TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025077414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189593
出願日
2023-11-06
発明の名称
検査支援装置、医療検査装置、検査支援方法、及び検査支援プログラム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250512BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】情報の提示先となる者に関する情報が予め登録されていない、又は登録が不十分である場合であっても、医療検査に関連する情報を提示先となる者に応じた態様とすることができる装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】検査支援装置は、プロセッサを備え、プロセッサは、医療検査に関連する情報の提示先となる対象者を撮影した撮影データ、及び対象者の音声を集音した音声データの少なくともいずれか一方を含む対象者データを取得し、対象者データに基づいて、医療検査に関連する情報を提示する提示機器が対象者に向けて提示する提示情報を決定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを備え、前記プロセッサは、
医療検査に関連する情報の提示先となる対象者を撮影した撮影データ、及び前記対象者の音声を集音した音声データの少なくともいずれか一方を含む対象者データを取得し、
前記対象者データに基づいて、前記医療検査に関連する情報を提示する提示機器が前記対象者に向けて提示する提示情報を決定する、
検査支援装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記対象者データを用いて前記対象者の属性を認識し、
前記対象者の属性に基づいて前記提示情報を決定する、
請求項1に記載の検査支援装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記属性が異なる複数の対象者が認識された場合に、前記提示情報を前記複数の対象者のうちのいずれの対象者向けとするかを選択するユーザ入力を受け付ける、
請求項2に記載の検査支援装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記属性が異なる複数の対象者が認識された場合に、前記提示情報を前記複数の対象者のうちのいずれの対象者向けとするかを予め定められた基準にしたがって自動的に選択する、
請求項2に記載の検査支援装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
前記提示機器が前記医療検査に関連する情報を異なる態様により提示する第1の提示機器及び第2の提示機器を含み、かつ、前記属性が異なる第1の対象者及び第2の対象者が認識された場合に、前記第1の提示機器が前記第1の対象者に向けて提示する第1の提示情報及び前記第2の提示機器が前記第2の対象者に向けて提示する第2の提示情報を各々決定する、
請求項2に記載の検査支援装置。
【請求項6】
前記プロセッサは、
前記対象者の属性が前記対象者の使用言語を少なくとも含み、かつ、前記使用言語を一意に認識できない場合に、前記提示機器が前記医療検査に関連する情報を複数の候補言語により前記対象者に向けて提示する前記提示情報を決定する、
請求項2に記載の検査支援装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記提示機器が前記医療検査に関連する情報を前記複数の候補言語ごとの認識確度に応じた態様により前記対象者に向けて提示する前記提示情報を決定する、
請求項6に記載の検査支援装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
前記対象者データを用いて前記医療検査に関連する情報の視聴中における前記対象者の状況を認識し、
前記対象者の状況に基づいて前記提示情報を決定する、
請求項1に記載の検査支援装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、
前記対象者に関して予め登録されている登録情報を取得し、
前記登録情報及び前記対象者データに基づいて前記提示情報を決定する、
請求項1に記載の検査支援装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
前記登録情報に基づいて前記提示情報が決定できない場合に、前記対象者を撮影する撮影機器に対して撮影を指示する、又は前記対象者の音声を集音する集音機器に対して集音を指示する、
請求項9に記載の検査支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、検査支援装置、医療検査装置、検査支援方法、及び検査支援プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「予め検査手法と前記検査手法に対応した音声ガイダンスを複数の言語ごとに保管する検査・音声ガイダンス対応保管部と、予約検査サーバから登録済みの患者の検査手法と前記患者の言語情報を有する検査情報を取得する検査情報取得部と、前記検査情報取得部から前記患者の前記検査手法と前記患者の言語情報を取得し、前記検査・音声ガイダンス対応保管部から前記検査手法と前記患者の言語に対応する前記音声ガイダンスを取得して、検査・音声ガイダンス情報として医用画像診断装置に通知する検査情報制御部と、を備えることを特徴とする音声ガイダンス管理サーバ。」が記載されている。
【0003】
