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公開番号2025080535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193742
出願日2023-11-14
発明の名称成形品ストッカー
出願人株式会社ハーモ
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類B65G 60/00 20060101AFI20250519BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】効率的なコンテナ移動を実現し、タクトタイムの短縮を図ることが可能な成形品ストッカーを提供する。
【解決手段】本発明に係る成形品ストッカー1は、搬送用のコンテナC内に成形品を収容する成形品ストッカー1であって、未収容のコンテナCを段積みされた状態から一つずつ取出す段ばらし部2と、収容済のコンテナCを一つずつ重ねて段積みされた状態にする段積み部4と、平面視において段ばらし部2と段積み部4との間の位置に設定されて、コンテナC内に成形品を収容する受取り部4と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
搬送用のコンテナ内に成形品を収容する成形品ストッカーであって、
未収容の前記コンテナを段積みされた状態から一つずつ取出す段ばらし部と、
収容済の前記コンテナを一つずつ重ねて段積みされた状態にする段積み部と、
平面視において前記段ばらし部と前記段積み部との間の位置に設定されて、前記コンテナ内に前記成形品を収容する受取り部と、を備えること
を特徴とする成形品ストッカー。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記段ばらし部にセットされる前記コンテナと前記受取り部にセットされる前記コンテナとの中心間距離は、前記受取り部にセットされる前記コンテナと前記段積み部にセットされる前記コンテナとの中心間距離よりも長く設定されていること
を特徴とする請求項1記載の成形品ストッカー。
【請求項3】
一回の直線状移動によって、前記段ばらし部から前記受取り部への未収容の前記コンテナの搬送と、前記受取り部から前記段積み部への収容済の前記コンテナの搬送と、を同じ高さ位置で行う一つのスライダーを備えること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の成形品ストッカー。
【請求項4】
前記スライダーは、往路において付勢力により上面から進出して搬送方向前方の前記コンテナに係止され、且つ、復路において搬送方向後方の前記コンテナの前面および下面との摺接時に前記付勢力に抗して上面へ進入する係止爪を有すること
を特徴とする請求項3記載の成形品ストッカー。
【請求項5】
前記スライダーは、前記係止爪として、未収容の前記コンテナに係止される第1係止爪と、収容済の前記コンテナに係止される第2係止爪とを有し、前記搬送を行う前の状態において、前記第1係止爪と未収容の前記コンテナとの距離が、前記第2係止爪と収容済の前記コンテナとの距離よりも短く設定されていること
を特徴とする請求項4記載の成形品ストッカー。
【請求項6】
前記第2係止爪は、収容済の前記コンテナに係止される位置にクッション部材が設けられていること
を特徴とする請求項5記載の成形品ストッカー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は成形品ストッカーに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
射出成形等に例示される樹脂成形を実施する際に、製品となる成形品は一例として取出し装置によって取出されて搬送用のコンテナに収容される。
【0003】
当該成形品の収容装置として、従来より、未収容のコンテナを所定位置まで搬送し、その位置で成形品を収容して下降(もしくは上昇)させて段積み状態に重ねていく構成、または、下降(もしくは上昇)させて搬送した後で段積み状態に重ねていく構成、等を備える成形品ストッカーが知られている(特許文献1:特開昭59-108618号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭59-108618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1に例示される成形品ストッカーによれば、所定位置においてコンテナに成形品を収容した後、当該コンテナを下降させなければ、当該所定位置において未収容のコンテナをセットできない構成であった。
【0006】
本発明者は、そのような構成がタクトタイムの増加要因となっていると考え、その解決を図るべく鋭意研究を行った。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、効率的なコンテナ移動を実現し、タクトタイムの短縮を図ることが可能な成形品ストッカーを提供することを目的とする。
【0008】
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
【0009】
一実施形態に係る成形品ストッカーは、搬送用のコンテナ内に成形品を収容する成形品ストッカーであって、未収容の前記コンテナを段積みされた状態から一つずつ取出す段ばらし部と、収容済の前記コンテナを一つずつ重ねて段積みされた状態にする段積み部と、平面視において前記段ばらし部と前記段積み部との間の位置に設定されて、前記コンテナ内に前記成形品を収容する受取り部と、を備えることを要件とする。
【0010】
上記の構成によれば、段ばらし部と段積み部との間の位置に、成形品を収容する受取り部を設けることによって、従来のように成形品を収容した後にその位置で当該コンテナを下降(もしくは上昇)させる必要がない。すなわち、コンテナの下降(もしくは上昇)を一切待つことなく、成形品の収容済コンテナの搬送(受取り部からの搬出)と、次の未収容コンテナの搬送(受取り部への搬入)とを同時に行うことができるため、タクトタイムを従来比で大幅に短縮することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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