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公開番号
2025081460
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025023141,2021576281
出願日
2025-02-17,2020-06-25
発明の名称
セグメント化された誘導発熱体を有する誘導加熱配設
出願人
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A24F
40/465 20200101AFI20250520BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約
【課題】エアロゾル発生システム用の誘導発熱体、エアロゾル発生システム用の誘導加熱配設、誘導加熱配設を有するエアロゾル発生装置、および誘導加熱配設を有するエアロゾル発生装置を有するエアロゾル発生システムが提供される。
【解決手段】誘導発熱体10は、第一のサセプタ12であって、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタである第一のサセプタと、第二のサセプタ14であって、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタである第二のサセプタと、第一のサセプタと第二のサセプタの間の分離部15であって、第一のサセプタを第二のサセプタから断熱する分離部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアロゾル発生システム用の誘導発熱体であって、
第一のサセプタであって、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタである、第一のサセプタと、
第二のサセプタであって、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタである、第二のサセプタと、
前記第一のサセプタと前記第二のサセプタの間の分離部であって、前記第一のサセプタを前記第二のサセプタから断熱する分離部と、を備える、誘導発熱体。
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【請求項2】
前記誘導発熱体が、前記第一のサセプタと前記第二のサセプタの間に配置された中間要素をさらに備え、前記中間要素が、前記第一のサセプタを前記第二のサセプタから断熱するための断熱材料を含む、請求項1に記載の誘導発熱体。
【請求項3】
前記中間要素が、前記第一のサセプタを前記第二のサセプタから電気的に絶縁するための電気絶縁材料を含む、請求項2に記載の誘導発熱体。
【請求項4】
前記中間要素が、内側空洞を画定する管状中間要素である、請求項2または請求項3に記載の誘導発熱体。
【請求項5】
前記中間要素が前記第一のサセプタの端に固定されている、請求項2~4のいずれか一項に記載の誘導発熱体。
【請求項6】
前記中間要素が前記第二のサセプタの端に固定されている、請求項5に記載の誘導発熱体。
【請求項7】
前記第一のサセプタが、断熱材料から形成された管状支持本体と、前記管状支持本体の内表面上のサセプタ層とを備え、
前記第二のサセプタが、断熱材料から形成された管状支持本体と、前記管状支持本体の内表面上のサセプタ層とを備える、請求項1~6のいずれか一項に記載の誘導発熱体。
【請求項8】
誘導加熱配設であって、
請求項1~7のいずれか一項に記載の誘導発熱体と、
第一のインダクタコイルと、
第二のインダクタコイルと、を備え、
前記第一のインダクタコイルが前記誘導発熱体に対して配設されていて、これによって前記第一のインダクタコイルに供給された変化する電流が、前記誘導発熱体の前記第一のサセプタを加熱する変動磁場を発生し、
前記第二のインダクタコイルが前記誘導発熱体に対して配設されていて、これによって前記第二のインダクタコイルに供給された変化する電流が、前記誘導発熱体の前記第二のサセプタを加熱する変動磁場を発生する、誘導加熱配設。
【請求項9】
前記第一のインダクタコイルが、内側空洞を有する管状コイルであり、前記第一のサセプタが前記第一のインダクタコイルの前記内側空洞内に配設されていて、
前記第二のインダクタコイルが、内側空洞を有する管状コイルであり、前記第二のサセプタが前記第二のインダクタコイルの前記内側空洞内に配設されている、請求項8に記載の誘導加熱配設。
【請求項10】
前記第一のインダクタコイルおよび前記第二のインダクタコイルの周りに配置された磁束集中器をさらに備え、前記磁束集中器が、前記第一のインダクタコイルによって発生された変動磁場を前記第一のサセプタに向かって歪め、かつ前記第二のインダクタコイルによって発生された変動磁場を前記第二のサセプタに向かって歪めるように構成されている、請求項9に記載の誘導加熱配設。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エアロゾル発生システム用の誘導発熱体と、エアロゾル発生システム用の誘導加熱配設と、誘導加熱配設を有するエアロゾル発生装置と、誘導加熱配設を有するエアロゾル発生装置を有するエアロゾル発生システムとに関する。
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【背景技術】
