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公開番号
2025081717
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025031471,2023035879
出願日
2025-02-28,2019-02-07
発明の名称
飲料注出装置及び開閉機構
出願人
キリンホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B67D
1/04 20060101AFI20250520BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】飲料注出装置において、流路の閉鎖時に開閉部材に加わる力を小さくして、開閉部材の移動に伴う摩擦力を低減する。
【解決手段】飲料容器11から飲料を注出する飲料注出装置100は、飲料が流れる注出管21と、注出停止位置P0と注出位置P1との間で移動可能なレバー本体42と、レバー本体42の移動に連動して、注出管21内の流路を開閉するように移動する開閉部材71と、開閉部材71の移動を案内する案内部63とを備え、案内部63は、レバー本体42が注出停止位置P0にあるときに開閉部材71に対して流路を開放する方向に作用する力を受けるように設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
飲料容器から飲料を注出する飲料注出装置であって、
前記飲料が流れる注出管と、
注出停止位置と注出位置との間で移動可能なレバー本体と、
前記レバー本体の移動に連動して、前記注出管内の流路を開閉するように移動する開閉部材と、
前記開閉部材の移動を案内する案内部とを備え、
前記案内部は、前記レバー本体が前記注出停止位置にあるときに前記開閉部材に対して前記流路を開放する方向に作用する力を受けるように設けられている、飲料注出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記開閉部材を収容する収容部をさらに備え、
前記案内部は、前記開閉部材が有するガイドピンを受け入れるように、前記収容部に形成されたガイド溝である、請求項1に記載の飲料注出装置。
【請求項3】
前記ガイド溝は、延在部と前記延在部から連続する湾曲部とを有し、
前記レバー本体が前記注出停止位置にあるときに、前記ガイドピンが前記延在部に位置する、請求項2に記載の飲料注出装置。
【請求項4】
前記レバー本体を付勢する付勢部材と、
前記付勢部材を前記レバー本体に向かって付勢する弾性部材とをさらに備え、
前記レバー本体の一部は、前記レバー本体が前記注出位置にあるときに、前記弾性部材によって付勢される前記付勢部材の突出部と当接し、前記レバー本体の移動が制限される、請求項3に記載の飲料注出装置。
【請求項5】
前記レバー本体が前記注出位置にあるときに、前記ガイドピンが前記ガイド溝の一部と当接する、請求項4に記載の飲料注出装置。
【請求項6】
前記レバー本体は、前記注出停止位置から泡注出位置へ移動可能であり、
前記レバー本体が前記泡注出位置にあるときに、前記注出停止位置へと移動する方向に前記レバー本体を付勢する付勢部材をさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の飲料注出装置。
【請求項7】
前記レバー本体が前記泡注出位置にあるときに、前記レバー本体の移動を規制するストッパー部をさらに備える、請求項6に記載の飲料注出装置。
【請求項8】
前記レバー本体が前記注出停止位置にあるときに、前記付勢部材は前記レバー本体が前記注出位置に向かって回動する方向に付勢力を加え、前記レバー本体は、前記レバー本体の回動が制限されるように前記付勢部材を付勢する、請求項4から7のいずれか一項に記載の飲料注出装置。
【請求項9】
飲料容器から飲料を注出する飲料注出装置において、前記飲料が流れる注出管を開閉する開閉機構であって、
注出停止位置と注出位置との間で移動可能なレバー本体と、
前記レバー本体の移動に連動して、前記注出管内の流路を開閉するように移動する開閉部材と、
前記開閉部材の移動を案内する案内部とを備え、
前記案内部は、前記レバー本体が前記注出停止位置にあるときに前記開閉部材に対して前記流路を開放する方向に作用する力を受けるように設けられている、開閉機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビール等を含む飲料を注出する飲料注出装置とその開閉機構に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、駆動部材を操作する操作レバーと、駆動部材によって駆動されてチューブの内部を開閉する開閉部材とを有する飲料泡注出装置が記載されている。この駆動部材は、操作レバーを前後方向に操作すると、チューブの長手方向に沿って前後に移動する。さらに、飲料泡注出装置は、開閉部材をチューブに押し付ける方向の力を発生する圧縮コイルばねを有している。そして、操作レバーが注出停止位置にあるとき、駆動部材の突起部と開閉部材の溝部とが圧縮コイルばねの力で嵌まり合い、チューブを閉塞するように弾性変形させる。これにより、飲料の流れが阻止され、飲料の注出が停止する。
【0003】
操作レバーが注出停止位置から注出位置へと操作された場合、駆動部材は後方に移動する。その場合、駆動部材の突起部の傾斜部が開閉部材の溝部の壁面を後方に押し込む。これにより、開閉部材は、圧縮コイルばねに抗してチューブから離れるように上方に後退する。それにより、チューブの内部が開かれ、飲料の流れが許容される。一方、操作レバーが注出停止位置から泡注出位置へと操作された場合、駆動部材は前方に移動する。その場合、駆動部材の突起部の傾斜部が開閉部材の溝部の壁面を前方に押し込む。これにより、開閉部材は圧縮コイルばねに抗してチューブから離れるように上方に後退する。この場合もチューブの内部が開かれ、泡の流れが許容される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/208808号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1においては、操作レバーが注出停止位置にあるとき、開閉部材が圧縮コイルばねによってチューブに押し付けられている。すなわち、圧縮コイルばねの付勢力によって、チューブを閉塞させている。そのため、圧縮コイルばねによって付勢された状態で、開閉部材の溝部が駆動部材の突起部の傾斜部に対して摺動する。その結果、圧縮コイルばねによって開閉部材の溝部が駆動部材の突起部の傾斜部に強く押し付けられる。これにより、流路の閉鎖時に開閉部材に加わる力が大きくなるため、開閉部材の移動時に両者の間に働く摩擦力が大きくなり、操作レバーの操作に大きな力が必要となってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る飲料注出装置は、飲料容器から飲料を注出する飲料注出装置であって、前記飲料が流れる注出管と、注出停止位置と注出位置との間で移動可能なレバー本体と、前記レバー本体の移動に連動して、前記注出管内の流路を開閉するように移動する開閉部材と、前記開閉部材の移動を案内する案内部とを備え、前記案内部は、前記レバー本体が前記注出停止位置にあるときに前記開閉部材に対して前記流路を開放する方向に作用する力を受けるように設けられている。
【0007】
本発明の他の態様に係る飲料注出装置は、前記開閉部材を収容する収容部をさらに備え、前記案内部は、前記開閉部材が有するガイドピンを受け入れるように、前記収容部に形成されたガイド溝である。
【0008】
本発明の他の態様に係る飲料注出装置において、前記ガイド溝は、延在部と前記延在部から連続する湾曲部とを有し、前記レバー本体が前記注出停止位置にあるときに、前記ガイドピンが前記延在部に位置する。
【0009】
本発明の他の態様に係る飲料注出装置は、前記レバー本体を付勢する付勢部材と、前記付勢部材を前記レバー本体に向かって付勢する弾性部材とをさらに備え、前記レバー本体の一部は、前記レバー本体が前記注出位置にあるときに、前記弾性部材によって付勢される前記付勢部材の突出部と当接し、前記レバー本体の移動が制限される。
【0010】
本発明の他の態様に係る飲料注出装置において、前記レバー本体が前記注出位置にあるときに、前記ガイドピンが前記ガイド溝の一部と当接する。
(【0011】以降は省略されています)
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