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公開番号2025077386
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189544
出願日2023-11-06
発明の名称電池モジュール
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H01M 50/289 20210101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】長尺の電池セルを用いた構造において、電池の性能を良好に維持できる電池モジュールを得る。
【解決手段】電池モジュールは、長尺状の電極体をラミネートフィルムで封止することによって形成された電池セル20と、電池セル20が複数配列された状態で収容可能なケースと、を有し、隣り合う前記電池セル20同士は、接着材50により接着されており、電池セル20の長手方向における中央部分と端部分とで接着材50の量が異なっている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
長尺状の電極体をラミネートフィルムで封止することによって形成された電池セルと、
前記電池セルが複数配列された状態で収容可能なケースと、
を有し、
隣り合う前記電池セル同士は、接着材により接着されており、
前記電池セルの長手方向における中央部分と端部分とで前記接着材の量が異なっている、
電池モジュール。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記中央部分よりも前記端部分の方が前記接着材の量が多い、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記中央部分よりも前記端部分の方が前記接着材の厚みが厚い、請求項2に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記端部分よりも前記中央部分の方が前記接着材の量が多い、請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項5】
前記端部分よりも前記中央部分の方が前記接着材の厚みが厚い、請求項4に記載の電池モジュール。
【請求項6】
前記電池セルと前記ケースとが接着材を介して接着されている、請求項1~5の何れか1項に記載の電池モジュール。
【請求項7】
前記ケースにおいて、前記接着材を介して前記電池セルと接着される内壁には、凹部が形成されている、請求項6に記載の電池モジュール。
【請求項8】
前記ケースには、前記電池セルを配列方向に押圧可能な押圧部材が設けられている、請求項1~5の何れか1項に記載の電池モジュール。
【請求項9】
前記押圧部材は、前記ケースの内壁に取付けられて前記電池セルへ付勢力を付与可能な板バネを含んで構成されている、請求項8に記載の電池モジュール。
【請求項10】
前記押圧部材は、前記ケースの壁面を貫通するネジ孔に螺合可能なネジを含んで構成されている、請求項8に記載の電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電極組立体をケースに収容した電池モジュールが開示されている。また、電極組立体の外側を熱収縮性保護層によって囲うことで、電極組立体の熱膨張を抑制する構造となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2018/287184号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電池の体積効率を向上させるために、より長尺な電池セルを用いることが検討されている。しかしながら、長尺状の電池セルは、充放電によって反る可能性が高くなる。このため、上記特許文献1に記載の電池モジュールのように熱収縮性保護層によって囲った構造であっても、電池セルが反った場合に面圧を一定に維持できなくなり、電池の性能を良好に維持できなくなる可能性がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、長尺の電池セルを用いた構造において、電池の性能を良好に維持できる電池モジュールを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る電池モジュールは、長尺状の電極体をラミネートフィルムで封止することによって形成された電池セルと、前記電池セルが複数配列された状態で収容可能なケースと、を有し、隣り合う前記電池セル同士は、接着材により接着されており、前記電池セルの長手方向における中央部分と端部分とで前記接着材の量が異なっている。
【0007】
請求項1に係る電池モジュールでは、電池セルは、長尺状の電極体をラミネートフィルムで封止することによって形成されており、電池セルが複数配列された状態でケースに収容される。ここで、電池セル同士は、接着材によって接着されているため、電池セルが反るなどして隣り合う電池セルの間に隙間が生じるのを抑制できる。
【0008】
また、電池セルの長手方向における中央部分と端部分とで接着材の量が異なっている。これにより、電池セルが反った場合であっても、電池セルの中央部分と端部分とで面圧がばらつくのを抑制できる。なお、ここでいう「中央部分」とは、電池セルの長手方向の中心を含む所定の範囲を示すものであり、例えば、電池セルを長手方向に三等分した際における中央の領域を指す。また、「端部分」とは、中央部分を除く領域を広く含むものであり、例えば、電池セルを長手方向に三等分した際における中央の領域を除く領域を指す。
【0009】
請求項2に係る電池モジュールは、請求項1において、前記中央部分よりも前記端部分の方が前記接着材の量が多い。
【0010】
請求項2に係る電池モジュールでは、隣り合う電池セルの端部分同士が離間する方向に反った場合であっても、端部分における接着材の量を多くすることで、電池セルの中央部分と端部分とで面圧がばらつくのを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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