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公開番号
2025086850
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2024068285
出願日
2024-04-19
発明の名称
コネクタ
出願人
株式会社パイオラックス
代理人
個人
主分類
F16L
21/03 20060101AFI20250602BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】コネクタの部品点数および組み付け工程を低減する技術を提供する。
【解決手段】コネクタ10は、コネクタ本体12と、コネクタ本体12の内側に配置されるシールリングと、を備える。コネクタ本体12は、接続管を挿入される挿入口と、内面に周方向に亘って形成される溝部と、を有する。シールリングは、溝部に収まり、溝部は、軸方向に交差する第1壁部と、第1壁部に対向して第1壁部よりも挿入口から離れて位置する第2壁部と、第1壁部および第2壁部に連なる溝底部と、を有する。溝部は、コネクタ本体が一体で成形されることによって第1壁部から溝底部に亘って切れ目なく連続して形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
管状に形成され、接続管を挿入されるコネクタであって、
コネクタ本体と、
前記コネクタ本体の内側に配置されるシールリングと、を備え、
前記コネクタ本体は、
前記接続管を挿入される挿入口と、
内面に周方向に亘って形成される溝部と、を有し、
前記シールリングは、前記溝部に収まり、
前記溝部は、
軸方向に交差する第1壁部と、
前記第1壁部に対向して前記第1壁部よりも前記挿入口から離れて位置する第2壁部と、
前記第1壁部および前記第2壁部に連なる溝底部と、を有し、
前記溝部は、前記コネクタ本体が一体で成形されることによって前記第1壁部から前記溝底部に亘って切れ目なく連続して形成されることを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記コネクタ本体は、
前記溝部よりも前記挿入口側に位置し、前記溝部に向かって縮径するように傾斜するテーパ部と、
前記テーパ部から連なって径方向内向きに突出して前記第1壁部の頂部に連なり、周方向に亘って形成される微小突部と、を有し、
前記微小突部は、前記テーパ部上の傾斜面を延ばした仮想平面から突出することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記微小突部は、軸方向に直交して前記挿入口側に面した平面を有することを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記平面の径方向幅は、前記シールリングの線径の1/4以下であることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記コネクタ本体は、前記溝部より前記挿入口側に位置して、前記溝部に向かって縮径する方向に傾斜して前記第1壁部の頂部に連なるテーパ部を有し、
前記テーパ部の前記挿入口側の端部の直径は、前記溝底部の直径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記テーパ部は、周方向に離間して複数形成され、
複数の前記テーパ部の間には前記コネクタ本体の内面を切り欠くように形成された凹部がそれぞれ形成され、
前記テーパ部の周方向幅は、前記凹部の周方向幅より小さく、前記凹部の周方向幅の半分より大きいことを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記テーパ部の周方向幅は、前記接続管の挿入方向奥側に向かって狭くなることを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記テーパ部の軸方向長さは、前記溝底部の軸方向長さよりも小さいことを特徴とする請求項5に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内側にシールリングを備えるコネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プラグを挿入可能なソケットと、ソケット内周に設けられ、プラグ外周との間を気密的にシールするシールリングと、このシールリングの軸方向の移動を規制するための押さえリングとを備える配管用コネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-125036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術では、シールリングの軸方向の移動を規制するために押さえリングを設けているため、組み付け工程において、シールリングをソケットに挿入した後に押さえリングを組み付けるステップが含まれる。この押さえリングによってコネクタの部品点数が増し、組み付け工程が増す。
【0005】
本発明の目的は、コネクタの部品点数および組み付け工程を低減する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、管状に形成され、接続管を挿入されるコネクタであって、コネクタ本体と、コネクタ本体の内側に配置されるシールリングと、を備える。コネクタ本体は、接続管を挿入される挿入口と、内面に周方向に亘って形成される溝部と、を有する。シールリングは、溝部に収まり、溝部は、軸方向に交差する第1壁部と、第1壁部に対向して第1壁部よりも挿入口から離れて位置する第2壁部と、第1壁部および第2壁部に連なる溝底部と、を有する。溝部は、コネクタ本体が一体で成形されることによって第1壁部から溝底部に亘って切れ目なく連続して形成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、コネクタの部品点数および組み付け工程を低減する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例のコネクタの斜視図である。
実施例のコネクタの正面図であり、接続管を挿入する側から見た図である。
図2に示すコネクタの線分A-A断面図である。
シールリングの組み付け工程について説明するための図である。
接続管をコネクタに取り付けた状態を示す図である。
変形例のコネクタの斜視図である。
図6に示すコネクタの線分C-C断面図である。
コネクタの拡大断面図である。
シールリングがコネクタ本体へ組み付ける過程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施例のコネクタ10の斜視図である。また、図2は、実施例のコネクタ10の正面図であり、接続管を挿入する側から見た図である。コネクタ10は、例えば車両の冷却配管に取り付けられ、冷却配管およびラジエータをつなぐ接続管に接続する。接続管については後述する。
【0010】
コネクタ10は、コネクタ本体12、バネ14、シールリング16およびシールリング18を備える。バネ14は、接続管を接続するためのリテーナとして機能する。バネ14は、ワイヤを屈曲して略U字状に形成され、コネクタ本体12の外側から取り付けられる。図2に示すようにバネ14は、コネクタ本体12の内側に出る一対の引っ掛け部14aを有する。一対の引っ掛け部14aは、平行に延在し、接続管に引っ掛かり、接続管がコネクタ10から外れることを規制する。
(【0011】以降は省略されています)
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