【0002】
たばこプラグなどのエアロゾル形成基体を加熱するために電気ヒーターを有するエアロゾル発生装置が使用される数多くの電気的に作動するエアロゾル発生システムが、当該技術分野において提案されてきた。こうしたエアロゾル発生システムの一つの目的は、従来の紙巻たばこにおけるたばこの燃焼および熱分解によって生成されるタイプの周知の有害な煙成分を低減させることである。典型的に、エアロゾル発生基体は、エアロゾル発生装置の空洞の中に挿入されるエアロゾル発生物品の一部として提供されている。一部の周知のシステムにおいて、エアロゾルを形成することができる揮発性の構成成分を放出することが可能な温度にエアロゾル形成基体を加熱するために、加熱ブレードなどの抵抗発熱体は、物品がエアロゾル発生装置内に受容されている時にエアロゾル形成基体の中に、またはその周りに挿入されている。他のエアロゾル発生システムにおいて、抵抗発熱体ではなく誘導ヒーターが使用される。誘導ヒーターは典型的に、エアロゾル発生装置の一部を形成するインダクタコイルと、エアロゾル形成基体と熱的に近接するように配設されたサセプタとを備える。インダクタは変動磁場を発生して、サセプタ内に渦電流およびヒステリシス損失を発生し、サセプタを加熱させ、それによってエアロゾル形成基体を加熱する。誘導加熱は、ヒーターをエアロゾル発生物品に露出することなく、エアロゾルを発生することを可能にする。これはヒーターのクリーニングのしやすさを改善することができる。
【0003】
一部の周知のエアロゾル発生装置は、二つ以上インダクタコイルを備え、各インダクタコイルは、サセプタの異なる部分を加熱するように配設されている。こうしたエアロゾル発生装置は異なる時間にて、または異なる温度にエアロゾル発生物品の異なる部分を加熱するために使用されてもよい。しかしながら、こうしたエアロゾル発生装置にとって、エアロゾル発生物品の隣接する部分も間接的に加熱することなく、エアロゾル発生物品の一つの部分を加熱することは困難である可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
周知のシステムに伴うこれらの問題を軽減または克服するエアロゾル発生装置を提供することが望ましいことになる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によると、エアロゾル発生システムのための誘導発熱体が提供されている。誘導発熱体は第一のサセプタを備えてもよい。第一のサセプタは、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタであってもよい。誘導発熱体は第二のサセプタを備えてもよい。第二のサセプタは、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタであってもよい。誘導発熱体は、第一のサセプタと第二のサセプタの間の分離部をさらに備えてもよい。分離部は第一のサセプタを第二のサセプタから断熱してもよい。
【0006】
本開示によると、エアロゾル発生システム用の誘導発熱体が提供されていて、誘導発熱体は、第一のサセプタであって、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタである第一のサセプタと、第二のサセプタであって、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタである第二のサセプタと、第一のサセプタと第二のサセプタの間の分離部であって、第一のサセプタを第二のサセプタから断熱する分離部とを備える。
【0007】
第一のサセプタと第二のサセプタの間に分離部を有する誘導発熱体を提供することは、同じ長さの単一のサセプタを備える誘導発熱体と比較して、第一のサセプタと第二のサセプタの間の伝導を介した熱伝達を低減する場合がある。これは、エアロゾル形成基体の個別の部分を選択的に加熱する誘導発熱体の能力を改善する場合がある。
【0008】
本開示によると、エアロゾル発生システムのための誘導加熱配設が提供されている。
【0009】
誘導加熱配設は誘導発熱体を備えてもよい。誘導発熱体は第一のサセプタを備えてもよい。第一のサセプタは、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタであってもよい。誘導発熱体は第二のサセプタを備えてもよい。第二のサセプタは、エアロゾル形成基体を受容するための内側空洞を画定する管状サセプタであってもよい。誘導発熱体は、第一のサセプタと第二のサセプタの間の分離部をさらに備えてもよい。分離部は第一のサセプタを第二のサセプタから断熱してもよい。
【0010】
誘導加熱配設は第一のインダクタコイルをさらに備えてもよい。誘導加熱配設は第二のインダクタコイルをさらに備えてもよい。第一のインダクタコイルは、第一のインダクタコイルに供給された変化する電流が、誘導発熱体の第一のサセプタを加熱する変動磁場を発生するように、誘導発熱体に対して配設されてもよい。第二のインダクタコイルは、第二のインダクタコイルに供給された変化する電流が、誘導発熱体の第二のサセプタを加熱する変動磁場を発生するように、誘導発熱体に対して配設されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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