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公開番号
2025076635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-16
出願番号
2023188349
出願日
2023-11-02
発明の名称
ドックシェルター
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
主分類
B65G
69/20 20060101AFI20250509BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】簡単な構造で容易に破損しない耐久性が高く、トラックの荷台と倉庫の荷物の搬出入戸口との連結部において気密性を高めることが可能なドックシェルターを提供する。
【解決手段】トラックの荷台の後部が連結される荷物の搬出入戸口が形成された倉庫において、前記搬出入戸口の左右両側に垂直方向に沿って、少なくともその一方が左右方向に移動駆動可能に設けられた左右のラプターシール部と、前記搬出入戸口の上部に、前記左右のラプターシール部間に亘るように左右方向に配設されて、前記左右のラプターシール部の前面に沿って垂直に昇降駆動される電動ロールカーテン部と、前記搬出入戸口の下部に設けられたプロテクトパット部と、を備え、前記プロテクトパット部は、トラックの荷台後方下部と接触して変形する変形パットと、前記変形パットの上部に載置されたオーバーラップシートと、により構成されていることを特徴とするドックシェルターとした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トラックの荷台の後部が連結される荷物の搬出入戸口が形成された倉庫において、
前記搬出入戸口の左右両側に垂直方向に沿って、少なくともその一方が左右方向に移動駆動可能に設けられた左右のラプターシール部と、
前記搬出入戸口の上部に、前記左右のラプターシール部間に亘るように左右方向に沿って配設されて、前記左右のラプターシール部の前面に沿って垂直に昇降駆動される電動ロールカーテン部と、
前記搬出入戸口の下部に設けられたプロテクトパット部と、を備え、
前記プロテクトパット部は、トラックの荷台後方下部と接触して変形する変形パット部と、
前記変形パット部の上部に載置されたオーバーラップシートと、
を有し、
前記オーバーラップシートは、
上下2枚のシート体を重合するように配設され、
その前端部が連結部材により連結されていることを
特徴とするドックシェルター。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記電動ロールカーテン部は、
トラックの上端部から前記搬出入戸口の天井面近傍までを閉塞するロールカーテン部と、
前記ロールカーテン部を巻き取ったり巻きだしたりする巻取部と、
前記搬出入戸口の天井面に垂設され、前記巻取部と前記搬出入戸口の天井面との間に生じる隙間を閉塞する弾性体からなる天井遮蔽体と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のドックシェルター。
【請求項3】
前記ラプターシール部は、内端部に垂直フレームを有し、前記垂直フレームの前後端部に前記垂直フレームの上端部から下端部にかけて弾性体からなる遮蔽体を配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドックシェルター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、倉庫の搬出入戸口に配設されたドックシェルターに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空調された倉庫(例えば、冷蔵・冷凍倉庫)においては、荷物の搬出入戸口を開放したままで荷役作業(倉庫内への荷物の搬入作業又は倉庫内からの荷物の搬出作業)を行なうと、倉庫内の空調された空気が外部に逃げるとともに外気が倉庫内へ侵入することになり倉庫内の空調を一定温度に維持できなくなる。そこで、荷役作業中の倉庫内の空調を維持できるようにトラックの荷台と倉庫の搬出入戸口にドックシェルターが設置されている。
【0003】
ドックシェルターは、トラックの荷台と搬出入戸口との間に生じる間隙を埋めることでトラックの荷台と倉庫内とを一つの連続した空間とすることができる。このように、荷役作業において、ドックシェルターを設けることで、外気が倉庫内に侵入したり、空調された倉庫内の空気が外部に排出されたりすることを極力防ぐことができ、倉庫内の温度変化や結露などを防止して空調に係る経費(例えば、冷凍・冷蔵倉庫の場合は冷房費等)を抑えることができる。
【0004】
特許文献1には、搬出入戸口の開口枠にトラックの荷台の外周面に当接させるヘッドパット、サイドパット、およびボトムパットを備えたドックシェルターが開示されている。特許文献1に記載のボトムパットは、複数のエアバッグで構成されており、トラックの荷台が各パットに当接した際、荷台外周面の凹凸形状に沿ってボトムパットが変形することでドックシェルター内の気密性が確保され、ドックシェルター内の温度を低温に維持することができる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-54874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した特許文献1のドックシェルターは、ボトムパットを複数のエアバッグで構成しているため、配送車(トラック)の車体の後部に凹凸面を有していても、各エアバッグが凹凸面に沿って弾性変形してトラックの荷台と倉庫の搬出入戸口との間に生じる間隙を遮蔽することができる。このため、特許文献1のドックシェルターは、コンテナ(トラックの荷台)の後部開口部の下辺における隙間を無くし、気密性を高める効果が期待できる。しかしながら、特許文献1のドックシェルターでは、コンテナの後部開口部の下辺に接触させるボトムパットの構造が複雑となるとともに、ボトムパットを構成するエアバックが破損するとドックと荷台との気密性が容易に失われる虞があった。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造でトラックの荷台と倉庫の搬出入戸口との連結部の気密性を高めることができるドックシェルターを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、トラックの荷台の後部が連結される荷物の搬出入戸口が形成された倉庫において、前記搬出入戸口の左右両側に垂直方向に沿って、少なくともその一方が左右方向に移動駆動可能に設けられた左右のラプターシール部と、前記搬出入戸口の上部に、前記左右のラプターシール部間に亘るように左右方向に沿って配設されて、前記左右のラプターシール部の前面に沿って垂直に昇降駆動される電動ロールカーテン部と、前記搬出入戸口の下部に設けられたプロテクトパット部と、を備え、前記プロテクトパット部は、トラックの荷台後方下部と接触して変形する変形パットと、前記変形パットの上部に載置されたオーバーラップシートと、を有し、前記オーバーラップシートは、上下2枚のシート体をするように配設され、その前端部が連結部材により連結されていることを特徴とする、ものである。
【0009】
本発明の第2の態様は、前記電動ロールカーテン部は、トラックの上端部から前記搬出入戸口の天井面近傍までを閉塞するロールカーテン部と、前記ロールカーテン部を巻き取ったり巻きだしたりする巻取部と、前記搬出入戸口の天井面に垂設され、前記巻取部と前記搬出入戸口の天井面との間に生じる隙間を閉塞する弾性体からなる遮蔽体と、を有する、ものである。
【0010】
本発明の第3の態様は、前記ラプターシール部は、内端部に垂直フレームを有し、前記垂直フレームの前後端部に前記垂直フレームの上端部から下端部にかけて弾性体からなる遮蔽体を配設したことを特徴とする、ものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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