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公開番号
2025086930
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201201
出願日
2023-11-29
発明の名称
時刻情報管理装置および時刻情報管理方法
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類
H04N
21/242 20110101AFI20250603BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ストリームにおける時刻パケットの異常を検出する。
【解決手段】時刻情報管理装置は、第1ストリームを含むターゲット信号を受信する第1受信部と、第2ストリームを含む放送波を受信する第2受信部と、前記第1ストリームから、時刻情報を含む時刻パケットである第1時刻パケットを取得する第1取得部と、前記第2ストリームから、第2時刻情報を含む第2時刻パケットを取得する第2取得部と、前記第1時刻パケットに含まれる前記時刻情報である第1時刻情報と、前記第2時刻パケットに含まれる前記第2時刻情報との比較結果に基づいて、前記第1時刻パケットの異常を検出する検出部とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ストリームを含むターゲット信号を受信する第1受信部と、
第2ストリームを含む放送波を受信する第2受信部と、
前記第1受信部により受信された前記ターゲット信号に含まれる前記第1ストリームから、時刻情報を含む時刻パケットである第1時刻パケットを取得する第1取得部と、
前記第2受信部により受信された前記放送波に含まれる前記第2ストリームから、第2時刻情報を含む第2時刻パケットを取得する第2取得部と、
前記第1取得部により取得された前記第1時刻パケットに含まれる前記時刻情報である第1時刻情報と、前記第2取得部により取得された前記第2時刻パケットに含まれる前記第2時刻情報との比較結果に基づいて、前記第1時刻パケットの異常を検出する検出部とを備える、時刻情報管理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記検出部は、前記ターゲット信号と前記放送波との形式の相違に基づく処理時間の差にさらに基づいて、前記第1時刻パケットの異常を検出する、請求項1に記載の時刻情報管理装置。
【請求項3】
前記時刻パケットは、シーケンス値を含み、
前記時刻情報管理装置は、さらに、
前記第2時刻情報に基づいて、時刻情報を含む時刻パケットである第3時刻パケットを生成する生成部と、
前記ターゲット信号に含まれる前記第1ストリームを送信するストリーム送信部と、
前記検出部により前記第1時刻パケットの異常が検出された場合、前記ストリーム送信部により送信される前記第1ストリームに含まれる前記時刻パケットを、前記第1時刻パケットから、前記第1時刻パケットに基づいて調整された前記シーケンス値を含む前記第3時刻パケットに切り替える切替部とを備える、請求項1または請求項2に記載の時刻情報管理装置。
【請求項4】
前記切替部は、前記第1時刻パケットの異常が解消された場合、前記ストリーム送信部により送信される前記第1ストリームに含まれる前記時刻パケットを、前記第3時刻パケットから前記第1時刻パケットに切り戻す、請求項3に記載の時刻情報管理装置。
【請求項5】
前記切替部は、
前記ターゲット信号に含まれる前記第1ストリームから前記第1時刻パケットを除去する除去部と、
前記第1時刻パケットおよび前記第3時刻パケットのいずれか一方を選択する選択部と、
前記除去部により前記第1時刻パケットを除去された前記第1ストリームに、前記選択部により選択された前記時刻パケットを多重する多重部とを含む、請求項3に記載の時刻情報管理装置。
【請求項6】
前記時刻情報管理装置は、さらに、
前記第2時刻情報に基づく時刻情報を、NTP(Network Time Protocol)サーバと時刻同期する外部装置であって、前記ターゲット信号の送信元である前記外部装置へ送信する時刻情報送信部を備える、請求項1または請求項2に記載の時刻情報管理装置。
【請求項7】
時刻情報管理装置における時刻情報管理方法であって、
第1ストリームを含むターゲット信号を受信するステップと、
第2ストリームを含む放送波を受信するステップと、
受信した前記ターゲット信号に含まれる前記第1ストリームから、時刻情報を含む時刻パケットである第1時刻パケットを取得するステップと、
受信した前記放送波に含まれる前記第2ストリームから、第2時刻情報を含む第2時刻パケットを取得するステップと、
