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公開番号
2025079480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192174
出願日
2023-11-10
発明の名称
ウォーターサーバーおよびウォーターサーバー用空気殺菌チャンバ
出願人
株式会社コスモライフ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B67D
3/00 20060101AFI20250515BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】チャンバーケースからのオゾン漏れが生じにくく、かつ、チャンバーケース内のオゾン分解フィルタを交換することが可能なウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】チャンバーケース23が、上端が開口し、下端が底部40で閉鎖された上下方向に延びる筒状のケース本体30と、ケース本体30の上端開口に着脱可能に嵌め込まれるフィルタカセット31とで構成され、フィルタカセット31は、入口側オゾン分解フィルタ28と、出口側オゾン分解フィルタ29と、空気流入路26のうちの空気入口21と入口側オゾン分解フィルタ28の間の部分57と、空気流出路27のうちの出口側オゾン分解フィルタ29と空気出口22の間の部分60とを一体化したユニットとされていることを特徴とするウォーターサーバー。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
空気と飲料水を上下二層に収容する飲料水タンク(6)と、
前記飲料水タンク(6)から飲料水を流出させる飲料水流出路(13,15)と、
前記飲料水タンク(6)内の水位の低下に応じて前記飲料水タンク(6)内に空気を導入する空気導入路(19)とを有し、
前記空気導入路(19)には、空気入口(21)および空気出口(22)を有するチャンバーケース(23)と、前記チャンバーケース(23)の内部に形成された空気室(24)と、前記空気室(24)内の空気に紫外線を照射することで空気中の酸素をオゾンに変えるオゾンランプ(25)と、前記空気入口(21)と前記空気室(24)の間を連通する空気流入路(26)と、前記空気室(24)と前記空気出口(22)の間を連通する空気流出路(27)と、前記空気流入路(26)に設けた入口側オゾン分解フィルタ(28)と、前記空気流出路(27)に設けた出口側オゾン分解フィルタ(29)とを有する空気殺菌チャンバ(20)が設けられているウォーターサーバーにおいて、
前記チャンバーケース(23)が、上端が開口し、下端が底部(40)で閉鎖された上下方向に延びる筒状のケース本体(30)と、前記ケース本体(30)の上端開口に着脱可能に嵌め込まれるフィルタカセット(31)とで構成され、
前記フィルタカセット(31)は、前記入口側オゾン分解フィルタ(28)と、前記出口側オゾン分解フィルタ(29)と、前記空気流入路(26)のうちの前記空気入口(21)と前記入口側オゾン分解フィルタ(28)の間の部分(57)と、前記空気流出路(27)のうちの前記出口側オゾン分解フィルタ(29)と前記空気出口(22)の間の部分(60)とを一体化したユニットとされていることを特徴とするウォーターサーバー。
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【請求項2】
前記入口側オゾン分解フィルタ(28)は、前記空気流入路(26)を流れる空気が前記入口側オゾン分解フィルタ(28)を上下方向に通過するように前記フィルタカセット(31)内に水平に設けられた扁平な部材であり、
前記出口側オゾン分解フィルタ(29)は、前記空気流出路(27)を流れる空気が前記出口側オゾン分解フィルタ(29)を上下方向に通過するように前記フィルタカセット(31)内に水平に設けられた扁平な部材であり、
前記入口側オゾン分解フィルタ(28)と前記出口側オゾン分解フィルタ(29)は、前記フィルタカセット(31)内に上下に対向して配置され、
前記フィルタカセット(31)は、前記入口側オゾン分解フィルタ(28)と前記出口側オゾン分解フィルタ(29)の対向面間に、前記空気流入路(26)と前記空気流出路(27)の間を仕切る水平な仕切り壁(53)を有する請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記ケース本体(30)の側壁を貫通するランプ取り付け孔(46)が形成され、
前記オゾンランプ(25)は、前記ランプ取り付け孔(46)に着脱可能に取り付けられるベース部(47)と、前記ベース部(47)から前記空気室(24)内を水平に延びる石英ガラス製の発光部(48)と、前記ベース部(47)の外周に嵌合して設けられ、前記空気室(24)のオゾンが前記ケース本体(30)の外側に漏れないように前記ランプ取り付け孔(46)の内周と前記ベース部(47)の外周との間を密封するゴム製のシール部材(49)とからなる請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記ケース本体(30)の上端開口から前記フィルタカセット(31)を取り外したときに前記ケース本体(30)の前記上端開口から前記空気室(24)内の前記オゾンランプ(25)を視認することができるように、前記フィルタカセット(31)が前記空気室(24)の上側に隣接して配置されている請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記オゾンランプ(25)に電力を供給する電子基板(38)が、前記ケース本体(30)の前記底部(40)に形成した基板収容室(39)に収容されている請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項6】
