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公開番号2025084918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025032502,2021547329
出願日2025-03-02,2020-02-14
発明の名称超低磁場緩和分散のためのシステムおよび方法
出願人プロマクソ インコーポレイテッド
代理人個人
主分類A61B 5/055 20060101AFI20250527BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】磁場循環磁気共鳴システムのシステムおよび磁場循環磁気共鳴システムを動作させる方法を提供する。
【解決手段】さまざまな実施形態によれば、開示されるシステムは、所与の視野に低い静的外部磁場を提供するように構成された静磁場磁石と、無線周波数コイルと、磁場循環磁石と、を含む。さまざまな実施形態によれば、本方法は、所与の視野内の組織標本を撮像するように構成された静磁場磁石を用意することと、所与の視野に低い静的外部磁場を印加することと、循環無線周波数磁場を生成するように構成された無線周波数コイルを用意することと、磁場循環磁石を用意することと、所与の視野内で低い静的外部磁場を変化させることと、システムから画像を収集することと、を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
磁場循環磁気共鳴システムを動作させる方法であって、
所与の視野内の組織標本を撮像するように構成された静磁場磁石を用意することと、
前記所与の視野に低い静的外部磁場を印加することと、
循環無線周波数磁場を生成するように構成された無線周波数コイルを用意することと、
前記低い静的外部磁場にパルス状循環無線周波数磁場を印加することと、
前記システムから画像を収集することと、
を含む、磁場循環磁気共鳴システムを動作させる方法。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
磁場循環磁石を用意することと、
前記所与の視野内で前記低い静的外部磁場を変化させることと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記低い静的外部磁場を変化させることが、前記低い静的外部磁場の増大、減少、または方向の変化のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記静磁場磁石が、並列構成で複数の円筒形永久磁石を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記静磁場磁石がその中心にボアを備え、該ボアの直径が1インチ乃至20インチである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記所与の視野が球形または円筒形の視野であり、前記球形の視野は直径が2インチ乃至20インチであり、または前記円筒形の視野は長さがおよそ2インチ乃至20インチである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記磁場循環磁石が前記低い静的外部磁場に近接して配置される、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記磁場循環磁石が、前記静磁場磁石に近接して配置され前記静磁場磁石と同心である、請求項2に記載の方法。
【請求項9】
前記磁場循環磁石が、電磁石、主磁石に対して相対的に移動するように構成された永久磁石、または前記低い静的外部磁場を調節および成形する強磁性もしくは磁化可能材料を含む永久磁石である、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
前記磁場循環磁石が前記磁石の中心に開口部を含む、請求項2に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、「SYSTEMS AND METHODS FOR ULTRALOW FIELD RELAXATION DISPERSION」と題して2019年2月15日に出願された米国仮特許出願第62/806,664号の優先権および利益を主張し、その内容全体がすべての目的のために参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,200 文字)【0002】
本明細書に開示される実施形態は、例えば磁気共鳴画像法(MRI)によって、組織標本および患者を撮像するシステムおよび方法を一般的に対象とする。
【背景技術】
【0003】
