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公開番号2025084868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025030473,2023518275
出願日2025-02-27,2020-09-18
発明の名称ラインコーディング方法および装置
出願人深ジェン引望智能技術有限公司,SHENZHEN YINWANG INTELLIGENT TECHNOLOGIES CO., LTD.
代理人個人,個人
主分類H04L 25/38 20060101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約【課題】データ処理の複雑性を簡単にして、有線送信の複雑性および遅延を減らすラインコーディング方法、プログラム及び通信装置を提供する。
【解決手段】送信ノードは、目標コードブロックを生成して送信する。目標コードブロックは、インジケータビットおよびペイロードを含み、インジケータビットは、第1~第4の値を含み、第1の値は、ペイロードがデータフレームの最初のセグメントを含むことを示すために使用し、第2の値は、ペイロードがデータフレームの中間のセグメントを含むことを示すために使用し、第3の値は、ペイロードがデータフレームの最後のセグメントを含むことを示し、第4の値は、ペイロードが非データ情報を含むことを示すために使用する。データフレームの開始位置および終了位置は、ブロックタイプフィールドから切り離され、インジケータビットによって直接示される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ラインコーディング方法であって、
目標コードブロックを生成するステップであって、前記目標コードブロックが、インジケータビットおよびペイロードを含み、前記インジケータビットが、第1の値、第2の値、第3の値、および第4の値を含み、前記第1の値が、前記ペイロードがデータフレームの最初のセグメントを含むことを示すために使用され、前記第2の値が、前記ペイロードが前記データフレームの中間のセグメントを含むことを示すために使用され、前記第3の値が、前記ペイロードが前記データフレームの最後のセグメントを含むことを示し、前記第4の値が、前記ペイロードが非データ情報を含むことを示すために使用される、ステップと、
前記目標コードブロックを送信するステップとを含む、方法。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
目標コードブロックを生成するステップが、
Nが2以上の整数であるものとして、前記データフレームをN個のセグメントに分割するステップと、
N個のコードブロックを取得するために前記N個のセグメントを符号化するステップであって、前記N個のコードブロックが、前記目標コードブロックを含み、前記目標コードブロックの前記ペイロードが前記N個のセグメントのうちの最初のセグメントを含む場合、前記目標コードブロックの前記インジケータビットが、前記第1の値であり、または前記目標コードブロックの前記ペイロードが前記N個のセグメントのうちのn番目のセグメントを含む場合、前記目標コードブロックの前記インジケータビットが、前記第2の値であり、nが、2以上N未満の整数であり、または前記目標コードブロックの前記ペイロードが前記N個のセグメントのうちのN番目のセグメントを含む場合、前記目標コードブロックの前記インジケータビットが、前記第3の値である、符号化するステップとを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記非データ情報が、以下、すなわち、パディングビット、サブインジケータビット、および制御情報のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記ペイロード内で運ばれるビットが前記パディングビットである場合、前記インジケータビットが、前記第4の値である請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記サブインジケータビットが、前記ペイロードが物理層のパディングビットを運ぶことを示すために使用されるか、
前記サブインジケータビットが、前記ペイロードが前記制御情報を運ぶことを示すために使用されるか、または
前記サブインジケータビットが、前記ペイロードが前記データフレームを運ぶことを示すために使用される請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記制御情報のタイプが、以下、すなわち、ブロック識別情報、送信肯定応答情報、間欠テスト情報、スリープ情報、およびリンク再訓練情報のうちの少なくとも1つを含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ペイロードが前記制御情報を運ぶ場合、前記ペイロードが、検査保護のために使用される巡回冗長検査CRCフィールドをさらに含む請求項5または6に記載の方法。
