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公開番号
2025088391
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203070
出願日
2023-11-30
発明の名称
コネクタ構造およびコネクタ
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/6477 20110101AFI20250604BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】導通を確保しつつ通信性能の低下を抑制することができるコネクタ構造を提供する。
【解決手段】コネクタ構造は、第1保持体および第1導体を有する第1コネクタと、第2保持体および第2導体を有する第2コネクタと、を備えている。第1導体は、第1保持体の第1先端面から露出する第1接続面を含む第1先端部を有している。第2導体は、第2保持体の第2先端面から露出し且つ第1接続面に対向する第2接続面を含んでいる。第1先端面に交差する方向から見た場合における第1接続面の幅は、第2先端面に交差する方向から見た場合における第2接続面の幅よりも大きく形成されている。第1保持体のうち第1先端部を包囲する第1領域の誘電率は、第2保持体のうち第2導体を包囲する第2領域の誘電率よりも小さい。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1先端面を含む第1保持体、および前記第1保持体によって保持された第1導体を有する第1コネクタと、
前記第1先端面に対向する第2先端面を含む第2保持体、および前記第2保持体によって保持された第2導体を有する第2コネクタと、を備え、
前記第1導体は、前記第1先端面から露出する第1接続面を含む第1先端部と、前記第1先端部に対して前記第2コネクタとは反対側に位置する第1本体部と、を有し、
前記第2導体は、前記第2先端面から露出し且つ第1接続面に対向する第2接続面を含み、
前記第1先端面に交差する方向から見た場合における前記第1接続面の幅は、前記第2先端面に交差する方向から見た場合における前記第2接続面の幅よりも大きく形成され、
前記第1保持体のうち前記第1先端部を包囲する第1領域の誘電率は、前記第2保持体のうち前記第2導体を包囲する第2領域の誘電率よりも小さい、コネクタ構造。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第1先端面に交差する方向から見た場合における前記第1接続面の幅は、前記第1先端面に交差する方向から見た場合における前記第1本体部の幅よりも大きく形成され、
前記第1領域の誘電率は、前記第1保持体のうち前記第1本体部を包囲する第3領域の誘電率よりも小さい、請求項1に記載のコネクタ構造。
【請求項3】
前記第1領域は、空気を含み、
前記第2領域および前記第3領域のそれぞれは、樹脂を含んでいる、請求項2に記載のコネクタ構造。
【請求項4】
前記第1先端部は、前記第1本体部と一体的に形成されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ構造。
【請求項5】
前記第1先端部は、前記第1本体部と別体的に形成されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ構造。
【請求項6】
前記第1保持体は、前記第1先端面に開口する複数の第1挿入孔を含み、
前記第1導体は、フレキシブルフラットケールの複数の電線のそれぞれであり、
前記複数の電線のそれぞれは、前記複数の第1挿入孔のそれぞれに挿入されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ構造。
【請求項7】
前記第2保持体は、前記第2先端面に開口する複数の第2挿入孔を含み、
前記第2導体は、複数の導体のそれぞれであり、
前記複数の導体のそれぞれは、前記複数の第2挿入孔のそれぞれに挿入されている、請求項6に記載のコネクタ構造。
【請求項8】
先端面、および前記先端面とは反対側の後端面を含む保持体と、
前記保持体によって保持された導体と、を備え、
前記導体は、前記先端面から露出する接続面を含む先端部と、前記先端部に対して前記後端面側に位置する本体部と、を有し、
前記先端面に交差する方向から見た場合における前記接続面の幅は、前記先端面に交差する方向から見た場合における前記本体部の幅よりも大きく形成され、
前記保持体のうち前記先端部を包囲する領域の誘電率は、前記保持体のうち前記本体部を包囲する領域の誘電率よりも小さい、コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ構造およびコネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
第1保持体、および当該第1保持体によって保持された第1導体を有する第1コネクタと、第2保持体、および当該第2保持体によって保持された第2導体を有する第2コネクタと、を備えるコネクタ構造が知られている(例えば特許文献1を参照)。このコネクタ構造では、第1保持体と第2保持体とが互いに接続されると、第1導体と第2導体とが互いに電気的に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-126823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したコネクタ構造では、第1保持体または第2保持体の寸法のばらつきに起因して第1導体の位置と第2導体の位置とがずれてしまう場合があり、その場合には、第1導体と第2導体との接触面積が小さくなる結果、第1導体と第2導体との導通の確保が難しくなるおそれがある。第1導体または第2導体の幅を大きくすると、第1導体の位置と第2導体の位置とがずれたとしても、第1導体と第2導体との接触面積を確保することができ、第1導体と第2導体との導通を確保することができる。しかし、第1導体または第2導体の幅を大きくした場合には、第1導体および第2導体の周囲のインピーダンスの乱れが生じやすい結果、通信性能が低下してしまうおそれがある。
【0005】
本開示は、導通を確保しつつ通信性能の低下を抑制することができるコネクタ構造およびコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタ構造は、第1先端面を含む第1保持体、および第1保持体によって保持された第1導体を有する第1コネクタと、第1先端面に対向する第2先端面を含む第2保持体、および第2保持体によって保持された第2導体を有する第2コネクタと、を備え、第1導体は、第1先端面から露出する第1接続面を含む第1先端部と、第1先端部に対して第2コネクタとは反対側に位置する第1本体部と、を有し、第2導体は、第2先端面から露出し且つ第1接続面に対向する第2接続面を含み、第1先端面に交差する方向から見た場合における第1接続面の幅は、第2先端面に交差する方向から見た場合における第2接続面の幅よりも大きく形成され、第1保持体のうち第1先端部を包囲する第1領域の誘電率は、第2保持体のうち第2導体を包囲する第2領域の誘電率よりも小さい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、導通を確保しつつ通信性能の低下を抑制することができるコネクタ構造およびコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係るコネクタ構造の断面図である。
図2は、図1に示される第1コネクタの正面図である。
図3は、図1に示される第2コネクタの正面図である。
図4は、図1の部分拡大図である。
図5は、第1変形例に係るコネクタ構造の断面図である。
図6は、第2変形例に係るコネクタ構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタ構造は、[1]「第1先端面を含む第1保持体、および前記第1保持体によって保持された第1導体を有する第1コネクタと、前記第1先端面に対向する第2先端面を含む第2保持体、および前記第2保持体によって保持された第2導体を有する第2コネクタと、を備え、前記第1導体は、前記第1先端面から露出する第1接続面を含む第1先端部と、前記第1先端部に対して前記第2コネクタとは反対側に位置する第1本体部と、を有し、前記第2導体は、前記第2先端面から露出し且つ第1接続面に対向する第2接続面を含み、前記第1先端面に交差する方向から見た場合における前記第1接続面の幅は、前記第2先端面に交差する方向から見た場合における前記第2接続面の幅よりも大きく形成され、前記第1保持体のうち前記第1先端部を包囲する第1領域の誘電率は、前記第2保持体のうち前記第2導体を包囲する第2領域の誘電率よりも小さい、コネクタ構造。」である。
(【0011】以降は省略されています)
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