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公開番号2025083321
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2024201356
出願日2024-11-19
発明の名称皮膚湿疹を治療するグリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体
出願人個人,CHEN,Chaocheng,弘慶花菁汐生物科技(廣州)有限公司,Hong Qing Flowery Bio-Tech (Guangzhou) Co., Ltd
代理人弁理士法人お茶の水内外特許事務所
主分類A61K 31/717 20060101AFI20250523BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】湿疹の臨床治療のための複合体の使用を提供する。
【解決手段】湿疹を治療する及び/又は湿疹の症状を緩和する薬物を製造するためのグリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体の使用であって、グリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体は、グリチルリチン酸を担持したバクテリアセルロースを含む、使用である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
湿疹を治療する及び/又は湿疹の症状を緩和する薬物を製造するためのグリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体の使用であって、グリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体は、グリチルリチン酸を担持したバクテリアセルロースを含む、使用。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記症状は、発赤、水腫、痒み又はこれらの任意の組み合わせを含む、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
前記バクテリアセルロースは、酢酸菌(アセトバクテリウムバルチ(Acetobacterium Balch))に由来し、50,000~2,500,000の分子量を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項4】
前記バクテリアセルロースは、300~15,000個のグルコシル基を有する、請求項1に記載の使用。
【請求項5】
前記グリチルリチン酸とバクテリアセルロースとの質量比は、1:0.1~10である、請求項1~4のいずれか1項に記載の使用。
【請求項6】
前記グリチルリチン酸とバクテリアセルロースとの質量比は、1:5である、請求項5に記載の使用。
【請求項7】
前記グリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体の製造方法が下記の1)~3)の工程を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の使用。
1)水及び凍結乾燥したバクテリアセルロースを混合して、水含有バクテリアセルロースを得る工程、
2)グリチルリチン酸を水に溶解させて、グリチルリチン酸水溶液を得る工程、ならびに
3)前記グリチルリチン酸水溶液を、前記水含有バクテリアセルロースに滴下して、前記グリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体を得る工程
【請求項8】
前記水含有バクテリアセルロース及びグリチルリチン酸水溶液は、それぞれ撹拌して均一溶液にした、請求項7に記載の使用。
【請求項9】
前記撹拌した水含有バクテリアセルロース及びグリチルリチン酸水溶液は、それぞれ超音波でさらに処理した、請求項7に記載の使用。
【請求項10】
前記滴下は、超音波下で行う、請求項7に記載の使用。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バクテリアセルロース複合体、特にグリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体、及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
バクテリアセルロースは、比較的に新規で薬物送達への適用が少ないナノ材料であり、生物分解性、無毒性、高い弾性率、高い比表面積、低い密度、非研磨性、表面官能化しやすく、化学成分における高い純度及び結晶度、高い重合度(2000~8000)、高い硬度を含む様々な特別な物理や化学性質を同時に有することが証明されており、また、バクテリアセルロースは不活性材料であるため、バクテリアセルロースを直接に薬物担体にする関連研究が少ない。グリチルリチン酸は、臨床において一般的に使用される薬物の一つであり、抗炎症や解毒等の作用を有するが、グリチルリチン酸には、実際に局所用医薬で適用する背景がない。
【0003】
湿疹(すなわち、アトピー性皮膚炎又はアトピー性湿疹)は、世界中で皮膚病による障害の最大な負担で、世界中20%近くの子供が影響され、湿疹はアトピー性及び非アトピー性の形式を含む様々な形式で存在できる。アトピー性の形式は、通常、IgEによって媒介され、非アトピー性の形式は、非IgEによって媒介される。2種類の形式のいずれも好酸球の増加として表現することができる。湿疹の他の変形は、結節性湿疹、脂漏性皮膚炎及び手湿疹を含む。湿疹は、他の全身性疾患、例えば、Wiskott-Aldrich症候群、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染、又は食物アレルギーの皮膚病としても表現・出現される。湿疹発症の過程において、ケラチン生成細胞の過度な増殖や炎症因子の過度な表現が顕著である。
【0004】
そのため、湿疹の臨床治療は、現在、業界で克服したい難題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の従来技術の様々な欠陥に鑑みて、本発明は、グリチルリチン酸を担持したバクテリアセルロースを含むグリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体であって、前記グリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体を皮膚に局所適用することで、湿疹を効果的に治療し、湿疹の症状を顕著に緩和することができ、皮膚湿疹の臨床治療に有利であり、湿疹の病変部位の修復を促進する、皮膚湿疹を治療する及び/又は湿疹の症状を緩和するグリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの具体的な実施態様において、本発明は、湿疹を治療する及び/又は湿疹の症状を緩和する薬物を製造するための前記グリチルリチン酸バクテリアセルロース複合体の使用を提供する。
【0007】
一つの具体的な実施態様において、前記症状は、発赤、水腫、痒み又はこれらの任意の組み合わせを含む。
【0008】
一つの具体的な実施態様において、前記バクテリアセルロースは、酢酸菌(アセトバクテリウムバルチ(Acetobacterium Balch))に由来し、50,000~2,500,000の分子量を有する。
【0009】
一つの具体的な実施態様において、前記バクテリアセルロースは、300~15,000個のグルコシル基を有する。
【0010】
一つの具体的な実施態様において、前記グリチルリチン酸とバクテリアセルロースとの質量比は、1:0.1~10であり、好ましくは、前記グリチルリチン酸とバクテリアセルロースとの質量比は、1:5である。
(【0011】以降は省略されています)

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