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公開番号2025083601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2022072983
出願日2022-04-27
発明の名称昇降搬送装置
出願人村田機械株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65G 1/137 20060101AFI20250526BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】仕分処理を行う作業箇所において効率的な仕分作業を実施することができる、昇降搬送装置を提供する。
【解決手段】昇降搬送装置71は、第一コンベヤライン61から第二コンベヤライン51へ被搬送物Bを鉛直方向に沿って搬送する昇降部73と、鉛直方向において第一コンベヤライン61と第二コンベヤライン51との間に配置されると共に、昇降部73との間で被搬送物Bを受け渡し可能なバッファ部81と、被搬送物Bをバッファ部81に退避させる第一処理と、第一処理の後に被搬送物Bを第二コンベヤライン51に受け渡す第二処理と、第二処理の後にバッファ部81に退避させた被搬送物Bを第二コンベヤライン51に受け渡す第三処理と、を実行するように少なくとも昇降部73を制御し、作業箇所55に到着する被搬送物Bの順序を入れ替える制御部87と、を備える。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
被搬送物の供給部に接続される第一コンベヤラインから、仕分処理が行われる作業箇所が構成され、前記第一コンベヤラインに対して鉛直方向に異なる位置に設けられる第二コンベヤラインへ、前記被搬送物を鉛直方向に沿って搬送する昇降部と、
鉛直方向において前記第一コンベヤラインと前記第二コンベヤラインとの間に配置されると共に、前記昇降部との間で前記被搬送物を受け渡し可能なバッファ部と、
前記昇降部において前記第一コンベヤラインから受け取った前記被搬送物を前記バッファ部に退避させる第一処理と、前記第一処理の後に前記第一コンベヤラインから受け取った前記被搬送物を前記第二コンベヤラインに受け渡す第二処理と、前記第二処理の後に前記バッファ部に退避させた前記被搬送物を前記第二コンベヤラインに受け渡す第三処理とを実行するように少なくとも前記昇降部を制御し、前記作業箇所に到着する前記被搬送物の順序を入れ替える制御部と、を備える、昇降搬送装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記バッファ部は、複数設けられており、
複数の前記バッファ部は、同じ高さ位置に配置されている、請求項1記載の昇降搬送装置。
【請求項3】
一つの前記バッファ部は、複数の前記被搬送物を載置可能に構成されている、請求項1又は2記載の昇降搬送装置。
【請求項4】
前記昇降部は、前記第一コンベヤラインと前記第二コンベヤラインとの間で双方向に前記被搬送物を搬送可能に構成されている、請求項1又は2記載の昇降搬送装置。
【請求項5】
前記昇降部は、前記第一コンベヤラインと前記第二コンベヤラインとの間で双方向に前記被搬送物を搬送可能に構成されている、請求項3記載の昇降搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、昇降搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ピッキングエリアに設けられる商品陳列棚からオーダーに応じた物品を取り出し、ピッキングエリアに搬送されてくる被搬送物(配送箱)に取り出した物品を収容する仕分作業を支援するピッキングシステムが、例えば特許文献1に記載されている。また、自動倉庫等からピッキングエリアに搬送されてくる被搬送物(物品箱)からオーダーに応じた物品を取り出し、配送箱に物品を収容する仕分作業を支援するためのピッキングシステムも広く知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/147261号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなピッキングシステムにおいては、上流側から搬送されてくる被搬送物の順序を入れ替えて、仕分処理を実施する作業箇所において効率的に仕分作業を実施したいという要望がある。
【0005】
そこで、本発明の一側面の目的は、仕分処理を行う作業箇所において効率的な仕分作業を実施することができる、昇降搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る昇降搬送装置は、被搬送物の供給部に接続される第一コンベヤラインから、仕分処理が行われる作業箇所が構成され、第一コンベヤラインに対して鉛直方向に異なる位置に設けられる第二コンベヤラインへ、被搬送物を鉛直方向に沿って搬送する昇降部と、鉛直方向において第一コンベヤラインと第二コンベヤラインとの間に配置されると共に、昇降部との間で被搬送物を受け渡し可能なバッファ部と、昇降部において第一コンベヤラインから受け取った被搬送物を前記バッファ部に退避させる第一処理と、第一処理の後に第一コンベヤラインから受け取った被搬送物を第二コンベヤラインに受け渡す第二処理と、第二処理の後にバッファ部に退避させた被搬送物を第二コンベヤラインに受け渡す第三処理とを実行するように少なくとも昇降部を制御し、作業箇所に到着する被搬送物の順序を入れ替える制御部と、を備える。
【0007】
この構成では、少なくとも一つの被搬送物がバッファに退避させられた後、後から搬送されてくる被搬送物が第二コンベヤラインの一部に構成される上記作業箇所に先行して送り出され、退避させられた被搬送物は、その後に上記作業箇所に送り出される。これにより、作業箇所には、第一コンベヤラインにおいて搬送されてくる順序とは異なる順序で被搬送物が搬送されてくるようになるので、作業者は、作業箇所において効率的な仕分作業を実施することができる。なお、上記第二処理は、少なくとも一つの被搬送物をバッファ部に受け渡すことを意味する。
【0008】
本発明の一側面に係る昇降搬送装置では、バッファ部は、複数設けられており、複数のバッファ部は、同じ高さ位置に配置されてもよい。この構成では、三個以上の被搬送物との間で、上記作業箇所に送り出す被搬送物の順序を入れ替えることができる。また、同じ高さ位置に配置されたバッファ部に連続して被搬送物を受け渡しする場合に、昇降部の昇降動作を省略することができるので、サイクルタイムを短くすることができる。
【0009】
本発明の一側面に係る昇降搬送装置では、複数の被搬送物を載置可能に構成されてもよい。この構成では、三個以上の被搬送物との間で、上記作業箇所に送り出す被搬送物の順序を入れ替えることができる。
【0010】
本発明の一側面に係る昇降搬送装置では、昇降部は、第一コンベヤラインと第二コンベヤラインとの間で双方向に被搬送物を搬送可能に構成されてもよい。この構成では、仕分作業後の被搬送物を第一コンベヤラインに戻すことができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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