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公開番号
2025085191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198899
出願日
2023-11-24
発明の名称
スピーカシステム
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60Q
5/00 20060101AFI20250529BHJP(車両一般)
要約
【課題】音の出力範囲を切り替えることができるスピーカシステムを提供すること。
【解決手段】車両接近通報装置100は、出力対象となる音を生成する走行音生成部110と、走行音生成部110の生成音が選択的に入力可能な複数のスピーカ122を含むスピーカアレイ120と、生成音を入力する一あるいは複数のスピーカ122を切り替えるSP駆動部130と、スピーカアレイ120から出力される音の指向特性の広狭に合わせてSP駆動部130に切替指示を行う切替制御部140とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
出力対象となる音を生成する出力音生成手段と、
前記出力音生成手段の生成音が選択的に入力可能な複数のスピーカを含むスピーカアレイと、
前記生成音を入力する一あるいは複数の前記スピーカを切り替えるスピーカ切替手段と、
前記スピーカアレイから出力される音の指向特性の広狭に合わせて前記スピーカ切替手段に切替指示を行う切替指示手段と、
を備えることを特徴とするスピーカシステム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記スピーカ切替手段は、面積が広く多くの数の前記スピーカが含まれる第1の領域と面積が小さく少ない数の前記スピーカが含まれる第2の領域のいずれかを選択的に切り替えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカシステム。
【請求項3】
周辺の状況を判定する周辺状況判定手段をさらに備え、
前記切替指示手段は、前記周辺状況判定手段によって判定された周辺の状況に基づいて切替指示を行うことを特徴とする請求項2に記載のスピーカシステム。
【請求項4】
車両に搭載され、周囲の人に対して前記車両の接近を知らせる音を出力するスピーカシステムであって、
前記周辺状況判定手段は、前記車両の走行速度を取得する速度取得手段であり、
前記切替指示手段は、前記速度取得手段によって取得した走行速度が速いときに、前記スピーカアレイから出力される音の指向特性が狭くなるように前記第1の領域を選択し、前記速度取得手段によって取得した走行速度が遅いときに、前記スピーカアレイから出力される音の指向特性が広くなるように前記第2の領域を選択する切替指示を行うことを特徴とする請求項3に記載のスピーカシステム。
【請求項5】
車両に搭載され、周囲の人に対して前記車両の接近を知らせる音を出力するスピーカシステムであって、
前記周辺状況判定手段は、前記車両の走行位置が市街地か郊外かを判定する走行環境判定手段であり、
前記切替指示手段は、前記走行環境判定手段によって前記車両の走行位置が郊外であると判定されたときに、前記スピーカアレイから出力される音の指向特性が狭くなるように前記第1の領域を選択し、前記走行環境判定手段によって前記車両の走行位置が市街地であると判定されたときに、前記スピーカアレイから出力される音の指向特性が広くなるように前記第2の領域を選択する切替指示を行うことを特徴とする請求項3に記載のスピーカシステム。
【請求項6】
前記切替指示手段は、前記第1の領域と前記第2の領域を交互に選択する切替指示を行うことを特徴とする請求項2に記載のスピーカシステム。
【請求項7】
前記周辺状況判定手段は、周辺を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像によって得られた画像に基づいて周辺の状況を解析する画像解析手段とを有し、
前記切替指示手段は、前記画像解析手段によって解析された周辺の状況に基づいて前記第1の領域と前記第2の領域のいずれかを選択する切替指示を行うことを特徴とする請求項3に記載のスピーカシステム。
【請求項8】
前記周辺状況判定手段は、周辺の混雑状態を判定する混雑状態判定手段であり、
前記切替指示手段は、前記混雑状態判定手段によって判定された周辺の混雑状態に基づいて前記第1の領域と前記第2の領域のいずれかを選択する切替指示を行うことを特徴とする請求項3に記載のスピーカシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のスピーカを組み合わせたスピーカシステムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複数の超音波スピーカを組み合わせたスピーカアレイを用い、それぞれの超音波スピーカから出力する音波の位相を調整することにより報知音の指向性を変化させるようにした車両存在報知装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-31695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に開示された車両存在報知装置は、スピーカアレイを構成する各スピーカから出力する音波の位相を調整することにより、スピーカアレイ全体の指向性を変化させることができるが、報知音の出力範囲を変更することはできない。例えば、走行中の車両の状況に応じて遠距離に向けて音を出力する場合と車両周辺の広範囲に向けて音を出力する場合を切り替えるようなことはできない。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、音の出力範囲を切り替えることができるスピーカシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明のスピーカシステムは、出力対象となる音を生成する出力音生成手段と、出力音生成手段の生成音が選択的に入力可能な複数のスピーカを含むスピーカアレイと、生成音を入力する一あるいは複数のスピーカを切り替えるスピーカ切替手段と、スピーカアレイから出力される音の指向特性の広狭に合わせてスピーカ切替手段に切替指示を行う切替指示手段とを備えている。具体的には、上述したスピーカ切替手段は、面積が広く多くの数のスピーカが含まれる第1の領域と面積が小さく少ない数のスピーカが含まれる第2の領域のいずれかを選択的に切り替えている。
【0007】
スピーカアレイを構成する複数のスピーカの中から狭い領域に含まれるスピーカを使用することにより、スピーカアレイとしての指向特性が広くなり、広い領域に含まれるスピーカを使用することにより、スピーカアレイとしての指向特性が狭くなるため、スピーカが配置された領域を切り替えることにより、スピーカアレイの放射音の出力範囲を切り替えることが可能となる。
【0008】
また、周辺の状況を判定する周辺状況判定手段をさらに備え、切替指示手段は、周辺状況判定手段によって判定された周辺の状況に基づいて切替指示を行うことが望ましい。これにより、周辺の状況に合わせて自動的に指向特性の広狭を切り替えることが可能となる。
【0009】
また、車両に搭載され、周囲の人に対して車両の接近を知らせる音を出力するスピーカシステムであって、周辺状況判定手段は、車両の走行速度を取得する速度取得手段であり、切替指示手段は、速度取得手段によって取得した走行速度が速いときに、スピーカアレイから出力される音の指向特性が狭くなるように第1の領域を選択し、速度取得手段によって取得した走行速度が遅いときに、スピーカアレイから出力される音の指向特性が広くなるように第2の領域を選択する切替指示を行うことが望ましい。これにより、低速走行時には車両周辺の歩行者等に広く接近を知らせる音を聞かせることができ、中速以上での走行時には少し離れた場所の歩行者等に車両が接近中であることを知らせる音を聞かせることができる。
【0010】
また、車両に搭載され、周囲の人に対して車両の接近を知らせる音を出力するスピーカシステムであって、周辺状況判定手段は、車両の走行位置が市街地か郊外かを判定する走行環境判定手段であり、切替指示手段は、走行環境判定手段によって車両の走行位置が郊外であると判定されたときに、スピーカアレイから出力される音の指向特性が狭くなるように第1の領域を選択し、走行環境判定手段によって車両の走行位置が市街地であると判定されたときに、スピーカアレイから出力される音の指向特性が広くなるように第2の領域を選択する切替指示を行うことが望ましい。これにより、車両周辺に多くの歩行者等がいる可能性が高い市街地では車両周辺の歩行者等に広く接近を知らせる音を聞かせることができ、比較的人が少ない郊外では少し離れた場所の歩行者等に車両が接近中であることを知らせる音を聞かせることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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