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公開番号
2025084783
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2025019950,2024040821
出願日
2025-02-10,2017-01-04
発明の名称
多入力多出力無線システムのためのサウンディング基準信号の電力制御
出願人
ノキア テクノロジーズ オサケユイチア
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
52/16 20090101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】多入力多出力無線システムのためのサウンディング基準信号の電力制御を行なう方法を提供する。
【解決手段】複数のサウンディング基準信号リソースの各々について、サウンディング基準信号ビームペアのサウンディング基準信号送信電力を調整するために使用するアップリンクデータチャネルビームペアのためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットをユーザ装置が個別に選択するステップと、ユーザ装置が、各サウンディング基準信号リソースについて、選択されたアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットに基づいてサウンディング基準信号のサウンディング基準信号送信電力を調整するステップと、ユーザ装置が、複数の電力調整されたサウンディング基準信号の各々を、対応するサウンディング基準信号リソース及び対応するサウンディング基準信号ビームペアを介して送信するステップと、を含む方法。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
基地局が、アップリンクデータチャネルビームペアのためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを決定するステップと、
前記基地局が、サウンディング基準信号リソースのための、基地局受信ビーム及びユーザ装置送信ビームを含むサウンディング基準信号ビームペアを決定するステップと、
前記基地局が、前記サウンディング基準信号ビームペアに一致する前記アップリンクデータチャネルビームペアに基づいて、サウンディング基準信号送信電力を調整するためにユーザ装置が使用すべき前記アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを選択するステップと、
前記基地局が、前記サウンディング基準信号リソース及び前記サウンディング基準信号ビームペアを介して前記ユーザ装置から、前記アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットに基づいて設定されたサウンディング基準信号送信電力を有するサウンディング基準信号を受け取るステップと、
を含むことを特徴とする方法。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを決定する前記ステップは、第1のアップリンクデータチャネルビームペアのための第1のアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットと、第2のアップリンクデータチャネルビームペアのための第2のアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットとを決定することを含んだ、複数のアップリンクデータチャネルビームペアの各々のためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを決定するステップを含み、
サウンディング基準信号リソースのサウンディング基準信号ビームペアを決定する前記ステップは、
第1のサウンディング基準信号リソースのための第1のサウンディング基準信号ビームペアを決定するステップと、
第2のサウンディング基準信号リソースのための第2のサウンディング基準信号ビームペアを決定するステップと、
を含んだ、複数のサウンディング基準信号リソースの各々のためのサウンディング基準信号ビームペアを決定するステップを含み、
前記選択するステップは、
前記第1のアップリンクデータチャネルビームペアと前記第1のサウンディング基準信号ビームペアとの間の一致に基づいて、前記第1のサウンディング基準信号リソースのためのサウンディング基準信号送信電力を調整するために前記ユーザ装置が使用すべき前記第1のアップリンクデータチャネルビームペアのための前記第1のアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを選択するステップと、
前記第2のアップリンクデータチャネルビームペアと前記第2のサウンディング基準信号ビームペアとの間の一致に基づいて、前記第2のサウンディング基準信号リソースのためのサウンディング基準信号送信電力を調整するために前記ユーザ装置が使用すべき前記第2のアップリンクデータチャネルビームペアのための前記第2のアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを選択するステップと、
を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
アップリンクデータチャネルビームペアのための前記アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットは、PUSCHビームペアのための物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)電力制御パラメータセットを含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記基地局が、前記サウンディング基準信号送信電力を調整するために使用すべき前記アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを識別する制御情報を前記ユーザ装置に送信するステップを更に含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
前記制御情報は、周期的サウンディング基準信号については上位層シグナリングを介して送信され、
前記制御情報は、非周期的サウンディング基準信号については下位層シグナリングを介して送信される、
請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記制御情報は、周期的サウンディング基準信号については無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して送信され、
前記制御情報は、非周期的サウンディング基準信号については物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ダウンリンク制御情報(DCI)を介して送信される、
請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記制御情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ダウンリンク制御情報(DCI)を介して提供される、1)上位層シグナリングによって構成された、前記サウンディング基準信号を送信するために使用すべきサウンディング基準信号パラメータセットと、2)前記サウンディング基準信号送信電力を調整するために使用すべき前記アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットと、を識別する制御情報を含む、
請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記基地局が、サウンディング基準信号送信のために前記ユーザ装置により使用されるヌメロロジーを識別する情報を前記ユーザ装置に送信するステップを更に含む、
請求項1から7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記基地局が、前記アップリンクデータチャネルに関する前記サウンディング基準信号送信電力の電力オフセットを識別する情報を前記ユーザ装置に送信するステップを更に含む、
請求項1から8のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記基地局が、前記ユーザ装置が1又は2以上のビームペアの経路損失を特定できるようにするためのチャネル状態情報-基準信号を前記ユーザ装置に送信するステップを更に含む、
請求項1から9のいずれかに記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は通信に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
