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公開番号2025084744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025014996,2022507839
出願日2025-01-31,2020-08-14
発明の名称電力節約のための起動行動指示
出願人クゥアルコム・インコーポレイテッド,QUALCOMM INCORPORATED
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H04W 52/02 20090101AFI20250527BHJP(電気通信技術)
要約【課題】不連続受信(DRX)および不連続送信(DTX)動作に関連する電力節約の利益を同時に保持しながら、起動信号(WUS)が基地局(BS)から受信されないときにユーザ機器(UE)が実施すべき起動方法を、ユーザ機器及び基地局提供する。
【解決手段】ワイヤレス通信システムにおいて、ユーザ機器が実施する方法は、不連続受信動作に関連するデフォルト起動構成を受信することと、起動信号(WUS)機会中に、WUSを監視することと、WUSをWUS機会中に受信したかどうかを決定することと、デフォルト起動構成とWUSをWUS機会中に受信したかどうかとに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視を実施することと、を含む。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
無線通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)によって、基地局(BS)から不連続受信(DRX)動作に関連するデフォルト起動構成を受信することと、
起動信号(WUS)機会中に、前記UEによって、前記BSからのWUSを監視することと、
前記UEによって、前記WUSが前記WUS機会中に前記BSから受信されたかどうかを決定することと、
前記UEによって、前記デフォルト起動構成と前記WUSが前記WUS機会中に前記BSから受信されたかどうかとに基づいて、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視を実施することと、
を備える、方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記WUSが前記WUS機会中に前記BSから受信されたかどうかを前記決定することは、
前記WUSが前記WUS機会中に前記BSから受信されなかったと決定すること、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記PDCCH監視を前記実施することは、
前記WUS機会に関連する持続時間の間PDCCH監視をスキップすること、
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記PDCCH監視を前記実施することは、
前記WUS機会に関連する持続時間の間PDCCH監視をアクティブに実施すること、
を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記WUS機会に関連する前記持続時間は、前記WUS機会に関連する1つまたは複数のDRXオン持続時間を含む、請求項3または請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記デフォルト起動構成を前記受信することは、
前記UEによって、前記BSから、無線リソース制御(RRC)シグナリング、PDCCHシグナリング、または媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)シグナリングのうちの少なくとも1つを介して前記デフォルト起動構成を受信すること、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記デフォルト起動構成を前記受信することは、
前記UEによって、前記BSから、前記WUS機会中に前記WUSを受信すること、前記WUSは、前記デフォルト起動構成を含む、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記デフォルト起動構成を前記受信することは、
前記UEによって、前記BSから、第1の起動構成で動作するまたは第2の起動構成で動作するという指示を有する前記デフォルト起動構成を受信すること、前記第2の起動構成は、前記第1の起動構成とは異なる、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記UEによって、第1の時間期間の間前記第1の起動構成を使用して動作することと、
前記UEによって、第2の時間期間の間前記第2の起動構成を使用して動作することと、
をさらに備える、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の時間期間の間前記第1の起動構成を使用して前記動作することは、
前記UEによって、タイマーに基づいて前記第1の時間期間の間前記第1の起動構成を使用して動作すること、
を含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【優先権の主張】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001]本出願は、参照によりその全体が以下に完全に記載されるかのようにすべての適用可能な目的で本明細書に組み込まれる、2020年8月13日に出願された米国特許出願第16/947,715号および2019年8月16日に出願された米国仮特許出願第62/888,352号の優先権および利益を主張する。
続きを表示(約 2,800 文字)【技術分野】
【0002】
[0002]本出願は、ワイヤレス通信システムに関し、詳細には、不連続受信(DRX)動作中を含む電力節約のための起動行動(wake-up behavior)を扱うための方法(ならびに関連するデバイスおよびシステム)に関する。