【請求項8】
ラインコーディング方法であって、
目標コードブロックを生成するステップであって、前記目標コードブロックが、インジケータビットおよびペイロードを含み、前記インジケータビットが、第1の値および第2の値を含み、前記第1の値が、前記ペイロードが第1のデータフレームの1つのセグメントを含むことを示すために使用され、前記第2の値が、前記ペイロードが非データ情報を含むことを示すために使用され、前記インジケータビットが前記第2の値である場合、前記ペイロードが、サブインジケータビットを含み、前記サブインジケータビットが、以下の情報、すなわち、
前記目標コードブロックの次のコードブロックが前記第1のデータフレームの最初のセグメントを運ぶこと、
前記目標コードブロックの前のコードブロックが前記第1のデータフレームの最後のセグメントを運ぶこと、
前記目標コードブロックの前記ペイロード内で運ばれるビットが物理層のパディングビットであること、
前記目標コードブロックの前記ペイロードが制御情報を運ぶこと、
前記目標コードブロックの前記ペイロードが前記第1のデータフレームを運ぶこと、および
前記第1のデータフレームおよび少なくとも1つの第2のデータフレームが前記目標コードブロックの前記ペイロードにおいて継ぎ合わされていることのうちの少なくとも1つを示すために使用される、ステップと、
前記目標コードブロックを送信するステップとを含む、方法。
【請求項9】
前記目標コードブロックの前記次のコードブロックが前記第1のデータフレームの前記最初のセグメントを運ぶ場合、前記ペイロード内で運ばれる前記ビットが、前記物理層のパディングビットであり、前記サブインジケータビットが、前記目標コードブロックの前記次のコードブロックが前記第1のデータフレームの前記最初のセグメントを運ぶことを示し、
前記目標コードブロックの前記前のコードブロックが前記第1のデータフレームの前記最後のセグメントを運ぶ場合、前記ペイロード内で運ばれる前記ビットが、前記物理層のパディングビットであり、前記サブインジケータビットが、前記目標コードブロックの前記前のコードブロックが前記第1のデータフレームの前記最後のセグメントを運ぶことを示し、
前記目標コードブロックの前記ペイロード内で運ばれる前記ビットが前記物理層のパディングビットである場合、前記サブインジケータビットが、前記目標コードブロックの前記ペイロード内で運ばれる前記ビットが前記物理層のパディングビットであることを示し、
前記目標コードブロックの前記ペイロードが前記制御情報を運ぶ場合、前記サブインジケータビットが、前記目標コードブロックの前記ペイロードが前記制御情報を運ぶことを示し、
前記目標コードブロックの前記ペイロードが前記第1のデータフレームを運ぶ場合、前記サブインジケータビットが、前記目標コードブロックの前記ペイロードが前記第1のデータフレームを運ぶことを示し、または
前記目標コードブロックの前記ペイロードが、前記第1のデータフレームのデータのすべてまたは一部と、前記少なくとも1つの第2のデータフレームのデータのすべてまたは一部とを運ぶ場合、前記サブインジケータビットが、前記第1のデータフレームおよび前記少なくとも1つの第2のデータフレームが継ぎ合わされていることを示す請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記制御情報のタイプが、以下、すなわち、ブロック識別情報、送信肯定応答情報、間欠テスト情報、スリープ情報、およびリンク再訓練情報のうちの少なくとも1つを含む請求項8または9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、通信テクノロジーの分野に関し、詳細には、ラインコーディング方法および装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
有線送信においては、通常、コードブロックデータのタイプ、位置などを示すためにラインコーディング、たとえば、64ビット(bit、B)/66Bコーディング方式または64B/65Bコーディング方式が使用される。
【0003】
64B/66Bおよび64B/65Bなどのラインコーディングによるコードブロックに関しては、後続の64Bが制御情報を運ぶかどうかを示すために同期フィールドが使用される。後続の64Bが制御情報を運ぶ場合、64Bの中の8Bのブロックタイプフィールドが、別の56Bのフォーマットを示す。たとえば、ブロックタイプフィールドの値が0x1eであるとき、56Bは、8つの7Bの制御サブブロックを含み、各制御サブブロックが、1つの制御情報を運ぶために使用される。別の例として、ブロックタイプフィールドの値が0x33であるとき、56Bは、4つの7Bの制御サブブロックと、3つの8Bのデータサブブロックとを含む。データサブブロックは、データ情報を運ぶために使用され、最初のデータサブブロックは、データフレームの始めである。さらに別の例として、ブロックタイプフィールドの値が0x78であるとき、56Bは、7つの8Bのデータサブブロックを含み、最初のデータサブブロックが、データフレームの始めである。さらに別の例として、ブロックタイプフィールドの値が0xffであるとき、56Bは、7つの8Bのデータサブブロックを含み、最後のデータサブブロックが、データフレームの終わりである。