通信システムは、たとえば、固定通信装置又はモバイル通信装置などの2又は3以上のノード又は装置間の通信を可能にする設備である。信号は有線又は無線のキャリア上で搬送することができる。
【0003】
セルラー通信システムの一例として、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって標準化されているアーキテクチャがある。最近のこの分野での進展は、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)無線アクセス技術のロングタームエボリューション(LTE)と称されることが多い。E-UTRA(進化型UMTS地上波無線アクセス)は、モバイルネットワークのための3GPPロングタームエボリューション(LTE)アップグレードパスのエアインターフェイスである。LTEでは、拡張NodeAP(eNB)と呼ばれる基地局又はアクセスポイント(AP)が、カバレッジエリア又はセル内で無線アクセスを提供する。LTEでは、モバイル装置又は移動局がユーザ装置(UE)と呼ばれる。LTEは多くの改善又は開発を受けてきた。
【0004】
無線キャリアが世界的な帯域幅不足に直面することで、例えば活用されていなかったミリメートル波(ミリ波)を将来的な広帯域セルラー通信ネットワークのために検討することが促されてきた。ミリ波(又は極高周波)は、例えば30~300ギガヘルツ(GHz)の周波数レンジを含むことができる。この帯域内の電波は、例えば10~1ミリメートルの波長を有し、ミリメートル帯又はミリメートル波と呼ばれている。無線データの量は、今後数年間で大幅に増加すると見込まれる。この課題に対処するために、更なるスペクトルの取得、セルサイズの小型化、及び更なるbits/s/Hzを可能にする改善技術の使用を含む様々な技術が使用されてきた。更なるスペクトルを取得するために使用できる1つの要素は、6GHzを上回る高周波数に移行することである。第5世代無線システム(5G)では、ミリ波無線スペクトルを採用するセルラー無線装置を展開するためのアクセスアーキテクチャが提案されてきた。センチ波無線スペクトル(3~30GHz)などの他のスペクトル例を使用することもできる。
【0005】
MIMO(多入力多出力)は、エラーの低減及び/又はデータ速度の改善のために送信元(送信機)と送信先(受信機)の両方で複数のアンテナを使用する無線通信アンテナ技術である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
ある実施形態例によれば、ある方法は、基地局がアップリンクデータチャネルビームペアのためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを決定するステップと、基地局が、サウンディング基準信号リソースのための、基地局受信ビーム及びユーザ装置送信ビームを含むサウンディング基準信号ビームペアを決定するステップと、基地局が、サウンディング基準信号ビームペアに一致するアップリンクデータチャネルビームペアに基づいて、サウンディング基準信号送信電力を調整するためにユーザ装置が使用すべきアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを選択するステップと、基地局が、サウンディング基準信号リソース及びサウンディング基準信号ビームペアを介して、ユーザ装置から、アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットに基づいて設定されたサウンディング基準信号送信電力でサウンディング基準信号を受け取るステップと、を含んでもよい。
【0007】
ある実施形態例によれば、ある装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ命令を含む少なくとも1つのメモリとを備え、コンピュータ命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、装置に、基地局がアップリンクデータチャネルビームペアのためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを決定することと、基地局が、サウンディング基準信号リソースのための、基地局受信ビーム及びユーザ装置送信ビームを含むサウンディング基準信号ビームペアを決定することと、基地局が、サウンディング基準信号ビームペアに一致するアップリンクデータチャネルビームペアに基づいて、サウンディング基準信号送信電力を調整するためにユーザ装置が使用すべきアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを選択することと、基地局が、サウンディング基準信号リソース及びサウンディング基準信号ビームペアを介して、ユーザ装置から、アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットに基づいて設定されたサウンディング基準信号送信電力でサウンディング基準信号を受け取ることと、を行わせる。
【0008】
ある実施形態例によれば、ある装置は、基地局がアップリンクデータチャネルビームペアのためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを決定する手段と、基地局が、サウンディング基準信号リソースのための、基地局受信ビーム及びユーザ装置送信ビームを含むサウンディング基準信号ビームペアを決定する手段と、基地局が、サウンディング基準信号ビームペアに一致するアップリンクデータチャネルビームペアに基づいて、サウンディング基準信号送信電力を調整するためにユーザ装置が使用すべきアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを選択する手段と、基地局が、サウンディング基準信号リソース及びサウンディング基準信号ビームペアを介して、ユーザ装置から、アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットに基づいて設定されたサウンディング基準信号送信電力でサウンディング基準信号を受け取る手段と、を含む。
【0009】
ある実施形態例によれば、あるコンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記憶媒体を含むとともに実行可能コードを記憶しており、この実行可能コードは、少なくとも1つのデータ処理装置によって実行されると、少なくとも1つのデータ処理装置に、基地局がアップリンクデータチャネルビームペアのためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを決定するステップと、基地局が、サウンディング基準信号リソースのための、基地局受信ビーム及びユーザ装置送信ビームを含むサウンディング基準信号ビームペアを決定するステップと、基地局が、サウンディング基準信号ビームペアに一致するアップリンクデータチャネルビームペアに基づいて、サウンディング基準信号送信電力を調整するためにユーザ装置が使用すべきアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを選択するステップと、基地局が、サウンディング基準信号リソース及びサウンディング基準信号ビームペアを介して、ユーザ装置から、アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットに基づいて設定されたサウンディング基準信号送信電力でサウンディング基準信号を受け取るステップと、を含む方法を実行させるように構成される。
【0010】
ある実施形態例によれば、ある方法は、ユーザ装置がアップリンクデータチャネルビームペアのためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを基地局から受け取るステップと、ユーザ装置が、サウンディング基準信号リソースのための、基地局受信ビームとユーザ装置送信ビームとを含むサウンディング基準信号ビームペアを決定するステップと、ユーザ装置が、サウンディング基準信号送信電力を調整するためのアップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットを選択するステップと、ユーザ装置が、アップリンクデータチャネル電力制御パラメータセットに基づいて、サウンディング基準信号リソースを介して送信すべきサウンディング基準信号のサウンディング基準信号送信電力を調整するステップと、ユーザ装置が、サウンディング基準信号リソース及びサウンディング基準信号ビームペアを介して、電力調整されたサウンディング基準信号を送信するステップと、を含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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