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公開番号
2025083962
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197671
出願日
2023-11-21
発明の名称
容器及び内容物入り容器
出願人
大和製罐株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
B65D
81/34 20060101AFI20250526BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】電子レンジ加熱時に内圧が上昇しても、フランジ部の変形を抑制できる容器及び内容物入り容器を提供すること。
【解決手段】内圧の上昇によって破断する破断部12aを有する蓋12がシールされる容器11であって、一方向に延びる辺を少なくとも有する胴部21と、胴部21の下端に設けられる底部22と、胴部21の上端に設けられ、蓋12がシールされるフランジ部23a、及び、フランジ部23aから下方に延びるスカート部23bを有するフランジ23と、を備える。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内圧の上昇によって破断する破断部を有する蓋がシールされる容器であって、
一方向に延びる辺を少なくとも有する胴部と、
前記胴部の下端に設けられる底部と、
前記胴部の上端に設けられ、前記蓋がシールされるフランジ部、及び、前記フランジ部から下方に延びるスカート部を有するフランジと、
を備える容器。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記スカート部の長さは、3mm以上15mm以下である、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記胴部及び前記フランジ部は、一方向に長い矩形状であり、一対の長辺及び一対の短辺が直交する方向に延びる、請求項1に記載の容器。
【請求項4】
前記胴部は、少なくとも一対の長辺に補強構造を有する、請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記胴部は、少なくとも一対の長辺に外方に突出する複数の補強用リブを有する、請求項4に記載の容器。
【請求項6】
前記補強用リブは、前記容器を複数スタックしたときに、前記スカート部の下端と、前記フランジ部の上面の間に軸線方向で所定の間隔を形成する、請求項5に記載の容器。
【請求項7】
前記フランジは、前記スカート部の下端から外方に向けて延設される、1.5mm以上10mm以下の裾部を有する、請求項2に記載の容器。
【請求項8】
前記長辺側に設けられる前記スカート部は、前記短辺側に設けられる前記スカート部よりも長さが長い、請求項3に記載の容器。
【請求項9】
請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の容器と、
前記容器の前記フランジ部にヒートシールされる前記蓋と、
前記容器内に収容された内容物と、を備える内容物入り容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内容物を収容する容器及び内容物入り容器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従前から内容物を収容し、密封した状態で内容物を電子レンジで加熱する容器が知られている。しかしながら、このような容器は、電子レンジによって内容物を加熱すると、内圧が増加する。このため、電子レンジ加熱中に、蒸気を自動的に排出し、内圧を低下させる手段を備えた容器も知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、結晶性延伸配向フィルムの配向部を挟んで対向配置された無配向部を有する破断部を蓋に設けることにより、電子レンジ加熱時に水蒸気を放出することができるカップ容器およびフィルムが開示されている。
【0004】
また、例えば、特許文献2には、脆弱加工線を形成し、電子レンジで加熱したときに、水蒸気を放出する貫通孔を形成できるフィルムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7032092号公報
特開2017-095107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した技術において、底部と胴部と四角形のフランジ部を有する容器を用いる場合に、電子レンジ加熱時に生じる水蒸気によって内圧が上昇すると、フランジ部に上方に突出する嘴状の変形が生じる虞がある。そして、フランジ部に変形が生じると、蓋に形成された破断部が破断しないことがある。このため、容器の内圧が上昇したときにフランジ部の変形を抑制できる技術が求められている。
【0007】
そこで本発明は、電子レンジ加熱時に内圧が上昇しても、フランジ部の変形を抑制できる容器及び内容物入り容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、容器は、内圧の上昇によって破断する破断部を有する蓋がシールされる容器であって、一方向に延びる辺を少なくとも有する胴部と、前記胴部の下端に設けられる底部と、前記胴部の上端に設けられ、前記蓋がヒートシールされるフランジ部、前記フランジ部の外縁から下方に延びるスカート部を有するフランジと、を備える。
【0009】
本発明の一態様によれば、内容物入り容器は、上述した容器と、前記容器の前記フランジ部にヒートシールされる前記蓋と、前記容器内に収容された内容物と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、電子レンジ加熱時に内圧が上昇しても、フランジ部の変形を抑制できる容器及び内容物入り容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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