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公開番号2025085397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199249
出願日2023-11-24
発明の名称剥離シート
出願人リンテック株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類C09J 7/40 20180101AFI20250529BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】剥離性を向上させることができる剥離シートを提供する。
【解決手段】剥離シートRLは、仮着された接着シートまたは粘着シートから剥離されるシートであって、剥離層RAを備え、剥離層RAがオーセチック構造を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
仮着された接着シートまたは粘着シートから剥離される剥離シートであって、
剥離層を備え、
前記剥離層がオーセチック構造を有することを特徴とする剥離シート。
続きを表示（約 210 文字）【請求項２】
前記剥離層を支持する基材を備えていることを特徴とする請求項１に記載の剥離シート。
【請求項３】
前記剥離層に形成された凹凸によって前記オーセチック構造が構成されていることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の剥離シート。
【請求項４】
前記剥離層に形成された切抜きによって前記オーセチック構造が構成されていることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の剥離シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、剥離シートに関する。
続きを表示（約 880 文字）【背景技術】
【０００２】
仮着された接着シートまたは粘着シートから剥離される剥離シートが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１４５８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載された機能性フィルム（剥離シート）は、その表面に凹凸が設けられているが、接着シートまたは粘着シートに対する剥離性が十分でないという不都合がある。
【０００５】
本発明の目的は、剥離性を向上させることができる剥離シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様に係る剥離シートは、仮着された接着シートまたは粘着シートから剥離される剥離シートであって、剥離層を備え、前記剥離層がオーセチック構造を有する。
【０００７】
本発明の一態様に係る剥離シートにおいて、前記剥離層を支持する基材を備えていてもよい。
【０００８】
本発明の一態様に係る剥離シートにおいて、前記剥離層に形成された凹凸によって前記オーセチック構造が構成されていてもよい。
【０００９】
本発明の一態様に係る剥離シートにおいて、前記剥離層に形成された切抜きによって前記オーセチック構造が構成されていてもよい。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、剥離シートの剥離層がオーセチック構造を有するため、剥離シートを一方向に引っ張って張力を付与するだけで、その直交方向にも剥離シートが引っ張られて張力が付与される。したがって、剥離シートに対する一方向の延伸のみで、接着シートまたは粘着シートと剥離層との界面に、互いに直交する二方向のせん断応力を付与することができるので、剥離シートの剥離性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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