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公開番号
2025084937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2025033034,2023523144
出願日
2025-03-03,2021-10-12
発明の名称
ペットフード組成物
出願人
ヒルズ・ペット・ニュートリシャン・インコーポレーテッド
代理人
弁理士法人山崎国際特許事務所
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主分類
A23K
20/158 20160101AFI20250527BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】ペットフード組成物およびそれを使用するための方法。
【解決手段】ペットフード組成物であって、
前記ペットフード組成物の乾燥重量に基づいて、4~12重量%の量で存在するオレイン酸と、
前記ペットフード組成物の前記乾燥重量に基づいて、0.02~0.08重量%の量で存在するアラキドン酸と、を含み、
オレイン酸のアラキドン酸に対する重量比が160:1~190:1である、ペットフード組成物。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ペットフード組成物であって、
前記ペットフード組成物の乾燥重量に基づいて、4~12重量%の量で存在するオレイン酸と、
前記ペットフード組成物の前記乾燥重量に基づいて、0.02~0.08重量%の量で存在するアラキドン酸と、を含み、
オレイン酸のアラキドン酸に対する重量比が160:1~190:1である、ペットフード組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年10月14日に出願された米国仮特許出願第63/091,531号の優先権の利益を主張するものであり、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
飼育動物の健康は、その給餌と密接に関係している。正しい給餌は、元気で健康なペットをもたらすはずである。正しい給餌を達成するために、動物に有益な効果をもたらす特定の成分およびそれら成分の濃度を利用しうる。こうした有益な効果には、炎症、腎臓障害、腎不全、心血管疾患、および/または高い尿中溶質濃度に対する保護が含まれ得る。
【0003】
腎臓病は、加齢につれてイヌでよく見られる。一部の獣医は、健康と疾患における腎障害と心血管系の間の相互作用を認識し、その結果、この概念を心血管腎障害(CvRD)と名付けた。
【0004】
アラキドン酸(AA)は、細胞膜脂質の主要成分であり、炎症反応を誘発する様々な代謝産物に変換され得る。(Wang T. et al., Int J Mol Sci., 2019, 20: 3683)。実際に、心筋線維化におけるAA代謝産物の関与を示す証拠が増えている(Levick SP et al., J Immunol., 2007, 178:641-46)。さらに、ラット血清中のオレイン酸濃度は、アラキドン酸の濃度と逆相関を有することが報告されている(Hostmark and Haug, Lipids in Health and Disease, 2013, 12:40)。
【0005】
インターロイキン8(IL-8)の血漿レベルの増加は、急性腎障害の病因に(Liangos et al., Nephron Clin Pract., 2009, 113:c148-C154)、また損傷された血管壁の炎症性微小環境の確立および保存において(Apostolakis S. et al., Cardiovasc Res., 2009, 84(3):353-60)潜在的に関与することが示されている。
【0006】
したがって、アラキドン酸の血清レベルの低下、IL-8レベルの低下、炎症の低下、および/または心血管腎障害に対する保護のうちの一つ以上に影響を与えうる、ペットフード組成物を提供することが望ましい。
【発明の概要】
【0007】
この概要は、本開示の一つ以上の実施のいくつかの態様の簡略化された概要を単に紹介することを意図するものである。本開示が適用可能であるさらなる領域は、本明細書で以下に提供される発明を実施するための形態から明らかになるであろう。この概要は、広範な概観ではなく、本教示の重要なまたは決定的な要素を特定することも意図しておらず、本開示の範囲を説明することも意図されていない。むしろ、その目的は、以下の詳細な説明の前置きとして、一つ以上の概念を簡略化された形式で提示することに過ぎない。
【0008】
出願人は、ペットフード内の特定の成分の利用が、効果的な健康上の利益をもたらすことを発見した。一態様では、健康上の利益は、動物の有益な代謝産物を増加させることであってもよい。別の態様では、健康上の利益は、動物の有害な代謝産物、インターロイキン、およびプロスタグランジンのうちの一つ以上を減少させることであってもよい。したがって、一実施形態では、本発明は、特定のオレイン酸のアラキドン酸に対する比率を含むペットフード組成物である。
【0009】
少なくとも一つの実施形態では、本発明は、オレイン酸(OA)およびアラキドン酸(AA)を含むペットフード組成物を対象とし、オレイン酸のアラキドン酸に対する比率は約87.6:1以上である。特定の実施形態では、オレイン酸のアラキドン酸に対する比率(OA:AA)は、約140:1~約200:1である。特定の実施形態では、OA:AAの比率は約172:1である。特定の実施形態では、オレイン酸は、ペットフード組成物の乾燥重量に基づいて、約4%~約12%、約4%~約10%、または約4%~約9%の量で存在する。特定の実施形態では、アラキドン酸は、ペットフード組成物の乾燥重量に基づいて、約0.02%~約1%、約0.02%~約0.08%、または約0.02%~約0.06%の量で存在する。特定の実施形態では、組成物は、一つ以上のオメガ3脂肪酸をさらに含む。特定の実施形態では、オメガ3脂肪酸は、ペットフード組成物の乾燥重量に基づいて、約0.1%~約1%、約0.1%~約0.8%、または約0.3%~約0.8%の量で存在する。特定の実施形態では、組成物は、一つ以上のオメガ6脂肪酸をさらに含む。特定の実施形態では、オメガ6脂肪酸は、ペットフード組成物の乾燥重量に基づいて、約1%~約10%、約1.5%~約7%、または約2%~約5%の量で存在する。特定の実施形態では、オメガ3脂肪酸のオメガ6脂肪酸に対する比率は、約1:5~約1:10、約1:6~約1:9、または約1:7~約1:9である。
【0010】
さらなる実施形態では、本発明は、請求項1~10のいずれか一項に記載のペットフード組成物を動物に給餌することを含む、イヌにおいてオレイン酸抱合代謝産物を増加させ、アラキドン酸抱合代謝産物を減少させるための方法を対象とする。特定の実施形態では、方法は、先行する実施形態のいずれかに記載されるペットフード組成物を動物に給餌することを含む。さらなる実施形態では、方法は、先行する実施形態のいずれか一つに記載されるペットフード組成物を動物に給餌することを含む、イヌの腎臓組織のプロスタグランジンE2(PGE2)レベルを減少させることを対象とする。
(【0011】以降は省略されています)
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