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公開番号
2025081299
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025005532,2023044674
出願日
2025-01-15,2016-05-11
発明の名称
連続グルコース監視のための分散システムアーキテクチャ
出願人
デックスコム・インコーポレーテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250520BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】連続グルコースセンサからグルコースデータを受信し、そのデータが意図された様式で使用されるようにそのデータの使用及び再分散を制御する。
【解決手段】一態様では、方法は、連続グルコースセンサユニットを使用してグルコースレベルを含むデータを準備することと、グルコースレベルに関するデータを連続グルコースセンサユニットから表示デバイスに無線送信することと、グルコースレベルに関するデータを表示デバイスからクラウドコンピューティングアーキテクチャに自動的に転送することと、グルコースレベルに関するデータをクラウドコンピューティングアーキテクチャにおける別個の群に記憶することと、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
データを安全に送信するための方法であって、
連続グルコースセンサユニットを使用して、グルコースレベルを含むデータを準備することと、
前記グルコースレベルに関する前記データを、前記連続グルコースセンサユニットと関連付けられた送信機から少なくとも1つの表示デバイスに無線送信することと、
前記グルコースレベルに関する前記データを、前記少なくとも1つの表示デバイスからクラウドコンピューティングアーキテクチャに自動的に転送することと、
前記グルコースレベルに関する前記データを、前記クラウドコンピューティングアーキテクチャにおける別個の群に記憶することと、を含む、前記方法。
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【請求項2】
前記グルコースレベルに関する前記データが、測定されたグルコース値及び診断データを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの表示デバイスにより、前記グルコースレベルに関する前記データとともに追加データを提供することをさらに含み、
前記データを自動的に転送することが、前記追加データ及び前記グルコースレベルに関する前記データを自動的に転送することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記グルコースレベルに関する前記データが、第1のデータセット及び第2のデータセットを含み、
前記グルコースレベルに関する前記データの別個の群への前記記憶が、前記第1のデータセットを第1のサーバに、前記第2のデータセットを第2のサーバに記憶することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のデータセットが、リアルタイムデータを含み、前記リアルタイムデータが、グルコース値、前記連続グルコースセンサユニットの現在の状態、または前記グルコース値を取得するために使用される測定結果と関連付けられたタイムスタンプのうちの1つ以上を含み、
前記第2のデータセットが、前記連続グルコースセンサユニットを較正するための情報及び前記連続グルコースセンサユニットの技術サポートのために使用される情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記送信機により前記第1のデータセットを暗号化することと、
前記送信機により前記第2のデータセットを暗号化することと、
前記少なくとも1つの表示デバイスにより前記第1のデータセットを復号及び表示することと、
前記少なくとも1つの表示デバイスが前記第2のデータセットを復号するのを阻止することと、
前記クラウドコンピューティングアーキテクチャにより前記第2のデータセットを復号することと、をさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記少なくとも1つの表示デバイスにより前記第1のデータセットを復号するための第1の鍵を記憶することと、
前記クラウドコンピューティングアーキテクチャにより前記第2のデータセットを復号するための第2の鍵を記憶することと、