取得した前記第1時刻パケットに含まれる前記時刻情報である第1時刻情報と、取得した前記第2時刻パケットに含まれる前記第2時刻情報との比較結果に基づいて、前記第1時刻パケットの異常を検出するステップとを含む、時刻情報管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、時刻情報管理装置および時刻情報管理方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンテンツを含む放送信号を送信するシステムが提案されている。たとえば、特許文献1(特開2008-211587号公報)には、このようなシステムに用いられる装置として、以下のようなIP/RF変換装置が開示されている。すなわち、IP/RF変換装置は、放送TSパケットを搬送するIPパケットを受信するIPパケット受信装置(32-1~32-n)と、当該IPパケット受信装置で受信されたIPパケットから当該放送TSパケットを抽出し、送信側での時間順に整列して出力する放送TSパケット処理装置(34-1~34-n)と、当該放送TSパケット処理装置から供給される当該放送TSパケットから、OFDM変調に必要な同期クロックを抽出し、当該同期クロックと当該放送TSパケットとを同期出力するクロック抽出装置(36-1~36-n)と、当該クロック抽出装置からの当該放送TSパケットを、当該クロック抽出装置からの当該同期クロックに同期してOFDM変調するOFDM変調装置(38-1~38-n)とを具備する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-211587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンテンツを含むストリームには、当該ストリームの受信機における内部時刻を補正するための時刻パケットが含まれる。時刻パケットに異常が生じた場合、受信機における視聴予約等の動作に支障が生じる場合がある。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、ストリームにおける時刻パケットの異常を検出することが可能な時刻情報管理装置および時刻情報管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の時刻情報管理装置は、第1ストリームを含むターゲット信号を受信する第1受信部と、第2ストリームを含む放送波を受信する第2受信部と、前記第1受信部により受信された前記ターゲット信号に含まれる前記第1ストリームから、時刻情報を含む時刻パケットである第1時刻パケットを取得する第1取得部と、前記第2受信部により受信された前記放送波に含まれる前記第2ストリームから、第2時刻情報を含む第2時刻パケットを取得する第2取得部と、前記第1取得部により取得された前記第1時刻パケットに含まれる前記時刻情報である第1時刻情報と、前記第2取得部により取得された前記第2時刻パケットに含まれる前記第2時刻情報との比較結果に基づいて、前記第1時刻パケットの異常を検出する検出部とを備える。
【0007】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える時刻情報管理装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、時刻情報管理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、時刻情報管理装置を含むシステムとして実現され得る。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ストリームにおける時刻パケットの異常を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る放送システムの構成を示す図である。
図2は、本開示の第1の実施の形態に係るエンコード装置の構成を示す図である。
図3は、本開示の第1の実施の形態に係る変調装置の構成を示す図である。
図4は、本開示の第1の実施の形態に係る変調装置における時刻情報処理部の構成を示す図である。
図5は、本開示の第1の実施の形態に係る時刻情報処理部における比較処理を示すタイムチャートである。
図6は、本開示の第1の実施の形態に係る時刻情報処理部が放送波からTOTを取得する際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図7は、本開示の第1の実施の形態に係る時刻情報処理部がASI信号からTOTを取得して比較処理を行う際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図8は、本開示の第2の実施の形態に係る放送システムの構成を示す図である。
図9は、本開示の第2の実施の形態に係る変調装置の構成を示す図である。
図10は、本開示の第2の実施の形態に係る変調装置における時刻情報処理部の構成を示す図である。
図11は、本開示の第3の実施の形態に係る放送システムの構成を示す図である。
図12は、本開示の第3の実施の形態に係る変調装置における時刻情報処理部の構成を示す図である。
図13は、本開示の第3の実施の形態に係る時刻情報処理部がストリームに含まれるTSパケットを切り替える処理を行う際の動作手順の一例を定めたフローチャートである。
図14は、本開示の第4の実施の形態に係る放送システムの構成を示す図である。
図15は、本開示の第4の実施の形態に係る変調装置における時刻情報処理部の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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