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公開番号2025077654
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190010
出願日2023-11-07
発明の名称ワイヤハーネスの配索構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250512BHJP(車両一般)
要約【課題】車両への組付性を向上することができるワイヤハーネスの配索構造を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスの配索構造1は、可撓性を有し車両幅方向Yに沿って延在する平型配索材10と、平型配索材10が固定される裏面21aと当該裏面21aとは反対側の表面21bとを含むシート状のカバー部材20と、を備え、カバー部材20は、車両100の車体パネル110との間に平型配索材10を挟むようにして当該車体パネル110に固定される。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
可撓性を有する平型配索材と、
前記平型配索材が固定されたカバー部材と、を備え、
前記カバー部材は、車両の車体パネルとの間に前記平型配索材を挟むようにして当該車体パネルに固定される、
ワイヤハーネスの配索構造。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記カバー部材は、前記車体パネルの外側のエンジンルームの音が車室内に入ることを抑制するサイレンサによって構成される、
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項3】
前記平型配索材の端部には、コネクタが設けられており、
前記カバー部材には、前記コネクタを露出させる貫通孔が設けられる、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項4】
前記コネクタは、制御装置の制御装置側コネクタと接続可能であり、
前記制御装置の前記車体パネルに対する締結部材による締結に応じて前記コネクタと前記制御装置側コネクタとが嵌合される、
請求項3に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項5】
前記平型配索材は、一対を相互に向かい合わせた状態で、互いに点対称となる形状を有する、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索構造。
【請求項6】
前記車体パネルに形成され、前記平型配索材を収容する溝部を備える、
請求項1または2に記載のワイヤハーネスの配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスの配索構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のワイヤハーネスの配索構造に関する技術として、例えば、特許文献1には、可撓性を有する平型配索材と、平型配索材を保護するプロテクタと、プロテクタを車両の取付部に固定する固定部材と、を備えたワイヤハーネスの配索構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-055105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した特許文献1に記載のワイヤハーネスの配索構造では、例えば、車両への組付性向上の点で更なる改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、車両への組付性を向上することができるワイヤハーネスの配索構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスの配索構造は、可撓性を有する平型配索材と、前記平型配索材が固定されたカバー部材と、を備え、前記カバー部材は、車両の車体パネルとの間に前記平型配索材を挟むようにして当該車体パネルに固定される。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスの配索構造では、平型配索材が固定されたカバー部材を、車両の車体パネルとの間に平型配索材を挟むようにして当該車体パネルに固定することにより、ワイヤハーネスを構成する平型配索材を車両に組み付けることができる。この結果、ワイヤハーネスの配索構造は、車両への組付性を向上することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造が適用される車両の例示的な斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な断面図である。
図3は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の例示的な断面図であって、平型配索材およびカバー部材が車体パネルから取り外された状態の図である。
図4は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の平型配索材の例示的な斜視図である。
図5は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造のコネクタと制御装置との接続構造を示した例示的な斜視図である。
図6は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造のコネクタと制御装置との接続構造を示した例示的な断面図である。
図7は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造の平型配索材の例示的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、下記実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るワイヤハーネスの配索構造1が適用される車両100の斜視図である。図1に示される本実施形態のワイヤハーネスの配索構造1は、車両100に適用され、当該車両100に搭載される各装置間を接続し電源供給や信号通信に用いられるものである。本実施形態のワイヤハーネスの配索構造1は、例えば、ダッシュパネル120の少なくとも一部を構成する車体パネル110に設けられる。ダッシュパネル120は、車両100のエンジンルーム130と車室内(キャビン)とを仕切る隔壁であり、車両100の構造部材(骨格部材)を構成している。
(【0011】以降は省略されています)

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