前記少なくとも1つの表示デバイスによる前記第2の鍵へのアクセスを阻止することと、をさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記グルコースレベルに関する前記データのサブセットを前記クラウドコンピューティングアーキテクチャから第2の表示デバイスに転送することをさらに含み、データの前記サブセットが、現在のグルコースレベル及び過去のグルコースレベルのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記クラウドコンピューティングアーキテクチャにより、1つ以上の要求システムによる前記第1のデータセット及び前記第2のデータセットへのアクセスを許可するかを選択的に決定することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項10】
前記要求システムが、技術サポートシステム、少なくとも1つの第三者アプリケーション、及びデータウェアハウスを含み、前記クラウドコンピューティングアーキテクチャが、
前記技術サポートシステムに前記第1のデータセット及び前記第2のデータセットへのアクセスを許可し、
前記少なくとも1つの第三者アプリケーションに前記第1のデータセットへのアクセスを許可し、
前記データウェアハウスに前記第1のデータセット及び前記第2のデータセットへのアクセスを許可する、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2015年5月12日出願の米国仮特許出願第62/160,475号、及び2015年10月30日出願の米国仮特許出願第62/249,043の利益を主張するものである。前述の特許出願の全内容は、本出願の開示の一部として参照により組み込まれる。
続きを表示(約 3,400 文字)
【0002】
本開示は、グルコース値に関するデータを無線送信し、そのデータの表示及び分散を制御するための連続グルコースモニタに関する。
【背景技術】
【0003】
連続グルコースモニタは、グルコースレベルを監視する容易な方法として人気が高まっている。連続グルコースモニタを使用する前に、ユーザは、例えば、少量の血液試料からグルコースレベルを決定する試験片を使用して、1日を通して数回、例えば、午前中、昼食頃、及び夕方に、自身の血中グルコースレベルをサンプリングする必要があることが分かる場合がある。連続グルコースモニタは、これらの試験片を取り換え、グルコースレベルの電子監視及び表示を提供する。
【0004】
グルコースレベルの監視に加えて、連続グルコースモニタは、グルコースレベルに関する様々な他のデータを生成し、追跡することができる。例えば、連続グルコース監視システムは、患者識別情報、タイムスタンプ、ユーザによって確立されたアラート、連続グルコースモニタと関連付けられた電子ユニットの診断情報、及び様々な他の情報を含む多数のデータ点を追跡することができる。連続グルコースモニタは、ユーザがグルコースレベルを見ることができるようにこの情報を表示デバイスに送信することができる。
【0005】
当初は、連続グルコースモニタは、グルコースレベルに関するデータを専用ディスプレイに無線送信していた。この専用ディスプレイは、グルコースレベル、傾向パターン、及び他の情報をユーザに表示するように設計された医療デバイスである。しかしながら、スマートフォン及びスマートフォン上で実行するソフトウェアアプリケーション(アプリ)の人気の高まりにつれて、一部のユーザは、専用ディスプレイを携帯する必要を避けることを好む。代わりに、一部のユーザは、自身のモバイルコンピューティングまたはスマートデバイス、例えば、スマートフォン、タブレット、またはスマートウォッチもしくはスマートグラス等のウェアラブルデバイス上で実行する専用ソフトウェアアプリを使用して自身のグルコースレベルを監視することを好む。かかるスマートデバイス上でソフトウェアアプリを使用することにより、連続グルコース監視システムは、グルコース及び連続グルコースモニタ情報を他のデバイス、ソフトウェアアプリケーション、及びサーバに送信することができる。これらの他のデバイス、ソフトウェアアプリケーション、及びサーバは、グルコース監視の強化を提供し、追加のユーザがある人物のグルコースレベルを追跡することを可能にし(例えば、子供のグルコースレベルを監視している親)、システム動作に関する技術サポートを提供し、いくつかの他のシステム及びアプリケーションに患者の医療データへのアクセスを提供することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
