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公開番号
2025082305
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2024199579
出願日
2024-11-15
発明の名称
医療画像マーキング装置及び医療画像マーキング方法
出願人
宏達國際電子股ふん有限公司
代理人
個人
主分類
G16H
30/40 20180101AFI20250521BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】医療画像マーキング装置及び医療画像マーキング方法を提供する。
【解決手段】医療画像マーキング装置は、インタフェースと、複数のシリアル化された医療画像を記憶するためのメモリと、インタフェース及びメモリに結合されるプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記インタフェースを介して前記複数のシリアル化された医療画像における第1スライス画像上の第1手動マーク及び前記複数のシリアル化された医療画像における第2スライス画像上の第2手動マークを受信し、及び双方向推論メカニズムを実行して、前記第1手動マーク及び前記第2手動マークに基づいて前記複数のシリアル化された医療画像の複数の中間スライス画像上の複数の結果マークラベルをそれぞれ生成することに用いられる。医療画像マーキング装置は、シリアル化された医療画像上のマークを効率的で正確に発生させるために用いられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
医療画像マーキング装置であって、
インタフェースと、
複数のシリアル化された医療画像を記憶するためのメモリと、
前記インタフェース及び前記メモリに結合されるプロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、前記インタフェースを介して前記複数のシリアル化された医療画像における第1スライス画像上の第1手動マーク及び前記複数のシリアル化された医療画像における第2スライス画像上の第2手動マークを受信し、及び
双方向推論メカニズムを実行して、前記第1手動マーク及び前記第2手動マークに基づいて前記複数のシリアル化された医療画像の複数の中間スライス画像上の複数の結果マークラベルをそれぞれ生成することに用いられることを特徴とする医療画像マーキング装置。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
前記プロセッサが実行する前記双方向推論メカニズムは、
前記第1スライス画像上の前記第1手動マークに基づいてトラッキングモデルを実行することで、前記複数のシリアル化された医療画像の前記複数の中間スライス画像上に順方向順序で複数の順方向予測マークを発生させることと、
前記第2スライス画像上の前記第2手動マークに基づいて前記トラッキングモデルを実行することで、前記複数のシリアル化された医療画像の前記複数の中間スライス画像上に逆方向順序で複数の逆方向予測マークを発生させることと、
前記複数の順方向予測マーク及び前記複数の逆方向予測マークを統合して、前記複数の中間スライス画像上に前記複数の結果マークラベルを発生させることと、
を含む請求項1に記載の医療画像マーキング装置。
【請求項3】
前記トラッキングモデルは、前記順方向順序に従って前記複数の中間スライス画像のうちのそれぞれの間で前記第1スライス画像上の前記第1手動マークを検出し、関連づけ、トラッキングし、及び前記逆方向順序に従って前記複数の中間スライス画像のうちのそれぞれの間で前記第2スライス画像上の前記第2手動マークを検出し、関連づけ、トラッキングするためのトラックアニシングモデルを備える請求項2に記載の医療画像マーキング装置。
【請求項4】
前記複数のシリアル化された医療画像におけるK番目のスライス画像に応じて、前記K番目のスライス画像上の結果マークラベルは、
前記第1スライス画像と前記K番目のスライス画像との間の第1距離及び前記K番目のスライス画像と前記第2スライス画像との間の第2距離を計算すること、
前記第1距離が前記第2距離よりも短い場合、前記K番目のスライス画像上の順方向予測マークを前記K番目のスライス画像上の前記結果マークラベルとして選択すること、及び
前記第2距離が前記第1距離よりも短い場合、前記K番目のスライス画像上の逆方向予測マークを前記K番目のスライス画像上の前記結果マークラベルとして選択すること、により発生される請求項2又は3のいずれか1項に記載の医療画像マーキング装置。
