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公開番号
2025083451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025037046,2023036392
出願日
2025-03-10,2010-12-06
発明の名称
第VIII-Fc因子キメラおよびハイブリッドポリペプチドならびにその使用法
出願人
バイオベラティブ セラピューティクス インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
47/68 20170101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】第VIII-Fc因子キメラおよびハイブリッドポリペプチドならびにその使用法の提供。
【解決手段】本発明は、第VIII因子を投与する方法;第VIII因子を含むキメラおよびハイブリッドポリペプチドを投与する方法;第VIII因子を含むキメラおよびハイブリッドポリペプチド;このようなキメラおよびハイブリッドポリペプチドをコードするポリヌクレオチド;このようなポリヌクレオチドを含む細胞;ならびにこのような細胞を用いてこのようなキメラおよびハイブリッドポリペプチドを産生する方法を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
特発的出血の治療を必要とする血友病Aのヒト対象における、出血症状の発生率を低下させるための医薬組成物であって、凝固活性を有する機能的第VIII因子(FVIII)とFcとを含む長時間作用性第VIII因子ポリペプチドの治療的用量を含み、
該医薬組成物は、複数回投与で投与され、該治療的用量は、3日~5日の投与間隔で約25IU/kg~約65IU/kgであることを特徴とし、静脈内投与される、前記医薬組成物。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
複数回投与の各々が25IU/kgである、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
複数回投与の各々が50IU/kgである、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
複数回投与の各々が65IU/kgである、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
投与間隔が3日である、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
投与間隔が4日である、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
投与間隔が5日である、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
前記治療的用量が、約25IU/kg、約30IU/kg、約35IU/kg、約40IU/kg、約45IU/kg、約50IU/kg、約55IU/kg、約60IU/kg、または約65IU/kgである、請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
前記長時間作用性第VIII因子ポリペプチドがペグ化されている、請求項1~8のいずれか一項に記載の医薬組成物。
【請求項10】
前記長時間作用性第VIII因子ポリペプチドが、FVIIIFc単量体二量体ハイブリッドである、請求項1~9のいずれか一項に記載の医薬組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、止血障害の治療法の分野に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
血友病Aは、FVIII活性の欠損をもたらす第VIII因子(FVIII)遺伝子における突然変異および/または欠失に起因するX関連出血障害である(Peyvandi
et al. 2006)。この疾患は、特発性出血や外傷後の過剰な出血により特徴付けられる。長い期間にわたり、筋肉や関節中に繰り返し出血し(幼少期に始まることが多い)、その結果、血友病性関節症や不可逆的な関節損傷が起こる。この損傷は進行性であり、関節の可動性が非常に限定されたり、筋萎縮症や慢性痛が起こったりする可能性がある(非特許文献1(その全体として参照により本明細書中に組み込まれる))。
【0003】
A2ドメインは第VIII因子分子の凝固促進活性に必要である。研究により、ブタ第VIII因子はヒト第VIII因子よりも6倍高い凝固促進活性を有することが示され(非特許文献2)、ヒト第VIII因子とブタ第VIII因子との間の凝固活性の差は、ヒトA2ドメインおよびブタA2ドメインにおける1以上の残基間のアミノ酸配列の差に基づくようである(非特許文献3)(その全体が参照により本明細書に組み込まれる)。
【0004】
血友病Aの治療は、FVIII活性を正常レベルの1~5%まで回復させて、特発性出血を予防することを目標とする補充療法による(非特許文献4(その全体が参照により本明細書中に組み込まれる)。出血症状をオンデマンドで治療するため、または予防的に治療することにより起こる出血症状を予防するために利用可能な血漿由来の組換えFVIII製品がある。これらの製品の半減期に基づき、治療レジメンでは頻繁に静脈内投与することが必要とされる。そのような頻繁な投与は痛みを伴い、かつ不都合である。
【0005】
死亡率の低下、関節損傷の予防、および生活の質の改善は、血漿由来の組換えFVIIIの開発による重要な功績である。出血を長期間予防することが、血友病A患者の治療における別の重要な進展となるであろう。しかし、現在まで、長期の保護を可能にする製品は開発されていない。したがって、現行の治療法よりも許容性かつ有効な、第VIII因子欠乏に起因する血友病の改善された治療法が依然として必要とされる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
Rodriguez-Merchan, E.C., Semin. Thromb. Hemost. 29:87-96 (2003)
Lollar, P., and E. T. Parker, J. Biol. Chem. 266:12481-12486 (1991)
Lollar, P., et al., J. Biol. Chem. 267:23652-23657 (1992)
Mannucci, P.M., et al., N. Engl. J. Med. 344:1773-1779 (2001)
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、第VIII因子を投与する方法;第VIII因子を含むキメラポリペプチドおよびそのようなキメラポリペプチドのハイブリッドを投与する方法;第VIII因子を
含むキメラポリペプチドおよびそのようなキメラポリペプチドのハイブリッド;そのようなキメラおよびハイブリッドポリペプチドをコード化するポリヌクレオチド;そのようなポリヌクレオチドを含む細胞;ならびにそのような細胞を用いてそのようなキメラおよびハイブリッドポリペプチドを産生する方法を提供する。
【0008】
本発明は、第VIII因子を、それを必要とする対象に投与する方法であって、この対象に、治療量のキメラ第VIII因子ポリペプチド、たとえばキメラ第VIII-Fc因子ポリペプチドを、当量の、非第VIII因子部分を含まない前記第VIII因子(前記第VIII因子部分からなるポリペプチド)、例えばFc部分を含まない前記第VIII因子に必要であるよりも少なくとも約1.5倍長い投与間隔で投与することを含む方法を提供する。
【0009】
投与間隔は、当量の、Fc部分などの非第VIII因子部分を含まない前記第VIII因子(前記第VIII因子部分からなるポリペプチド)に必要であるよりも、少なくとも約1.5~6倍長いか、1.5~5倍長いか、1.5~4倍長いか、1.5~3倍長いか、または1.5~2倍長くてもよい。投与間隔は、当量の、Fc部分などの非第VIII因子部分を含まない前記第VIII因子(前記第VIII因子部分からなるポリペプチド)に必要であるよりも少なくとも約1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、5.5または6倍長くてもよい。投与間隔は、5、6、7、8、9、10、11、12、13、もしくは14日ごとまたはそれ以上であってよい。
【0010】
投与間隔は、少なくとも約1.5~5、1.5、2、3、4、もしくは5日またはそれ以上であってよい。
(【0011】以降は省略されています)
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