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公開番号
2025083358
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025029282,2021061052
出願日
2025-02-26,2021-03-31
発明の名称
ガス供給機構および除染ガス循環装置
出願人
株式会社シーライブ
代理人
弁理士法人白坂
主分類
A61L
9/00 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】除染ガス等のガスを空間内に効率的に供給して循環させることができるガス供給機構および除染ガス循環装置を提供する。
【解決手段】ガス供給機構100は、所定の空間S内に設置されて、周囲に向けてガスを供給する。ガス供給機構100は、ガスを上方に向けて送り出すように構成されたファン130と、上方に開放された上端開口112を有するガス供給筐体110と、上端開口112を塞ぐように、ガス供給筐体110に対して取り付けられた上面板120とを備える。上面板120とガス供給筐体110の上端部111との間には、環状の隙間Gが形成されており、ファン130から送り出されたガスが、隙間Gを通じて周方向の全方位に向けて放出される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空間内に設置され、周囲に向けてガスを供給するガス供給機構であって、
前記ガスを上方又は側方に向けて送り出すように構成された送風装置と、
前記送風装置を収容すると共に上方に開放された上端開口を有するガス供給筐体と、
前記ガス供給筐体の前記上端開口を塞ぐように、前記ガス供給筐体に対して取り付けられた上面板と、を備え、
前記上面板と前記ガス供給筐体の上端部との間には、環状の隙間が形成されており、前記送風装置から送り出された前記ガスが、前記隙間を通じて周方向の全方位に向けて放出される、ガス供給機構。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記ガス供給筐体は、前記上端部において、側方に張り出すフランジ部を有し、
前記上面板と前記フランジ部との間に前記隙間が形成されており、
前記上面板及び/又は前記フランジ部は、放出されるガスによってコアンダ効果を生じさせるように構成されている、請求項1に記載のガス供給機構。
【請求項3】
前記上面板は前記フランジ部より高い位置に配置されており、
前記上面板の直径は前記フランジ部の外径よりも大きく、前記上面板の周縁部は前記フランジ部の径方向外方に突出しており、
前記周縁部には、前記コアンダ効果を生じさせるコアンダ構造部が設けられている、請求項2に記載のガス供給機構。
【請求項4】
前記上面板は前記フランジ部より高い位置に配置されており、
前記フランジ部の外径は前記上面板の直径よりも大きく、前記フランジ部は前記上面板の径方向外方に突出しており、
前記フランジ部には、前記コアンダ効果を生じさせるコアンダ構造部が設けられている、請求項2に記載のガス供給機構。
【請求項5】
前記空間内において縦向きに設置され、前記ガスの一種としての除染ガスを発生させるガス発生装置と、
前記ガス発生装置の上部に取り付けられた請求項1~4のいずれか一項に記載のガス供給機構と、を備え、
前記ガス発生装置によって発生させられた前記除染ガスが前記ガス供給筐体の下方から取り込まれて前記送風装置の吸込口に案内されるように構成された、除染ガス循環装置。
【請求項6】
前記ガス発生装置は、
前記ガスの原料を気化させる原料気化器と、
前記原料気化器の上に配置されて前記除染ガスを発生させる反応部と、を有し、
前記原料気化器と前記反応部との間には、前記ガス発生装置に空気を供給するための空気供給口が形成されている、請求項5に記載の除染ガス循環装置。
【請求項7】
前記ガス供給機構がガス発生装置に取り付けられた状態で、前記ガス供給機構の前記隙間は、前記ガス発生装置の設置面から1.0m以上の高さに位置する、請求項5又は6に記載の除染ガス循環装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、除染ガス等のガスを空間に供給して循環させるためのガス供給機構および除染ガス循環装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1および特許文献2に記載されるように、除染対象の空間にガスを供給して除染(すなわち除菌又は滅菌等)を行う装置が知られている。特許文献1に記載された空間除菌脱臭システムでは、塩素系ガス供給装置と複数の部屋とがダクトおよび分配ダクトによって接続されている。ダクトに設けられた調整弁と、制御手段とが、塩素系ガスの分配量を調整する。また特許文献2に記載された滅菌装置では、液体の窒素酸化物が定量ポンプによって噴射装置に供給される。噴射装置は、窒素酸化物を気化させ、空間に向けて窒素酸化物を噴射させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-115454号公報
特開2013-236928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来のシステム又は装置では、空間に除染ガスが供給されるが、空間内において除染ガスをいかに効率的に拡散または循環させる点について、検討が不十分である。例えば、ガスの拡散効率や循環効率が十分でないため、除染に時間を要したり、大きな装置や動力を要したりするといった問題がある。
【0005】
本発明は、除染ガス等のガスを空間内に効率的に供給して循環させることができるガス供給機構および除染ガス循環装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、空間内に設置され、周囲に向けてガスを供給するガス供給機構であって、ガスを上方又は側方に向けて送り出すように構成された送風装置と、送風装置を収容すると共に上方に開放された上端開口を有するガス供給筐体と、ガス供給筐体の上端開口を塞ぐように、ガス供給筐体に対して取り付けられた上面板と、を備え、上面板とガス供給筐体の上端部との間には、環状の隙間が形成されており、送風装置から送り出されたガスが、隙間を通じて周方向の全方位に向けて放出される。
【0007】
このガス供給機構によれば、送風装置から送り出されたガスは、上面板の周縁部とガス供給筐体の上端部との間に形成された隙間を通じて、周方向の全方位に向けて放出される。したがって、ガスが空間内に効率的に供給される。ガス供給機構の下部から室内の空気を吸い込むことで、ガスを効率的に循環させることもできる。
【0008】
ガス供給筐体は、上端部において、側方に張り出すフランジ部を有し、上面板とフランジ部との間に隙間が形成されており、上面板及び/又はフランジ部は、放出されるガスによってコアンダ効果を生じさせるように構成されていてもよい。コアンダ効果は、フランジ部の上方および下方から室内の空気を引き寄せて周方向に送り出す効果を奏する。これにより、送風装置の限られた動力をもとに、大きな空気循環量すなわちガス循環量を得ることができる。
【0009】
上面板はフランジ部より高い位置に配置されており、上面板の直径はフランジ部の外径よりも大きく、上面板の周縁部はフランジ部の径方向外方に突出しており、周縁部には、コアンダ効果を生じさせるコアンダ構造部が設けられていてもよい。この構成によれば、コアンダ効果により、下方から上方に向けてのアップフロー対流を生じさせることができる。
【0010】
上面板はフランジ部より高い位置に配置されており、フランジ部の外径は上面板の直径よりも大きく、フランジ部は上面板の径方向外方に突出しており、フランジ部には、コアンダ効果を生じさせるコアンダ構造部が設けられていてもよい。この構成によれば、コアンダ効果により、上方から下方に向けてのダウンフロー対流を生じさせることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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