空気入口(21)および空気出口(22)を有するチャンバーケース(23)と、前記チャンバーケース(23)の内部に形成された空気室(24)と、前記空気室(24)内の空気に紫外線を照射することで空気中の酸素をオゾンに変えるオゾンランプ(25)と、前記空気入口(21)と前記空気室(24)の間を連通する空気流入路(26)と、前記空気室(24)と前記空気出口(22)の間を連通する空気流出路(27)と、前記空気流入路(26)に設けた入口側オゾン分解フィルタ(28)と、前記空気流出路(27)に設けた出口側オゾン分解フィルタ(29)とを有するウォーターサーバー用空気殺菌チャンバ(20)において、
前記フィルタカセット(31)は、前記入口側オゾン分解フィルタ(28)と、前記出口側オゾン分解フィルタ(29)と、前記空気流入路(26)のうちの前記入口側オゾン分解フィルタ(28)と前記空気入口(21)の間の部分(57)と、前記空気流出路(27)のうちの前記出口側オゾン分解フィルタ(29)と前記空気出口(22)の間の部分(60)とを一体化したユニットとされていることを特徴とするウォーターサーバー用空気殺菌チャンバ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーおよびウォーターサーバー用空気殺菌チャンバに関する。
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【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1のウォーターサーバーは、空気と冷水を上下二層に収容する冷水タンクと、冷水タンクから筐体の外部に冷水を出水する冷水出水路と、冷水タンク内の水位の低下に応じて冷水タンク内に空気を導入する空気導入路とを有する。空気導入路から冷水タンクに導入される空気の衛生を確保するため、特許文献1のウォーターサーバーにおいては、空気をオゾンで殺菌する空気殺菌チャンバが空気導入路に設けられている。
【0004】
この空気殺菌チャンバは、空気入口および空気出口を有するチャンバーケースと、チャンバーケースの内部に形成された空気室と、空気室内の空気に紫外線を照射することで空気中の酸素をオゾンに変えるオゾンランプと、空気入口と空気室の間を連通する空気流入路と、空気室と空気出口の間を連通する空気流出路と、空気流入路に設けた入口側オゾン分解フィルタと、空気流出路に設けた出口側オゾン分解フィルタとを有する。チャンバーケースの空気入口は、大気に開放しており、チャンバーケースの空気出口は、空気導入路を介して冷水タンクに連通している。
【0005】
この空気殺菌チャンバは、チャンバーケースの空気入口から空気室に大気中の空気を導入し、その空気を、オゾンランプで発生させたオゾンに接触させて殺菌し、その殺菌された空気をチャンバーケースの空気出口から流出させ、冷水タンクに供給する。ここで、オゾンは強い酸化力を有することから、オゾンランプで発生させたオゾンが、空気殺菌チャンバの外側に流出するのを防止するため、空気流入路と空気流出路とにそれぞれオゾン分解フィルタが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5487164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献1のウォーターサーバーにおいて、何らかのトラブル(例えば、冷水タンクの水位センサの動作不良など)が原因で、冷水タンクへの給水が過多となり、冷水タンクから水がオーバーフローし、その水が空気導入路を通って冷水タンクから流出し、空気殺菌チャンバに流入することがあった。この場合、空気殺菌チャンバに組み込まれたオゾン分解フィルタが水に濡れた状態となるので、オゾン分解フィルタに細菌が繁殖しやすくなり、オゾン分解フィルタを新品に交換する必要が生じる。
【0008】
一方、上記の空気殺菌チャンバは、強い酸化力を有するオゾンがチャンバーケースの外側に漏れるのを防止するため、気密性の高い構造、具体的には、樹脂製のチャンバーケースを、前面側が開口した箱状のケース本体と、そのケース本体の前面側の開口を塞ぐケース蓋とで構成し、そのケース本体とケース蓋とを超音波溶着により密閉した構造が採用されており、チャンバーケースを開けることができない。そのため、チャンバーケースからオゾン分解フィルタを取り出すことができず、チャンバーケース内のオゾン分解フィルタを新品に交換する必要が生じた場合、空気殺菌チャンバの全体を一括して交換するという方法がとられていた。
【0009】
ここで、本願の発明者は、チャンバーケースからのオゾン漏れのリスクを抑えながら、チャンバーケースからオゾン分解フィルタを取り出して新品に交換することができないかを検討した。
【0010】
その検討の結果、発明者は、チャンバーケースを、上端が開口し、下端が底部で閉鎖された上下方向に延びる筒状のケース本体と、そのケース本体の上端開口に着脱可能に嵌め込まれるフィルタカセットとで構成すれば、オゾンは空気よりも比重が重いため、ケース本体の内部で発生したオゾンは、ケース本体の上端開口の部分(すなわちフィルタカセットとケース本体の嵌合部分)に到達しにくく、仮にフィルタカセットとケース本体の嵌合部分のシールが不完全な状態になったとしても、ケース本体の内部にオゾンが保持され、強い酸化力を有するオゾンが周囲に漏れるのを回避することができるという着想を得た。
(【0011】以降は省略されています)
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