【0004】
現在のラインコーディング方式において、データフレームの始めおよび終わりのインジケーションは、ブロックタイプフィールドのさらなる解析に依存する。ブロックタイプフィールドは複数の値を有するので、ブロックタイプフィールドの処理の複雑性は、データの処理の複雑性を上回っている。さらに、ブロックタイプフィールドが不正確である場合、データフレームの開始位置が失われる場合がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本出願は、現在のラインコーディング方式において、データフレームの処理の複雑性が高く、遅延が長く、精度が低いという問題を解決するために、ラインコーディング方法および装置を提供する。
【0006】
第1の態様によれば、本出願の実施形態は、ラインコーディング方法を提供する。方法は、目標コードブロックを生成し、送信するステップであって、目標コードブロックが、インジケータビットおよびペイロードを含み、インジケータビットが、第1の値、第2の値、第3の値、および第4の値を含み、第1の値が、ペイロードがデータフレームの最初のセグメントを含むことを示すために使用され、第2の値が、ペイロードがデータフレームの中間のセグメントを含むことを示すために使用され、第3の値が、ペイロードがデータフレームの最後のセグメントを含むことを示し、第4の値が、ペイロードが非データ情報を含むことを示すために使用される、ステップを含む。データフレームは、概して、特定のフレームフォーマット、たとえば、イーサネット(Ethernet)媒体アクセス制御(media access control、MAC)フレームまたはインターネットプロトコル(internet protocol、IP)フレームのパケットを指す。データフレームの特定のタイプは、本出願の実施形態において限定されない。
【0007】
本出願の実施形態においては、データフレームの最初のセグメント(すなわち、データフレームの始め)、最後のセグメント(すなわち、データフレームの終わり)、および中間のセグメント(すなわち、データフレームの続き)が、インジケータビットによって直接示され、データ/制御が、同期ワードによって示される。ペイロードフォーマットを示すためにブロックタイプフィールドが使用される方法と比較して、データフレームの開始位置および終了位置が、ブロックタイプフィールドから切り離され、インジケータビットによって直接示される。これは、データ処理の複雑性を簡単にして、有線送信の複雑性および遅延を減らすことができる。
【0008】
可能な設計においては、目標コードブロックが生成されるとき、Nが2以上の整数であるものとして、データフレームが、N個のセグメントに分割されてよく、N個のセグメントが、N個のコードブロックを取得するために符号化され、N個のコードブロックは、目標コードブロックを含み、目標コードブロックのペイロードがN個のセグメントのうちの最初のセグメントを含む場合、目標コードブロックのインジケータビットは、第1の値であり、目標コードブロックのペイロードがN個のセグメントのうちのn番目のセグメントを含む場合、目標コードブロックのインジケータビットは、第2の値であり、nは、2以上N未満の整数であり、または目標コードブロックのペイロードがN個のセグメントのうちのN番目のセグメントを含む場合、目標コードブロックのインジケータビットは、第3の値である。上述の設計においては、データフレームの各セグメントが送信されるとき、各セグメントのコードブロックのインジケータビットの値が運ばれる。このようにして、受信ノードは、データフレーム内でのコードブロック内で運ばれたセグメントの位置を決定することができ、したがって、受信されたセグメントが、完全なデータフレームを取得するために継ぎ合わされ得る。
【0009】
可能な設計において、N個のセグメントは、等しい長さを有してよい。
【0010】
可能な設計において、非データ情報は、以下、すなわち、パディングビット、サブインジケータビット、および制御情報のうちの少なくとも1つを含む。上述の設計において、ペイロードは、複数のタイプの制御情報、Paddingなどを運んでよく、したがって、コードブロックは、複雑な制御情報をサポートすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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