周知のように、MRIシステムの有効性は、そのシステムが画像中に高品質のコントラストを生成し、それにより相異なる種類の組織同士を、および/または単一種類の組織内での変化を、より良好に区別する能力と強く相関付けることができる。相異なる個別のボクセルのコントラストの差が大きいほど、医師はより容易に診断を行うことができる。したがって、できるだけコントラストを強めることができるシステムを開発することが業界における周知の要望である。コントラストは組織の緩和時間に依存する。これを拡張すれば、相異なる組織の緩和時間は磁場の関数として変化するので、MRIシステムが変動磁場を用意すれば、画像のコントラストをより良好に最大化することができる。
【0004】
従来の手段を用いて磁場循環(field cycled)MRIを生成することは一般に実現不可能であることも周知である。このため、磁場循環を容易にするためにさまざまな方法が使用可能である。相異なる磁場を生成する1つのこのような方法はスピンロッキングである。MRIシステムの大多数は組織の部分をスピンロックすることができるが、そうすることが常に実用的とは限らない。さらに、現在のMRIシステムは一般に、生体内でではなく、切除した組織をスピンロックする。スピンロッキングは、組織が受ける可能性のある任意のオフセットよりも大きい磁場によって磁化が影響されることを必要とし、その結果、大量のエネルギーが組織に蓄積され得る。高磁場では、スピンロッキングに必要な強さは比吸収率(SAR)標準が許容するよりも大きくなり、MRIスキャン中に極めて大量のエネルギーを人体に浴びせる可能性がある。
【0005】
循環磁場を生成する別の方法は、周辺装置を使用して視野内で静磁場を変化させることである。その場合、例えば、既に窮屈な従来のMRIスキャナのボアへの挿入物が必要となる。スキャナを破壊することなくMRIスキャナ室に強磁性(強磁性コアは電磁石の強さを増大させることができる)であることが多い電磁石を単に挿入することは困難であることが知られている。従来のMRIスキャナは一般に、強磁性材料に対して極めて大きい力を及ぼす。鋼鉄製レンチ程の小さいものをスキャナから取り出すことさえ困難であり、磁場をオフにすることが必要な場合があるが、これは高価なプロセスである。
【0006】
これらの短所があるため、例えばスピンロッキングや周辺装置を追加するなどの方法を使用して磁場を効果的に循環させることによって画像内のコントラストを最大化する、現在は実現可能でないMRIシステムおよび方法を開発する必要がある。
【発明の概要】
【0007】
さまざまな実施形態によれば、磁気共鳴システムが提供される。磁気共鳴システムは、所与の視野に低い静的外部磁場を提供するように構成された静磁場磁石と、低い静的外部磁場にパルス状循環無線周波数磁場を印加するように構成された無線周波数コイルと、を含む。磁気共鳴システムは、静磁場磁石に近接して配置され静磁場磁石と同心である磁場循環(field cycling)磁石をさらに含む。磁場循環磁石は、低い静的外部磁場を変化させるように構成される。磁気共鳴システムは、片面式(single-sided)磁気共鳴撮像システムである。
【0008】
さまざまな実施形態によれば、磁気共鳴システムが提供される。磁気共鳴システムは、所与の視野に低い静的外部磁場を提供するように構成された静磁場磁石と、静磁場磁石に近接して配置され静磁場磁石と同心である磁場循環磁石と、を含む。磁気共鳴システムは、低い静的外部磁場にパルス状循環無線周波数磁場を印加するように構成された無線周波数コイルをさらに含む。磁気共鳴システムは、片面式磁気共鳴撮像システムである。
【0009】
さまざまな実施形態によれば、磁気共鳴システムが提供される。磁気共鳴システムは、所与の視野に低い静的外部磁場を提供するように構成された静磁場磁石と、無線周波数コイルと、磁場循環磁石と、を含む。無線周波数コイルは、低い静的外部磁場にパルス状循環無線周波数磁場を印加するように構成される。磁場循環磁石は、所与の視野内で低い静的外部磁場を変化させるように構成される。磁気共鳴システムは、片面式磁気共鳴撮像システムである。
【0010】
さまざまな実施形態によれば、磁場循環磁気共鳴システムを動作させる方法が提供される。本方法は、所与の視野内の組織標本を撮像するように構成された静磁場磁石を用意することと、所与の視野に低い静的外部磁場を印加することと、循環無線周波数磁場を生成するように構成された無線周波数コイルを用意することと、低い静的外部磁場にパルス状循環無線周波数磁場を印加することと、システムから画像を収集することと、を含む。本方法は、磁場循環磁石を用意することと、所与の視野内で低い静的外部磁場を変化させることと、をさらに含む。磁気共鳴システムは、片面式磁気共鳴撮像システムである。
(【0011】以降は省略されています)

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