TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025083570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025043589,2023104632
出願日2025-03-18,2012-09-07
発明の名称インタ予測方法及びその装置
出願人エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,LG ELECTRONICS INC.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/52 20140101AFI20250523BHJP(電気通信技術)
要約【課題】複雑度を減少させ、符号化/復号効率を向上させることができる映像符号化方法及び装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るインタ予測方法は、現予測ユニットに対応する予測対象ブロックのマージ候補リストを生成するステップ、マージ候補リストを構成する複数のマージ候補のうち一つに基づいて、予測対象ブロックの動き情報を導出するステップ、及び導出された動き情報に基づいて予測対象ブロックに対して予測を行うことによって、現予測ユニットに対応する予測ブロックを生成するステップを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
復号器により実行される映像復号方法であって、
並列マージユニット領域のサイズを表す並列マージレベルについての情報を受信するステップと、
マージモードを現ブロックに適用するかを表すマージフラグ情報を獲得するステップと、
前記マージモードが前記現ブロックに適用されることを示す前記マージフラグ情報に基づいて、前記現ブロックに対する複数の空間マージ候補を導出するステップと、
前記現ブロックに対する前記複数の空間マージ候補を含むマージ候補リストを構成するステップと、
前記マージ候補リスト内の前記複数の空間マージ候補の一つに基づいて前記現ブロックの動き情報を導出するステップと、
前記導出された動き情報に基づいて前記現ブロックの予測サンプルを導出するステップと、
前記予測サンプルに基づいて復元ピクチャを生成するステップと、を含み、
前記並列マージユニット領域のサイズは前記並列マージレベルについての情報に基づいて導出され、
前記現ブロックは、前記並列マージユニット領域に属し、
前記現ブロックは予測ユニット(PU)と関連し、前記予測ユニット(PU)は符号化ユニットから分割された複数のPUの一つであり、
前記並列マージユニット領域のサイズより小さいサイズを有し、前記並列マージユニット領域内に位置する前記PUに対して、前記複数の空間マージ候補は、前記並列マージユニット領域と同じサイズを有する2N×2N PUの複数の空間マージ候補と同一であり、
前記並列マージユニット領域と同じサイズを有する前記2N×2N PUの前記複数の空間マージ候補は、前記並列マージユニット領域の、左下隅に最も近く位置するブロック、左側に隣接するブロック、右上隅に最も近く位置するブロック、上側に隣接するブロック、及び左上隅に最も近く位置するブロックから導出され、
前記並列マージレベルについての情報は、ピクチャパラメータセットを介して受信される、映像復号方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記並列マージレベルについての情報の値が0であることに基づいて、前記並列マージユニット領域の前記サイズは、4×4である、請求項1に記載の映像復号方法。
【請求項3】
前記並列マージレベルについての情報の値が0より大きいことに基づいて、前記並列マージユニット領域に含まれる前記複数のPUのそれぞれに対する動き情報は並列に導出される、請求項1に記載の映像復号方法。
【請求項4】
前記並列マージレベルについての情報の値が1であることに基づいて、前記並列マージユニット領域のサイズは8×8であり、
前記並列マージレベルについての情報の値が2であることに基づいて、前記並列マージユニット領域のサイズは16×16である、請求項1に記載の映像復号方法。
【請求項5】
前記並列マージレベルについての情報の値が3であることに基づいて、前記並列マージユニット領域の前記サイズは、32×32であり、
前記並列マージレベルについての情報の値が4であることに基づいて、前記並列マージユニット領域の前記サイズは、64×64である、請求項1に記載の映像復号方法。
【請求項6】
前記符号化ユニットのサイズが8×8であり、前記並列マージユニット領域のサイズが4×4より大きいことに基づいて、前記複数のPUは前記複数の空間マージ候補を共有する(share)、請求項1に記載の映像復号方法。
【請求項7】
符号化器により実行される映像符号化方法であって、
マージモードが現ブロックに適用されるかに基づいてマージフラグ情報を生成するステップと、
前記マージモードが前記現ブロックに適用されることを示す前記マージフラグ情報に基づいて、現ブロックに対する複数の空間マージ候補を導出するステップと、
前記現ブロックに対する前記複数の空間マージ候補を示すマージ候補リストを構成するステップと、
前記マージ候補リストからマージ候補を選択するステップと、
前記マージ候補リストから前記選択されたマージ候補を示すマージインデックス情報を生成するステップと、
並列マージユニット領域のサイズを示す並列マージレベルを導出するステップと、
前記並列マージレベルについての情報を生成するステップと、
前記マージフラグ情報、前記マージインデックス情報、及び前記並列マージレベルについての情報を含む映像情報を符号化するステップを含み、
前記並列マージユニット領域のサイズは、前記並列マージレベルについての情報に基づいて表され、
前記現ブロックは、前記並列マージユニット領域に属し、
前記現ブロックは予測ユニット(PU)と関連し、前記PUはコーディングユニット(CU)から分割された複数のPUの一つであり、
前記並列マージユニット領域のサイズより小さいサイズを有し、前記並列マージユニット領域内に位置する前記PUに対して、前記複数の空間マージ候補は、前記並列マージユニット領域と同じサイズの2N×2N PUの複数の空間マージ候補と同一であり、
前記並列マージユニット領域のサイズと同じサイズを有する2N×2N PUの複数の空間マージ候補は、前記並列マージユニット領域の、左下隅に最も近く位置するブロック、左側に隣接するブロック、右上隅に最も近く位置するブロック、上側に隣接するブロック、及び左上隅に最も近く位置するブロックから導出され、
