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公開番号
2025081960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195092
出願日
2023-11-16
発明の名称
車両管理システム及び電気自動車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250521BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】電気自動車において模擬可能な選択肢(駆動音や運転特性)を変化させる技術を提供すること。
【解決手段】車両管理システムは、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される。電気自動車は、仮想移動体の駆動音及び仮想車両の運転特性の少なくとも一方を含む模擬対象を模擬する模擬モードを備える。車両管理システムは、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、模擬モードにおける電気自動車を運転するドライバの運転習熟度を算出し、運転習熟度に応じて、模擬対象の選択肢を変化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される車両管理システムであって、
前記電気自動車は、
仮想移動体の駆動音及び仮想車両の運転特性の少なくとも一方を含む模擬対象を模擬する模擬モードを備え、
前記車両管理システムは、1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記模擬モードにおける前記電気自動車を運転するドライバの運転習熟度を算出し、
前記運転習熟度に応じて、前記模擬対象の選択肢を変化させる
ように構成された
車両管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記運転習熟度が高くなるにつれて前記模擬対象の前記選択肢を増やす
ように構成された
車両管理システム。
【請求項3】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記模擬対象は、前記仮想移動体の前記駆動音を含み、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記仮想移動体の前記駆動音を模した擬似駆動音を生成し、
前記電気自動車に搭載されたスピーカを通して前記擬似駆動音を出力する
車両管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の車両管理システムであって、
前記仮想移動体の前記擬似駆動音は、エンジン駆動自動車のエンジン音を模した擬似エンジン音である
車両管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記運転習熟度は、
前記模擬モードの使用時間、前記模擬モードにおける走行距離及び前記模擬モードの使用頻度の少なくとも一つに基づいて算出される
車両管理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の車両管理システムであって、
前記模擬対象は、前記仮想車両の前記運転特性を含み、
前記仮想車両の前記運転特性はMT(Manual Transmission)車両のトルク特性であり、
前記模擬モードは、前記MT車両の前記トルク特性を模擬する手動モードを含む
車両管理システム。
【請求項7】
請求項6に記載の車両管理システムであって、
前記電気自動車は、アクセルペダルとシーケンシャルシフターとを備え、
前記手動モードにおいて、前記電気自動車は、前記アクセルペダルの操作に対する前記電気モータの出力特性を前記シーケンシャルシフターのシフト操作に応じて変化させるように構成された
車両管理システム。
【請求項8】
請求項6に記載の車両管理システムであって、
前記電気自動車は、アクセルペダルと、擬似クラッチペダルと、擬似シフト装置とを備え、
前記擬似クラッチペダルは、前記擬似シフト装置の操作時に操作され、
前記手動モードにおいて、前記電気自動車は、前記アクセルペダルの操作に対する前記電気モータの出力を前記擬似クラッチペダルの操作と前記擬似シフト装置の操作に応じて変化させるように構成された
車両管理システム。
【請求項9】
請求項6に記載の車両管理システムであって、
前記運転習熟度は、前記手動モードでの使用時間、前記手動モードにおける走行距離及び前記手動モードの使用頻度及び前記手動モードでのシフト操作の回数の少なくとも一つに基づき算出される
車両管理システム。
【請求項10】
請求項1ないし9のいずれか一項に記載の車両管理システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、さらに、
前記模擬対象の前記選択肢の中からドライバによって指定される一つを選択する
車両管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される車両管理システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、マニュアルトランスミッション車両(MT車両)の手動変速動作を疑似的に再現可能な電気自動車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6787507号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術によれば、MT車両の運転特性(手動変速ギアのトルク特性)やそのエンジン音を再現(模擬)可能である。しかし、特定の指標に応じて模擬対象の選択肢を変化させるようなシステムについては言及されていない。
【0005】
本開示の目的の一つは、電気自動車において模擬可能な選択肢(駆動音や運転特性)を変化させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に適用される車両管理システムに関連する。
電気自動車は、仮想移動体の駆動音及び仮想車両の運転特性の少なくとも一方を含む模擬対象を模擬する模擬モードを備える。
車両管理システムは、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、
模擬モードにおける電気自動車を運転するドライバの運転習熟度を算出し、
運転習熟度に応じて、模擬対象の選択肢を変化させる。
【0007】
第2の観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に関連する。
電気自動車は、1又は複数のプロセッサを備える。
1又は複数のプロセッサは、模擬モードにおいて、仮想移動体の駆動音及び仮想車両の運転特性の少なくとも一方を含む模擬対象を模擬する。
更に、1又は複数のプロセッサは、
模擬モードにおける電気自動車を運転するドライバの運転習熟度を算出し、
運転習熟度に応じて、模擬対象の選択肢を変化させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、電気自動車は模擬対象である仮想移動体の駆動音や仮想車両の運転特性を模擬する模擬モードを備える。そして、ドライバの運転習熟度に応じて、模擬対象の選択肢が変化する。模擬対象の選択肢が変化することで、ドライバは更なる楽しみを享受できる。これにより、より多くのドライバが電気自動車を選択し、電気自動車が社会に普及することが期待できる。電気自動車は、走行中に二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスを発生しないため、電気自動車の普及は低炭素社会の実現に貢献しうる。換言すれば、模擬モードにおける模擬対象の選択肢を変化させる車両管理システムは、電気自動車の普及、ひいては低炭素社会の実現に貢献しうる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電気自動車と車両管理システムを示す概念図である。
車両管理システムの機能構成の例を示すブロック図である。
車両管理システムの機能構成の他の例を示すブロック図である。
運転習熟度に基づく音管理の概要を説明するための概念図である。
車両管理システムの機能構成の例を示すブロック図である。
運転習熟度に基づく運転特性管理の概要を説明するための概念図である。
車両管理システムの機能構成の例を示すブロック図である。
運転習熟度に基づく車両管理の概要を説明するための概念図である。
車載装置と管理サーバを説明するためのブロック図である。
車両管理システムの運用態様の第1の例を説明するためのブロック図である。
車両管理システムの運用態様の第2の例を説明するためのブロック図である。
車両管理システムの運用態様の第3の例を説明するためのブロック図である。
車両管理システムの運用態様の第4の例を説明するためのブロック図である。
電気自動車の動力制御系の第1の構成例を示すブロック図である。
MT車両モデルを構成するエンジンモデル、クラッチモデル、及びトランスミッションモデルの各例を示す図である。
MT車両モデルを用いたモータ制御で実現される電気モータのトルク特性を示す図である。
電気自動車の動力制御系の第2の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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