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公開番号
2025082747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-29
出願番号
2023196290
出願日
2023-11-17
発明の名称
ゼリー食品
出願人
森永製菓株式会社
代理人
弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類
A23L
29/20 20160101AFI20250522BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】
タンパク質を高含有するゼリー食品について、pHが中性のものは従来なかった。また、タンパク質を高含有し、かつpHが中性のゼリーを製造するにあたって、ゲル化、食感が悪いという課題があった。
本発明は、新規なタンパク質を高含有し、かつpHが中性のゼリー食品を提供することを課題とする。
また、本発明はタンパク質に加え、ミネラル、ビタミン、食物繊維を含み、手軽に栄養補給が可能なpHが中性のゼリー食品を提供することを課題とする。
【解決手段】
タンパク質8質量%以上を含み、品温20℃におけるpHが5~8であるゼリー食品において、マグネシウムを同時に添加し上記課題を解決した。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
タンパク質8質量%以上とマグネシウムを含み、
品温20℃におけるpHが5~8である、ゼリー食品。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記マグネシウムの含有量が、食品100gあたり10mg以上である、請求項1に記載のゼリー食品。
【請求項3】
前記マグネシウムを難溶性の塩として含む、請求項1に記載のゼリー食品。
【請求項4】
前記タンパク質が、大豆タンパク、ホエイタンパク質、コラーゲンペプチドからなる群から選ばれる1つ以上であることを特徴とする、請求項1に記載のゼリー食品。
【請求項5】
前記タンパク質が、分解処理物であることを特徴とする、請求項1に記載のゼリー食品。
【請求項6】
分子量10000~40000のタンパク質が、タンパク質全体に対し30%以下である、請求項1に記載のゼリー食品。
【請求項7】
前記ゼリー食品は、1食分相当量を包装した形態中に、少なくともビタミン11種類以上、マグネシウムを含むミネラル12種類以上、及び食物繊維を含み、
該1食分相当量に含まれる、前記ビタミン11種類以上、及びマグネシウムを含むミネラル12種類以上の含有量が、
それぞれ日本国厚生労働省発行の「日本人の食事摂取基準」における、成人の一日の所要量の3分の1を満たす、請求項1に記載のゼリー食品。
【請求項8】
レトルト加熱品である、請求項1に記載のゼリー食品。
【請求項9】
品温20℃において、以下の方法で測定したときのゲル強度が5~6000gである、請求項1に記載のゼリー食品。
(方法)
レオメーターを使用し、直径10mmの円柱型プランジャー、進入速度60mm/分、進入深度15mm、最大荷重20Nの条件で測定する。
【請求項10】
糖質の含有量が食品100gあたり12g以下であり、
脂質の含有量が食品100gあたり2g以下である、請求項1に記載のゼリー食品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タンパク質を含有する中性域のゼリー食品に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
手軽にエネルギーを摂取することができる食品として、従来タンパク質を含有するゼリー食品が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、3~4の範囲のpHを有するゲル状物であって、組成物全重量に対して、糖質5~20質量%、脂質0.1~5重量%、pH3~4で凝集しない蛋白質素材2.5~6重量%、酸成分0.2~1.5重量%、乳化剤0.01~0.5重量%、寒天0.1~1重量%、および水65~90重量%を含有することを特徴とする総合栄養補給用ゲル状飲料組成物が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2004/010796号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記先行技術のように、タンパク質を含有し、pHが酸性のゼリー食品が従来ある中、新たな嗜好性をもったゼリー食品の更なる開発が求められていた。
【0006】
上記課題に鑑みて、本発明は、タンパク質を含有し、pHが中性域にあるゼリー食品を提供することを課題とする。
また、本発明は、タンパク質を含有し、pHが中性域にある、品質のよいゼリー食品を提供することを課題とする。より具体的には、ゲル化の状態が良好であり、食感がなめらかなゼリー食品を提供することを課題とする。
また、一日に必要な栄養素(タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維)を総合的に摂取できる食品の開発にあたり、pHが中性域にあり、ゼリーの形態である食品は従来なかった。
上記課題に鑑みて、本発明は、一日に必要な前記栄養素を総合的に摂取できる、pHが中性域にあるゼリー食品を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、タンパク質を比較的高濃度で含有するゼリー食品において、pHを中性域とし、マグネシウムを添加することにより、新たな嗜好性を有するゼリー食品を提供できることを見出した。
具体的には、マグネシウムを添加することで、前記ゼリー食品のゲル化、なめらかさを良化できることを見出し、本発明を完成させた。
【0008】
すなわち、上記課題を解決する本発明は、タンパク質8質量%以上とマグネシウムを含み、品温20℃におけるpHが5~8である、ゼリー食品である。
【0009】
本発明の好ましい形態では、前記マグネシウムの含有量が、食品100gあたり10mg以上である。
【0010】
本発明の好ましい形態では、前記ゼリー食品は前記マグネシウムを難溶性の塩として含む。
(【0011】以降は省略されています)
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