【背景技術】
【0003】
序論
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、ユーザ機器(UE)とも呼ばれることのある複数の通信デバイスについての通信をそれぞれ同時にサポートするいくつかの基地局(BS)を含み得る。
【0004】
[0004]音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト、および他の通信に関連するワイヤレス通信デバイスに対する電力により、可能な場合はデバイス構成要素の使用を制限し、電力を節約したいという要望がある。DRXは、UEが一定の時間期間の間スリープモードに入り、別の時間期間の間起動モードに入り得る技法である。スリープモードにより、UEは、いくつかの無線構成要素を電源切断すること、またはいくつかの無線構成要素をアクティブ状態よりも低い電力状態に少なくとも切り替えることが可能になる。したがって、DRXの使用は、UEにおける電力節約を与えることができる。同様に、不連続送信(DTX)は、いくつかの状況において信号を送信することを控えるためにUEによって利用され得る技法である。UEがDTXを使用して信号を送信することを控えるとき、UEは、いくつかの無線構成要素を電源切断すること、アクティブ状態よりも低い電力状態にいくつかの無線構成要素を切り替えること、あるいはUEの電力需要を低減することが可能である。同様のDRXおよび/またはDTX技法は、電力および/または他のシステムリソースを節約するためにBSに適用され得る。さらに、DTXを使用して信号を送信することを控えることによって、ネットワークトラフィックおよび潜在的な干渉が低減され得る。UEおよび/またはBSがDRXおよびDTXモードで動作する状態では、電力節約および延長されたバッテリー寿命をも与えながら、予想されるレベルの通信レイテンシおよびスループットをユーザに与える方式でデバイスが通信することを保証する必要がある。
【発明の概要】
【0005】
[0005]以下で、説明する技術の基本的理解を与えるために、本開示のいくつかの態様を要約する。本概要は、本開示のすべての企図される特徴の広範な概観ではなく、本開示のすべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を概要の形で提示することである。
【0006】
[0006]本開示の態様は、不連続受信(DRX)および不連続送信(DTX)動作に関連する電力節約の利益を同時に保持しながら、起動信号(WUS:wake-up signal)が基地局(BS)から受信されないときにユーザ機器(UE)がどのように起動を実施すべきかについての解決策を提供する。いくつかの例では、デフォルト起動構成は、WUSがWUS機会中にBSから受信されていないときにUEによって利用される。この点について、デフォルト起動構成は、UEに、WUS機会に関連するオン持続時間中にPDCCH監視をスキップさせ得る(たとえば、スリープモードにとどまらせ得る)。代替的に、デフォルト起動構成は、UEに、WUS機会に関連するオン持続時間中にPDCCH監視をアクティブに実施させ得る。デフォルト起動構成は、UEがWUS機会に関連するオン持続時間中にPDCCH監視をスキップすべきかまたはそれをアクティブに実施すべきかを選択するように動的におよび/または半静的に構成され得る。
【0007】
[0007]本開示の一態様では、ワイヤレス通信の方法は、ユーザ機器(UE)によって、基地局(BS)から不連続受信(DRX)動作に関連するデフォルト起動構成を受信することと、起動信号(WUS)機会中にUEによって、BSからのWUSを監視することと、UEによって、WUSがWUS機会中にBSから受信されたのかどうかを決定することと、UEによって、デフォルト起動構成とWUSがWUS機会中にBSから受信されたのかどうかとに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視を実施することと、を含む。
【0008】
[0008]本開示の追加の態様では、ワイヤレス通信の方法は、基地局(BS)によって、ユーザ機器(UE)に不連続受信(DRX)動作に関連するデフォルト起動構成を送信することと、BSによって、トラフィック負荷に基づいてWUS機会中にUEに起動信号(WUS)を送信すべきかどうかを決定することと、BSによって、WUS機会に関連する持続時間中に物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)信号を送信することと、を含む。
【0009】
[0009]本開示の追加の態様では、ユーザ機器(UE)は、基地局(BS)から、不連続受信(DRX)動作に関連するデフォルト起動構成を受信することと、起動信号(WUS)機会中に、BSからのWUSを監視することとを行うように構成されたトランシーバと、トランシーバと通信しているプロセッサとを含み、プロセッサは、WUSがWUS機会中にBSから受信されたかどうかを決定することと、デフォルト起動構成とWUSがWUS機会中にBSから受信されたかどうかとに基づいて物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)監視を実施することと、を行うように構成される。
【0010】
[0010]本開示の追加の態様では、基地局は、ユーザ機器(UE)に、不連続受信(DRX)動作に関連するデフォルト起動構成を送信することと、起動信号(WUS)機会に関連する持続時間中に物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)信号を送信することとを行うように構成されたトランシーバと、トランシーバと通信しているプロセッサとを含み、プロセッサは、トラフィック負荷に基づいてWUS機会中にUEにWUSを送信すべきかどうかを決定することを行うように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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