【請求項5】
前記複数のシリアル化された医療画像におけるK番目のスライス画像に応じて、前記K番目のスライス画像上の結果マークラベルは、
前記第1スライス画像と前記K番目のスライス画像との間の第1距離及び前記K番目のスライス画像と前記第2スライス画像との間の第2距離を計算すること、及び
前記第1距離及び前記第2距離に基づいて前記K番目のスライス画像上の順方向予測マークと逆方向予測マークとの重み付け総和に従って、前記K番目のスライス画像上の前記結果マークラベルを発生させること、により発生される請求項2又は3のいずれか1項に記載の医療画像マーキング装置。
【請求項6】
前記プロセッサが実行する前記双方向推論メカニズムは、
双方向XMemモデルを実行して、前記第1手動マーク及び前記第2手動マークに基づいて前記複数の中間スライス画像上の前記複数の結果マークラベルを発生させることを含む請求項1に記載の医療画像マーキング装置。
【請求項7】
前記双方向XMemモデルは、
短期順方向非表示表現式及び短期逆方向非表示表現式を記憶するための感覚メモリと、
順方向記憶キー特徴、逆方向記憶キー特徴、順方向記憶値特徴及び逆方向記憶値特徴を記憶するための作動メモリと、
順方向長期記憶キー特徴、逆方向長期記憶キー特徴、順方向長期記憶値特徴及び逆方向長期記憶値特徴を記憶するための長期メモリと、
を備える請求項6に記載の医療画像マーキング装置。
【請求項8】
前記双方向XMemモデルは、
順方向入力医療画像に関する順方向入力クエリ及び逆方向入力医療画像に関する逆方向入力クエリを発生させるためのクエリエンコーダと、
前記順方向入力クエリ、前記逆方向入力クエリ、読み出し特徴、前記感覚メモリからの前記短期順方向非表示表現式及び前記短期逆方向非表示表現式に基づいて、前記順方向入力医療画像に関する順方向マークシールド及び前記逆方向入力医療画像に関する逆方向マークシールドを発生させるためのデコーダと、
前記順方向マークシールド及び前記逆方向マークシールドに基づいて前記短期順方向非表示表現及び前記短期逆方向非表示表現を発生させるためのシールドエンコーダと、
をさらに備える請求項7に記載の医療画像マーキング装置。
【請求項9】
前記読み出し特徴は、関連マトリクス及び読み出し値に基づいて発生され、
前記関連マトリクスは、前記プロセッサにより前記順方向入力クエリ、前記逆方向入力クエリ、前記順方向記憶キー特徴、前記逆方向記憶キー特徴、前記順方向長期記憶キー特徴及び前記逆方向長期記憶キー特徴に基づいて計算され、
前記読み出し値は、前記プロセッサにより前記順方向記憶値特徴、前記逆方向記憶値特徴、前記順方向長期記憶値特徴及び前記逆方向長期記憶値特徴に基づいて計算される、請求項8に記載の医療画像マーキング装置。
【請求項10】
医療画像マーキング方法であって、
複数のシリアル化された医療画像を取得するステップと、
前記複数のシリアル化された医療画像の第1スライス画像上の第1手動マーク及び前記複数のシリアル化された医療画像の第2スライス画像上の第2手動マークを受信するステップと、
双方向推論メカニズムを実行して、前記第1手動マーク及び前記第2手動マークに基づいて前記複数のシリアル化された医療画像の複数の中間スライス画像上の複数の結果マークラベルをそれぞれ発生させるステップと、
を含むことを特徴とする医療画像マーキング方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、医療画像技術に関する。より具体的には、本開示は、シリアル化された医療画像をマーキングするための方法及び装置である。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
医療画像技術は、X線、核磁気共鳴造影及びコンピュータ断層スキャンを含み、現代医療診断において極めて重要なツールであり、上記技術は、正確な診断と治療に必要な詳細な体の内部構造画像を提供する。しかしながら、画像データ量と内容の複雑さの増加は、特に関心のある領域の正確な認識とマーキングにおいて、医療専門家にとって重大な課題となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
