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公開番号2025084912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025031976,2024510698
出願日2025-02-28,2022-07-10
発明の名称不安定な妨害信号の検出
出願人クアルコム,インコーポレイテッド
代理人個人,個人
主分類H04W 24/08 20090101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約【課題】受信される信号が、妨害され、受信信号の有用性を低下されることに対応可能な通信方法を提供する。
【解決手段】妨害された信号の使用を抑制するための方法であって、希望信号を受信機においてワイヤレスに受信することと、強度が経時的に変動する不要信号を受信機においてワイヤレスに受信することと、不要信号の変動が妨害を示すことに基づく、不要信号が妨害信号であるとの決定に基づいて、希望信号の測定または希望信号の測定値の使用を抑制することとを含む方法。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
1つまたは複数の信号をワイヤレスに受信するように構成された受信機と、
メモリと、
前記受信機および前記メモリに通信可能に結合されたプロセッサと
を備える装置であって、前記プロセッサは、
希望信号を前記受信機を介して受信し、
強度が経時的に変動する不要信号を前記受信機を介して受信し、
前記不要信号の変動が妨害を示すことに基づく、前記不要信号が妨害信号であるとの決定に基づいて、前記希望信号の測定または前記希望信号の測定値の使用を抑制する、ように構成される、装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、
前記受信機を介して受信された1つまたは複数の第1の信号についての信号強度メトリックの複数の第1の値であって、各々が異なる時間に対応する、複数の第1の値を決定し、
前記信号強度メトリックの前記複数の第1の値に基づいて変動メトリックの第2の値を決定し、
前記不要信号の前記変動が閾値変動を超えることを前記変動メトリックの前記第2の値が示すことに基づいて、前記不要信号が前記妨害信号であると決定する、ようにさらに構成される、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記信号強度メトリックの前記複数の第1の値の少なくとも1つが信号強度閾値を超えることにさらに基づいて、前記不要信号が前記妨害信号であると決定するようにさらに構成される、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記妨害信号が存在しない場合の前記希望信号についての前記信号強度メトリックの第1の予想値に基づいて、前記信号強度閾値を決定するようにさらに構成される、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記信号強度閾値は、第1の信号強度閾値であり、
前記希望信号は、第1の周波数帯域内の第1の周波数の信号であり、
前記受信機は、前記第1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域内の第2の信号を前記受信機を介して受信するように構成され、
前記プロセッサは、前記第2の信号についての前記信号強度メトリックの第3の値にさらに基づいて、前記第1の信号強度閾値を決定するようにさらに構成される、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記妨害信号は、前記第1の周波数帯域内の第1の妨害信号であり、前記プロセッサは、前記第2の信号についての前記信号強度メトリックの前記第2の値と、前記第2の周波数帯域内の第2の妨害信号が存在しない場合の前記第2の信号についての前記信号強度メトリックの第2の予想値との差にさらに基づいて、前記第1の信号強度閾値を決定するようにさらに構成される、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記信号強度メトリックの前記第1の予想値を動的に決定するようにさらに構成される、請求項4に記載の装置。
【請求項8】
前記信号強度メトリックの前記第1の予想値を決定するために、前記プロセッサは、前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の前の値、および前記信号強度メトリックの前記複数の第1の値の1つと前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の前記前の値との差に基づいて、前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の現在の値を決定するようにさらに構成される、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記信号強度メトリックの前記複数の第1の値の前記1つが前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の前記前の値を超える場合に、前記信号強度メトリックの前記複数の第1の値の前記1つが前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の前記前の値よりも小さい場合よりも大きな量で、前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の前記前の値を調整して、前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の前記現在の値を決定するようにさらに構成される、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記信号強度メトリックの前記第1の予想値を決定するために、前記プロセッサは、帯域外妨害が存在しない場合に、前記帯域外妨害が存在する場合よりも大きな量で、前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の前の値を変更して、前記信号強度メトリックの前記第1の予想値の現在の値を決定するようにさらに構成される、請求項7に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、すべての目的のためにその内容全体が参照により本明細書に組み込まれている、「UNSTABLE JAMMING SIGNAL DETECTION」と題する、2021年8月26日に出願された米国特許出願第17/412,308号の利益を主張する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(暫定2.5Gおよび2.75Gネットワークを含む)、第3世代(3G)高速データ、インターネット対応ワイヤレスサービス、および第4世代(4G)サービス(たとえば、Long Term Evolution (LTE)またはWiMax)、第5世代(5G)サービスなどを含む、様々な世代を通じて発展している。