前記並列マージレベルについての情報は、ピクチャパラメータセットを介して送られる、映像符号化方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は映像処理に関し、より詳細にはインタ予測方法及び装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、高解像度(HD)映像及び超高解像度(UHD)映像のような高解像度、高品質な映像への需要が、多様な分野において増加しつつある。映像データが高解像度、高品質になるほど、既存の映像データに比べて相対的に伝送される情報量又はビット量が増加するため、既存の有線無線の広帯域ネットワークのような媒体を用いて映像データを伝送する場合、又は既存の記憶媒体を用いて映像データを記憶する場合、伝送コスト及び記憶コストが増加する。このような問題を解決するために、高能率の映像圧縮技術が用いられる。
【0003】
映像圧縮技術としては、現ピクチャの前及び/又は後のピクチャから現ピクチャに含まれる画素値を予測するインタ予測技術、現ピクチャ内の画素情報を用いて現ピクチャに含まれた画素値を予測するイントラ予測技術、出現頻度の高い値に短い符号語を割り当て、出現頻度の低い値に長い符号語を割り当てるエントロピ符号化技術など、多様な技術が存在する。このような映像圧縮技術を用いて映像データを効果的に圧縮して伝送又は記憶することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の技術的課題は、複雑度を減少させ、符号化/復号効率を向上させることができる映像符号化方法及び装置を提供することにある。
【0005】
本発明の別の技術的課題は、複雑度を減少させ、符号化/復号効率を向上させることができる映像復号方法及び装置を提供することにある。
【0006】
本発明のまた別の技術的課題は、複雑度を減少させ、符号化/復号効率を向上させることができるインタ予測方法及び装置を提供することにある。
【0007】
本発明の更に別の技術的課題は、複雑度を減少させ、符号化/復号効率を向上させることができるマージ候補リスト生成方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態はインタ予測方法である。この方法は、現予測ユニット(current Prediction Unit、current PU)に対応する予測対象ブロックのマージ候補リストを生成するステップと、マージ候補リストを構成する複数のマージ候補のうち一つに基づいて、予測対象ブロックの動き情報を導出するステップと、導出された動き情報に基づいて予測対象ブロックに対して予測を行うことによって、現予測ユニットに対応する予測ブロックを生成するステップとを含み、現予測ユニットはマージ候補共有単位に属する予測ユニットであり、マージ候補リスト生成ステップにおいては、複数の第1マージ候補から構成された第1マージ候補リスト及び複数の第2マージ候補から構成された第2マージ候補リストのうち一つを選択的に生成し、複数の第1マージ候補は、予測対象ブロックの位置及び大きさに基づいて決定された複数の第1ブロックの動き情報であり、複数の第2マージ候補は、マージ候補共有単位に対応するブロックの位置及び大きさに基づいて決定された複数の第2ブロックの動き情報である。
【0009】
マージ候補リスト生成ステップにおいて、第1マージ候補リストが生成されるか、又は第2マージ候補リストが生成されるかは、マージ候補共有単位で決定され、第2マージ候補リストが生成されると決定された場合、マージ候補共有単位内のすべての予測ユニットは第2マージ候補リストを共有する。
【0010】
マージ候補共有単位は、現予測ユニットが属する現符号化ユニット(current Coding Unit、current CU)であり、複数の第2マージ候補は、現符号化ユニットに対応する復号対象ブロックの位置及び大きさに基づいて決定された複数の第2ブロックの動き情報である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
音響装置
19日前
個人
携帯端末保持具
22日前
個人
テレビ会議拡張システム
1か月前
日本無線株式会社
音声通信方式
19日前
日本精機株式会社
投影システム
25日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
6日前
キヤノン株式会社
通信装置
8日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
22日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
12日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
19日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
オムロン株式会社
スレーブ装置
1か月前
株式会社ヴィーネックス
カメラ
13日前
キヤノン株式会社
撮影システム
12日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
21日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
1か月前
日本放送協会
映像伝送システム
21日前
リオン株式会社
電気機械変換器
6日前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
19日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
1か月前
シャープ株式会社
電子機器
13日前
株式会社クーネル
音響装置
今日
シャープ株式会社
表示装置
5日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
1か月前
株式会社バッファロー
無線通信装置
21日前
株式会社国際電気
無線通信システム
8日前
アイホン株式会社
インターホン機器
1か月前
株式会社ニコン
カメラボディ
1か月前
株式会社ニコン
撮像装置
1か月前
理想科学工業株式会社
連絡システム
1か月前
二幸産業株式会社
建物設備の管理装置
1か月前
個人
対走行騒音の音量音質制御の安定化方法
21日前
個人
非可聴音配信方法およびシステム
20日前
続きを見る