大量の医療画像で関心のある領域をマーキングするのに非常に時間がかかる。実際の用途では、関心のある領域を正確にマーキングすることは、放射線科医又は放射線技術者の手動操作に依存する場合が多い。コンピュータ断層スキャンや核磁気共鳴造影スキャンなどのシリアル化された画像を手動で処理する際の負担は、専門家がスキャンで得られる各スライスを単独でマーキングする必要があるため、特に重い。この過程は、大量の時間がかかるだけでなく、マーキング者によってマーキング間の不一致をもたらし、医療画像分析と臨床診断の効率に影響を与える可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の一態様によれば、医療画像マーキング装置であって、インタフェースと、複数のシリアル化された医療画像を記憶するためのメモリと、インタフェース及びメモリに結合されプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記インタフェースを介して前記複数のシリアル化された医療画像における第1スライス画像上の第1手動マーク及び前記複数のシリアル化された医療画像における第2スライス画像上の第2手動マークを受信し、及び双方向推論メカニズムを実行して、前記第1手動マーク及び前記第2手動マークに基づいて前記複数のシリアル化された医療画像の複数の中間スライス画像上の複数の結果マークラベルをそれぞれ生成することに用いられる医療画像マーキング装置が開示される。
【0005】
いくつかの実施例では、プロセッサが実行する前記双方向推論メカニズムは、前記第1スライス画像上の前記第1手動マークに基づいてトラッキングモデルを実行することで、前記複数のシリアル化された医療画像の前記複数の中間スライス画像上に順方向順序で複数の順方向予測マークを発生させることと、前記第2スライス画像上の前記第2手動マークに基づいて前記トラッキングモデルを実行することで、前記複数のシリアル化された医療画像の前記複数の中間スライス画像上に逆方向順序で複数の逆方向予測マークを発生させることと、前記複数の順方向予測マーク及び前記複数の逆方向予測マークを統合して、前記複数の中間スライス画像上に前記複数の結果マークラベルを発生させることと、を含む。
【0006】
いくつかの実施例では、前記トラッキングモデルは、前記順方向順序に従って前記複数の中間スライス画像のうちのそれぞれの間で前記第1スライス画像上の前記第1手動マークを検出し、関連づけ、トラッキングし、及び前記逆方向順序に従って前記複数の中間スライス画像のうちのそれぞれの間で前記第2スライス画像上の前記第2手動マークを検出し、関連づけ、トラッキングするためのトラックアニシングモデルを備える。
【0007】
いくつかの実施例では、前記複数のシリアル化された医療画像におけるK番目のスライス画像に応じて、前記K番目のスライス画像上の結果マークラベルは、前記第1スライス画像と前記K番目のスライス画像との間の第1距離及び前記K番目のスライス画像と前記第2スライス画像との間の第2距離を計算すること、前記第1距離が前記第2距離よりも短い場合、前記K番目のスライス画像上の順方向予測マークを前記K番目のスライス画像上の前記結果マークラベルとして選択すること、及び前記第2距離が前記第1距離よりも短い場合、前記K番目のスライス画像上の逆方向予測マークを前記K番目のスライス画像上の前記結果マークラベルとして選択すること、によって発生される。
【0008】
いくつかの実施例では、前記複数のシリアル化された医療画像におけるK番目のスライス画像に応じて、前記K番目のスライス画像上の結果マークラベルは、前記第1スライス画像と前記K番目のスライス画像との間の第1距離及び前記K番目のスライス画像と前記第2スライス画像との間の第2距離を計算すること、及び前記第1距離及び前記第2距離に基づいて前記K番目のスライス画像上の順方向予測マークと逆方向予測マークとの重み付け総和に従って、前記K番目のスライス画像上の前記結果マークラベルを発生させること、によって発生される。
【0009】
いくつかの実施例では、プロセッサが実行する前記双方向推論メカニズムは、双方向XMemモデルを実行して、前記第1手動マーク及び前記第2手動マークに基づいて前記複数の中間スライス画像上の前記複数の結果マークラベルを発生させることを含む。
【0010】
いくつかの実施例では、前記双方向XMemモデルは、短期順方向非表示表現式及び短期逆方向非表示表現式を記憶するための感覚メモリと、順方向記憶キー特徴、逆方向記憶キー特徴、順方向記憶値特徴及び逆方向記憶値特徴を記憶するための作動メモリと、順方向長期記憶キー特徴、逆方向長期記憶キー特徴、順方向長期記憶値特徴及び逆方向長期記憶値特徴を記憶するための長期メモリとを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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