分散アーキテクチャ全体にわたる複数の機密性カテゴリ(例えば、制限的、制限度のより低い等)を有するデータの分散及び使用を制御するためのシステム及び方法が本開示に記載される。例示の実施形態は、データが連続グルコースモニタから1つ以上の接続された表示デバイスに送られ、クラウドコンピューティングアーキテクチャに転送されることを可能にする。本明細書で述べられるように、第三者及びある特定のシステム構成要素の専有、部外秘、または患者識別情報等の制限的データへのアクセスを制限する一方で、他の機密度のより低いデータへのアクセスが選択的に許可されること、権限付与されていないエンティティが制限的データにアクセスすることができないことを確実にすること、ならびに大量のデータを受信し、それを記憶し、かつそれへのアクセスを選択的に許可するように規模調整することができるシステムを提供することを含むが、これらに限定されない、医療データ等の様々な機密度を有するデータの分散に関する課題がいくつか生じ得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一例証的実施形態では、連続グルコースモニタは、送信前にデータを複数のカテゴリに分ける。これらのカテゴリは、データが患者を識別するか、システム動作に関する専有情報(例えば、エラーコード、較正式、生データ、較正データ等)を含むか、または第三者及び他のシステム構成要素がアクセスすることができる情報を含むかに基づき得る。これらのカテゴリは、本明細書では、公開データ及び私有データと称される。他の実施形態では、ディスプレイまたはクラウドコンピューティングアーキテクチャは、データを複数のカテゴリに分けることができる。その後、クラウドコンピューティングアーキテクチャは、データを別々に記憶し、アクセスを要求するエンティティに基づいて、アクセスを複数のデータカテゴリのうちの1つ以上のみに制限することができる。異なるシステムが異なる時間にデータ同期化を行うことができる。
【0008】
他の実施形態では、異なるデータ型を含む異なるデータストリームがサーバに別々に送られ、別々に記憶され得る。データストリームは、例えば、連続グルコースモニタがデータストリームを2つの接続されたディスプレイに送信し、それらが各々、それらのデータを(ディスプレイによって生成された任意の他のデータとともに)サーバに転送する場合、重複している場合がある。これにより、2つのディスプレイから2つの別個のデータストリームがもたらされ、これらは重複データであるはずである。クラウドコンピューティングアーキテクチャは、データストリームを別々に記憶し、それがデータへのアクセスを容易に許可または制限することを可能にし、データストリームが比較されて正しいシステム動作を確実にすることも可能にする。加えて、各ディスプレイは、実際に、複数のデータストリームを送信することができ、そこで容易な分類及びパーミッションベースのアクセスを可能にするようにデータが必要に応じて複数のカテゴリのうちの1つ以上に分けられている。例えば、各ディスプレイは、2つのデータストリームを送ることができ、結果として、クラウドコンピューティングアーキテクチャが単一連続グルコースモニタと関連付けられた4つのデータストリームを受信する。その後、サーバは、各特定のディスプレイから直近に受信された送信に基づいて、そのディスプレイでの送信を再開することができる。
【0009】
連続グルコースモニタは、データのカテゴリを同じ時間にまたは異なる時間に送信する。例えば、連続グルコースモニタは、一部のデータをリアルタイムで、例えば、5分毎に送信し、他のデータを周期的バルク転送の一部として、例えば、1時間毎に送信する。クラウドコンピューティングアーキテクチャは、リアルタイムデータ及びバルクデータを別々に記憶する。加えて、クラウドコンピューティングアーキテクチャ内の異なる構成要素は、リアルタイムデータ及びバルクデータを異なる期間記憶する。これにより、単一サーバが極めて大量のデータを記憶することを必要とすることなく過去30日以内に生成されたデータ等のより最近のデータへの迅速なアクセスが可能になる。代わりに、クラウドコンピューティングアーキテクチャは、長期データを別個の記憶装置に記憶する。
【0010】
他の例示の実施形態では、連続グルコースモニタは、送信前に少なくとも一部のデータを暗号化することができる。暗号化は、権限付与されていない第三者がデータにアクセスするのを阻止する。連続グルコースモニタは、データの一部または全てを暗号化し、特定のデータ型へのアクセスの権限付与されたデバイスのみが復号鍵を取得する。例えば、連続グルコースモニタは、複数のデータ断片を、データの一部を復号する鍵を唯一有するディスプレイに送信する。ディスプレイは、データを、データの一部または全てを復号するために使用される鍵を有するサーバに転送する。この様式で、連続グルコースモニタは、サーバによって受信されるまでこのシステムを通じた分散中に暗号化されたままの私有データを暗号化する。
(【0011】以降は省略されています)
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