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公開番号2025086633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200739
出願日2023-11-28
発明の名称移動体
出願人株式会社Liberaware
代理人One ip弁理士法人
主分類B64U 10/13 20230101AFI20250602BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】移動制御が容易で、且つ、利便性の高い移動体を提供する。
【解決手段】本開示の移動体は、揚力発生部を備える機体と、機体から吊り下げられる吊下げ部と、吊下げ部を外部表面に接触させた状態で前記機体が前記吊下げ部とともに移動するよう前記揚力発生部を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
揚力発生部を備える機体と、
前記機体から吊り下げられる吊下げ部と、
前記吊下げ部を外部表面に接触させた状態で前記機体が前記吊下げ部とともに移動するよう前記揚力発生部を制御する制御部と、を備える移動体。
続きを表示（約 370 文字）【請求項２】
前記吊下げ部の下端部に、前記外部表面に摺動させるための摺動部が設けられている、請求項１に記載の移動体。
【請求項３】
前記吊下げ部の下端部に、前記外部表面を移動させるための車輪が設けられている、請求項１に記載の移動体。
【請求項４】
前記吊下げ部は、前記機体の移動に応じて弾性変形可能に構成されている、請求項１又は２に記載の移動体。
【請求項５】
前記吊下げ部は、前記機体の移動に応じて折れ曲がり可能な関節部を備える、請求項１又は２に記載の移動体。
【請求項６】
前記関節部は、前記吊下げ部と前記機体の連結部分に設けられている、請求項５に記載の移動体。
【請求項７】
前記吊下げ部の下部には、錘が設けられている、請求項１又は２に記載の移動体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、移動体に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、設備点検などの様々な分野において、ドローン等の移動体が活用されているが、移動を制御することが難しいという問題がある。例えば特許文献１には、飛行体をガイドするケーブルを設け、ケーブルに沿って飛行体を移動させることで、移動制御を容易化することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０１５３５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の技術では、飛行体の移動範囲がケーブルに制限されるため、利便性に改善の余地がある。
【０００５】
そこで、本開示は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、移動制御が容易で、且つ、利便性の高い移動体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示によれば、揚力発生部を備える機体と、
前記機体から吊り下げられる吊下げ部と、
前記吊下げ部を外部表面に接触させた状態で前記機体が前記吊下げ部とともに移動するよう前記揚力発生部を制御する制御部と、を備える移動体が提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、移動制御が容易で、且つ、利便性の高い移動体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態に係る移動体を模式的に示す正面図である。
同実施形態に係る移動体の移動時の正面図である。
同実施形態に係る移動体の変形例の正面図である。
図３の移動体の移動時の正面図である。
同実施形態に係る飛行体の変形例を示す正面図である。
同実施形態に係る飛行体の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【００１０】
＜概要＞
図１は、本開示の一実施形態に係る移動体の正面図である。本例の移動体としての無人飛行体１（以下、単に「飛行体」とも称する）は、複数の回転翼により揚力や推力を得る回転翼機である。なお、本例の飛行体１は無人飛行体であるが、人が搭乗する有人飛行体に応用してもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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