現在、セルラーシステムおよびPersonal Communications Service (PCS)システムを含めて、多くの異なるタイプのワイヤレス通信システムが使用されている。知られているセルラーシステムの例は、セルラーアナログアドバンストモバイルフォンシステム(AMPS)、および符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、時分割多元接続(TDMA)、TDMAのモバイルアクセス用グローバルシステム(GSM)変形形態などに基づくデジタルセルラーシステムを含む。
【0003】
第5世代(5G)モバイル規格は、改善の中でも、より高いデータ転送速度、より多数の接続、およびより良好なカバレッジを必要とする。次世代モバイルネットワークアライアンスによれば、5G規格は、毎秒数十メガビットのデータレートを数万人のユーザに提供するように設計されており、オフィスフロアの数十人の就業者に対しては毎秒1ギガビットを提供する。センサの大規模展開を支えるには、数十万の同時接続がサポートされなければならない。したがって、5Gモバイル通信のスペクトル効率は、現在の4G規格と比較して著しく高められるべきである。さらに、現在の規格と比較して、シグナリング効率が高められ、レイテンシが大幅に低減されなければならない。
【0004】
モバイルデバイスによって受信される信号、たとえば、5G信号、衛星ビークル信号などは、妨害され、受信信号の有用性を低下させることがある。信号は、たとえば、モバイルデバイスの通信および/もしくは正確な測位を抑制することを望むエンティティにより意図的に妨害されることがあり、ならびに/または、たとえば、信号リピータおよびエリア内の他のデバイスによって信号が受信されるよりもはるかに高い電力で信号を再送信する同リピータにより、もしくは帯域内もしくは帯域外の妨害を誘発する信号を受信するモバイルデバイスによる送信により、意図せずに妨害されることがある。
【発明の概要】
【0005】
ある実施形態では、装置は、1つまたは複数の信号をワイヤレスに受信するように構成された受信機と、メモリと、受信機およびメモリに通信可能に結合されたプロセッサとを含み、プロセッサは、希望信号を受信機を介して受信し、強度が経時的に変動する不要信号を受信機を介して受信し、不要信号の変動が妨害を示すことに基づく、不要信号が妨害信号であるとの決定に基づいて、希望信号の測定または希望信号の測定値の使用を抑制する、ように構成される。
【0006】
ある実施形態では、妨害された信号の使用を抑制するための方法は、希望信号を受信機においてワイヤレスに受信することと、強度が経時的に変動する不要信号を受信機において受信することと、不要信号の変動が妨害を示すことに基づく、不要信号が妨害信号であるとの決定に基づいて、希望信号の測定または希望信号の測定値の使用を抑制することとを含む。
【0007】
ある実施形態では、装置は、希望信号をワイヤレスに受信するための手段と、強度が経時的に変動する不要信号を受信するための手段と、不要信号の変動が妨害を示すことに基づく、不要信号が妨害信号であるとの決定に基づいて、希望信号の測定または希望信号の測定値の使用を抑制するための手段とを含む。
【0008】
ある実施形態では、非一時的なプロセッサ可読記憶媒体は、プロセッサ可読命令を含み、プロセッサ可読命令は、装置のプロセッサに、希望信号をワイヤレスに受信させ、強度が経時的に変動する不要信号を受信させ、不要信号の変動が妨害を示すことに基づく、不要信号が妨害信号であるとの決定に基づいて、希望信号の測定または希望信号の測定値の使用を抑制させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
例示的なワイヤレス通信システムの簡略図である。
図1に示す例示的なユーザ機器の構成要素のブロック図である。
例示的な送信/受信点の構成要素のブロック図である。
図1に様々な実施形態が示される例示的サーバの構成要素のブロック図である。
例示的ユーザ機器のブロック図である。
ナビゲーション環境の簡略図である。
妨害検出のための機能ユニットのブロック図である。
図5に示されているユーザ機器の例のブロック図である。
妨害された信号の使用を抑制するための方法のブロック流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
信号の妨害を検出し、妨害された信号の検出に基づいて1つまたは複数のアクションをとるための技法について、本明細書で論じる。たとえば、受信信号の信号強度を分析して、信号が妨害信号であることを信号強度が示すかどうかを決定することができる。信号強度が(たとえば、N個のサンプルにわたる平均で)信号強度閾値を超え、信号強度が経時的に有意な変動を有すれば、信号を妨害信号と考慮することができる。妨害信号の検出に応じて、妨害信号によって妨害され得るいかなる信号の測定も、(たとえば、受信チェーン内の1つもしくは複数の構成要素をオフにすることによって)回避し、したがって、測定を阻止することができ、または妨害され得る信号の測定値の使用を、たとえば、測定値を未承認もしくは無効としてフラグを立てることにより、抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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