特許文献2には、「遮蔽されて隔てられた検査者と被検者との間で、被検者に対して検査者が要請する検査時の体位を指示し、検査に関連する説明内容を案内するX線等による検査時の被検者用検査支援システムにおいて、体位指示及び検査に関連する説明内容の指示情報を選択する指示ボタンが配置されている操作指示画面を有すると共に、選択操作された指示ボタンによる前記指示情報を送信する指示情報送信部を備えて成る検査指示操作端末と、指示情報送信部から送信された指示情報を受信する指示情報受信部を備えると共に、指示情報の体位指示及び検査に関連する説明内容を表示する指示表示画面を有している検査指示表示端末とから成ることを特徴とするX線等による検査時の被検者用検査支援システム。」が記載されている。
【0004】
特許文献3には、「ディスプレイを有する画像形成システムが実行する処理方法であって、検査手順の説明を前記ディスプレイにより表示するステップと、検査領域をスキャニングすることにより、患者の画像を画像形成装置が形成するステップと、を有し、前記画像を形成するステップの前及び後の双方の時点において、前記患者に対する質問事項を前記ディスプレイの出力領域により表示し、前記質問事項に対する回答を前記ディスプレイの入力領域を通じて前記患者から受けるステップを有する処理方法。」が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-022740号公報
特開2018-094209号公報
特許5816192号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
医療検査に関する情報を提示先となる者に応じた態様とすることが望まれている。ここで、特許文献1には、予約検査サーバから登録済みの患者の言語情報を取得し、音声ガイダンスを患者の言語に対応させることが記載されている。また、特許文献2には、外国語メニューをプルダウン形式によって表示し、所定の外国語が選択されると、選択された外国語で被検者に対する指示を表示することが記載されている。また、特許文献3には、患者が子供である場合、ディスプレイに、アニメ又は漫画の放射線技師及び/又は他の子供をアシスタントとして表示することが記載されている。ここで、患者の年齢は、電子スケジュール等に予め登録された情報から取得される。
【0007】
このように、従来の技術では、被検者に関する情報を予め登録しておく(情報提示の直前に登録させるものを含む)必要があった。しかしながら、医療の現場においては、被検者に関する情報としてどのような情報を予め登録しておくかは様々である。また、被検者が急患の場合、被検者に関する情報は予め登録されておらず、怪我等により情報提示の直前に登録させることもできないという状況が起こり得る。さらに、被検者に付き添う付添人に関する情報については、予め登録しておかないのが実情であった。そのため、医療検査に関連する情報を提示先となる被検者や付添人等に応じた態様とすることができない場合があった。
【0008】
そこで、本開示の技術は、情報の提示先となる者に関する情報が予め登録されていない、又は登録が不十分である場合であっても、医療検査に関連する情報を提示先となる者に応じた態様とすることができる装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本開示の技術に係る検査支援装置は、プロセッサを備え、プロセッサは、医療検査に関連する情報の提示先となる対象者を撮影した撮影データ、及び対象者の音声を集音した音声データの少なくともいずれか一方を含む対象者データを取得し、対象者データに基づいて、医療検査に関連する情報を提示する提示機器が対象者に向けて提示する提示情報を決定する。
【0010】
プロセッサは、対象者データを用いて対象者の属性を認識し、属性に基づいて提示情報を決定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
支援システム
14日前
個人
N式トータルシステム
6か月前
個人
情報システムおよび方法
1か月前
エムスリー株式会社
媒体
3か月前
株式会社M-INT
情報処理システム
1か月前
ゾーン株式会社
コンピュータシステム
28日前
株式会社M-INT
情報処理システム
6か月前
大王製紙株式会社
作業管理システム
1か月前
富士電機株式会社
食事管理システム
2か月前
医療法人社団梅華会
医療の支援装置
4か月前
株式会社サンクスネット
情報提供システム
4日前
個人
透析医療に関する回答方法及びその装置
4か月前
株式会社日立製作所
情報システム
5か月前
株式会社サンクスネット
リスク判定システム
4か月前
株式会社 137
健康観察管理システム
3日前
個人
弾塑性有限要素法におけるデータ同化の演算方法
6か月前
アルケア株式会社
コミュニケーションシステム
4か月前
西川株式会社
サービス出力システム
1日前
合同会社フォース
オンライン診療システム
1か月前
株式会社JVCケンウッド
表示装置及び表示方法
4か月前
株式会社エフアンドエフ
在宅健康チェックシステム
17日前
HITOTSU株式会社
手術管理システム1
1か月前
公立大学法人大阪
診断装置
3か月前
株式会社グローバルビジョン
検体検査管理システム
4か月前
株式会社ジーシー
予測方法および予測システム
2日前
個人
服薬指導支援システム、及び、服薬指導支援方法
4か月前
株式会社メディファーム
代替候補品目付き相互作用禁忌DB
2か月前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
1か月前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
1か月前
公益財団法人がん研究会
画像診断報告書作成システム
6か月前
株式会社バシラックス
零売サービス提供システム
6か月前
大和ハウス工業株式会社
推定装置、及び推定方法
1か月前
富士通株式会社
敗血症の診断および予測
2か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
5か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
5か月前
株式会社HJ Link‐do
オンライン診療システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る