繊維梱包体の製造方法において、複数のガラス繊維詰込み体を圧縮する際の作業効率を向上させたものとする。
【解決手段】ガラス繊維を詰め込んだ袋体からなる複数のガラス繊維詰込み体2aを圧縮装置50によって圧縮してなる、ガラス繊維梱包体の製造方法において、圧縮装置50の載置台52上に複数のガラス繊維詰込み体2aを載置する載置工程S1と、複数のガラス繊維詰込み体2aの上側に蓋体装置40の蓋部材42を配置する蓋体配置工程S2と、圧縮装置50の載置台52を上昇させることにより載置台52と蓋体装置40の蓋部材42との間で複数のガラス繊維詰込み体2aを圧縮する圧縮工程S3とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス繊維を詰め込んだ袋体からなる複数のガラス繊維詰込み体を、押圧手段によって圧縮してなる、ガラス繊維梱包体の製造方法であって、
前記押圧手段が有するステージ上に、前記複数のガラス繊維詰込み体を載置する載置工程と、
前記複数のガラス繊維詰込み体の上側に蓋体を配置する蓋体配置工程と、
前記ステージを上昇させることにより、前記ステージと前記蓋体との間で前記複数のガラス繊維詰込み体を圧縮する圧縮工程とを備える、
ことを特徴とするガラス繊維詰込み体の製造方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記圧縮工程において、
前記ステージは、
予め設定されている上昇位置まで上昇することにより、前記蓋体との間で前記複数のガラス繊維詰込み体を圧縮する、
ことを特徴とする、請求項1に記載のガラス繊維梱包体の製造方法。
【請求項3】
前記載置工程において、
前記複数のガラス繊維詰込み体は、
前記ステージ上にパレットを載置した後、当該パレット上に載置される、
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のガラス繊維梱包体の製造方法。
【請求項4】
前記蓋体配置工程において、
前記蓋体は、
前記複数のガラス繊維詰込み体の上側に位置する配置位置と、前記配置位置に対して水平方向に離間する退避位置との間で、水平移動可能に設けられる、
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のガラス繊維梱包体の製造方法。
【請求項5】
前記載置工程の終了後、且つ前記圧縮工程の開始前に、
前記ステージ上に載置された前記複数のガラス繊維詰込み体に対して、天板を載置する天板載置工程をさらに備える、
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のガラス繊維梱包体の製造方法。
【請求項6】
前記天板載置工程において、
前記天板は、
前記蓋体の下面にて保持された状態で、当該蓋体とともに前記複数のガラス繊維詰込み体の上側の所定位置に移動された後、前記複数のガラス繊維詰込み体に載置される、
ことを特徴とする、請求項5に記載のガラス繊維梱包体の製造方法。
【請求項7】
前記圧縮工程の終了後、
緊締部材によって前記複数のガラス繊維詰込み体を一体的に緊締する緊締工程をさらに備える、
ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のガラス繊維梱包体の製造方法。
【請求項8】
ガラス繊維を詰め込んだ袋体からなる複数のガラス繊維詰込み体を圧縮して、ガラス繊維詰込み体を製造する製造装置であって、
複数のガラス繊維梱包体の上側に配置可能な蓋体と、
前記蓋体ともに前記複数のガラス繊維詰込み体を圧縮する押圧手段とを備え、
前記押圧手段は、
前記複数のガラス繊維詰込み体を載置可能なステージと、
前記ステージを上昇及び下降可能とする駆動手段とを有し、
前記駆動手段によって前記ステージを上昇させることにより、前記ステージと前記蓋体との間で前記複数のガラス繊維詰込み体を圧縮する、
ことを特徴とするガラス繊維梱包体の製造装置。
【請求項9】
前記押圧手段は、
前記ステージの上下方向の位置を検知する検知センサを有する、
ことを特徴とする、請求項8に記載のガラス繊維梱包体の製造装置。
【請求項10】
前記複数のガラス繊維詰込み体の上側に位置する配置位置と、前記配置位置に対して水平方向に離間する退避位置との間において、
前記蓋体を水平移動可能とする駆動手段をさらに備える、
ことを特徴とする、請求項8または請求項9に記載のガラス繊維梱包体の製造装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス繊維梱包体の製造方法及びガラス繊維梱包体の製造装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ガラス繊維の圧縮梱包を実現するガラス繊維梱包体の製造方法及びガラス繊維梱包体の製造装置に関する技術は種々知られている(例えば、国際公開2022/249976号公報を参照)。前記ガラス繊維梱包体の製造方法では、パルプ紙からなる層と合成繊維クロスからなる層とを有する基材によって構成された袋体にガラス繊維を詰め込み、ガラス繊維詰込み体を得る詰込み工程と、複数のガラス繊維詰込み体をパレット上に載置する載置工程と、パレット上に載置された複数のガラス繊維詰込み体に対して、圧縮力を加える圧縮工程とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/249976号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記ガラス繊維梱包体の製造方法の圧縮工程では、圧縮機によってパレット上に載置された複数のガラス繊維詰込み体に対して圧縮力を加える動作が行われる。圧縮機械は、上下方向に昇降移動可能に設けられる圧縮板を備え、圧縮板を所定位置まで下降させることにより、パレット上に載置された複数のガラス繊維詰込み体に所定の圧縮力を加える。そして、前記ガラス繊維梱包体の製造方法では、圧縮工程を行う際に、圧縮機を移動させて複数のガラス繊維詰込み体の上方に圧縮板を配置する作業を要することから、作業効率に劣ることが問題となる場合があった。
【0005】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、複数のガラス繊維詰込み体を圧縮する際の作業効率を向上させたガラス繊維梱包体の製造方法及びガラス繊維梱包体の製造装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術におけるガラス繊維梱包体の製造方法は、ガラス繊維を詰め込んだ袋体からなる複数のガラス繊維詰込み体を、押圧手段によって圧縮してなる、ガラス繊維梱包体の製造方法であって、前記押圧手段が有するステージ上に、前記複数のガラス繊維詰込み体を載置する載置工程と、前記複数のガラス繊維詰込み体の上側に蓋体を配置する蓋体配置工程と、前記ステージを上昇させることにより、前記ステージと前記蓋体との間で前記複数のガラス繊維梱詰込みを圧縮する圧縮工程とを備えることを特徴とする。
【0007】
このような構成を有することにより、複数のガラス繊維詰込み体を圧縮する際の作業効率を向上させることができる。
【0008】
また、本技術におけるガラス繊維梱包体の製造方法は、前記圧縮工程において、前記ステージは、予め設定されている上昇位置まで上昇することにより、前記蓋体との間で前記複数のガラス繊維詰込み体を圧縮することを特徴とする。
【0009】
このような構成を有することにより、得られるガラス繊維梱包体を精度良く所定の大きさのものとすることができる。
【0010】
また、本技術におけるガラス繊維梱包体の製造方法は、前記載置工程において、前記複数のガラス繊維詰込み体は、前記ステージ上にパレットを載置した後、当該パレット上に載置されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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