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公開番号
2025086601
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200690
出願日
2023-11-28
発明の名称
防災シェルター
出願人
株式会社イトーキ
代理人
弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類
E04H
9/14 20060101AFI20250602BHJP(建築物)
要約
【課題】水面に浮上可能とするとともに、複数個の支持部における被係合部のそれぞれにシェルター本体部の係合部を係合させる構成により、地震が発生した際の安定性を確保することができる、防災シェルターを提供する。
【解決手段】防災シェルター1は、使用者が内部空間を使用可能とされるシェルター本体部2とシェルター本体部2が載置される複数個の支持部3とを備え、シェルター本体部2は、支持部3に載置される姿勢と同じ姿勢で水面に浮上可能に構成され、複数個の支持部3が地面に固定され、それぞれの支持部3には被係合部35bが形成され、シェルター本体部2には、支持部3に対応する箇所に複数個の係合部27が形成され、係合部27と被係合部35bとが互いに係合することにより、シェルター本体部2が地面に固定され、係合部27と被係合部35bとの係合が解除されることにより、シェルター本体部2が地面から離間可能とされる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一名又は複数名の使用者が内部空間を使用可能とされるシェルター本体部と、前記シェルター本体部が載置される複数個の支持部と、を備え、
前記シェルター本体部は、前記支持部に載置される姿勢と同じ姿勢で水面に浮上可能に構成され、
複数個の前記支持部が地面に固定され、
それぞれの前記支持部には被係合部が形成され、
前記シェルター本体部には、前記支持部に対応する箇所に複数個の係合部が形成され、
前記係合部と前記被係合部とが互いに係合することにより、前記シェルター本体部が地面に固定され、
前記係合部と前記被係合部との係合が解除されることにより、前記シェルター本体部が地面から離間可能とされる、防災シェルター。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記シェルター本体部が前記支持部に載置された際に、前記シェルター本体部の底面と地面との間に間隙が形成される、請求項1に記載の防災シェルター。
【請求項3】
前記シェルター本体部が平面視で正多角形状に形成され、
前記支持部が前記シェルター本体部の各辺又は各頂点に対応して設けられる、請求項1に記載の防災シェルター。
【請求項4】
前記係合部と前記被係合部との何れか一方には、水による浮力を得ることのできる浮体が設けられ、
前記浮体が所定の深さ以上の水に浮くことにより、前記係合部と前記被係合部との係合が解除される、請求項1に記載の防災シェルター。
【請求項5】
前記シェルター本体部の出入口には、下端部を中心に回動可能に扉が設けられ、
前記扉を開放した際には、前記扉が前記出入口への梯子として機能する、請求項1に記載の防災シェルター。
【請求項6】
前記シェルター本体部は、放射線の遮蔽機能を有する素材で構成される、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の防災シェルター。
【請求項7】
一名又は複数名の使用者が内部空間を使用可能とされるシェルター本体部と、前記シェルター本体部が載置される一個又は複数個の支持部と、を備え、
前記シェルター本体部は、放射線の遮蔽機能を有する素材で構成されるとともに、前記支持部に載置される姿勢と同じ姿勢で水面に浮上可能に構成され、
複数個の前記支持部が地面に固定され、
前記シェルター本体部が前記支持部に対して着脱可能とされる、防災シェルター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、地震や津波等の災害時に一定期間避難可能とする防災シェルターに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、津波が発生した際に、水面に浮上可能に構成されたシェルターが開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-218574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術においては、地震が発生した際にシェルターの支持構造が揺れに耐えられずに損傷する可能性があった。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1観点に係る防災シェルターは、一名又は複数名の使用者が内部空間を使用可能とされるシェルター本体部と、前記シェルター本体部が載置される複数個の支持部と、を備え、前記シェルター本体部は、前記支持部に載置される姿勢と同じ姿勢で水面に浮上可能に構成され、複数個の前記支持部が地面に固定され、それぞれの前記支持部には被係合部が形成され、前記シェルター本体部には、前記支持部に対応する箇所に複数個の係合部が形成され、前記係合部と前記被係合部とが互いに係合することにより、前記シェルター本体部が地面に固定され、前記係合部と前記被係合部との係合が解除されることにより、前記シェルター本体部が地面から離間可能とされる。
【0006】
上記第1観点に係る防災シェルターによれば、シェルター本体部を水面に浮上可能とするとともに、複数個の支持部にシェルター本体部を載置した状態で被係合部のそれぞれにシェルター本体部の係合部を係合させる構成により、地震が発生した際の安定性を確保することができる。
【0007】
また、本発明の第2観点に係る防災シェルターは、上記第1観点に係る防災シェルターであって、前記シェルター本体部が前記支持部に載置された際に、前記シェルター本体部の底面と地面との間に間隙が形成される。
【0008】
上記第2観点に係る防災シェルターによれば、シェルター本体部と地面とを離間させることにより、雨水が地面に溜まることによるシェルター本体部への影響を抑制できる。
【0009】
また、本発明の第3観点に係る防災シェルターは、上記第1観点に係る防災シェルターであって、前記シェルター本体部が平面視で正多角形状に形成され、前記支持部が前記シェルター本体部の各辺又は各頂点に対応して設けられる。
【0010】
上記第3観点に係る防災シェルターによれば、シェルター本体部に対して、暴風、爆風又は津波による力が何れの方向から加わっても、安定してシェルター本体部を支持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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