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公開番号
2025076027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187647
出願日
2023-11-01
発明の名称
光触媒および光触媒の製造方法、ならびに光触媒を含んで成る光触媒製品
出願人
学校法人梅村学園
代理人
個人
,
個人
主分類
B01J
35/39 20240101AFI20250508BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】より優れた機能(例えば、有機化合物の分解能)を有する光触媒を提供する。
【解決手段】酸化チタンコア粒子と、酸化チタンコア粒子の表面を被覆するリン酸カルシウム層とを有する母粒子と、前記母粒子に層状に外添された酸化チタン一次粒子とを含んで成る、光触媒。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
酸化チタンコア粒子と、該酸化チタンコア粒子の表面を被覆するリン酸カルシウム層とを有する母粒子と、
前記母粒子に層状に外添された酸化チタン一次粒子と
を含んで成る、光触媒。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
ゼータ電位が13mV以上である、請求項1に記載の光触媒。
【請求項3】
比表面積が180m
2
/g以上300m
2
/g以下である、請求項1または2に記載の光触媒。
【請求項4】
母粒子を含む分散液と酸化チタン一次粒子のゾルとを混合して、前記母粒子に前記酸化チタン一次粒子を層状に外添させること
を含んで成り、
前記母粒子は、酸化チタンコア粒子と、該酸化チタンコア粒子の表面を被覆するリン酸カルシウム層とを有する、光触媒の製造方法。
【請求項5】
前記分散液と前記ゾルとの混合液における前記母粒子に対する前記酸化チタン一次粒子の比(酸化チタン一次粒子/母粒子(重量比))が、0.67~6.7である、請求項4に記載の光触媒の製造方法。
【請求項6】
前記分散液と前記ゾルとの混合液のpHは、5以上である、請求項4または5に記載の光触媒の製造方法。
【請求項7】
請求項1または2に記載の光触媒を含む、光触媒製品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光触媒および光触媒の製造方法、ならびに光触媒を含んで成る光触媒製品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
光触媒は、光照射によって酸化力および還元力が発現する触媒である。このような光触媒としては、酸化チタンが知られている。酸化チタンは、酸化力および還元力に起因する有機化合物の分解作用および親水作用を有する。
【0003】
酸化チタンは、光照射により分解作用および親水作用を発現し、それ以外に外部からエネルギーを供給する必要がないため、省環境負荷および持続可能な材料として近年、注目されている。具体的には、酸化チタンの分解作用を利用して、例えば、大気中および水中の有害物質の分解による空気および水質の浄化および脱臭、物に付着した細菌およびウイルスの分解による感染防止、ならびに建造物に付着した物質の分解による外壁の防汚に用いられている。
また、酸化チタンの親水作用を利用して、例えば、水滴を膜状に広げることによるミラーおよびガラスの曇り防止、水滴を膜状に広げることによる汚染物質の付着防止、ならびに建造物と建造物に付着した物質との間に雨水が入り込み付着物質を洗い流す外壁の防汚に用いられている。
【0004】
このような光触媒としては、例えば、特許文献1~3に記載の光触媒がある。
特許文献1に記載の光触媒は、基材表面上に二酸化チタン薄膜、さらにその表面にアモルファス緻密リン酸カルシウム薄膜がコーティングされている。
【0005】
特許文献2に記載の光触媒コーティング剤は、水または有機溶剤に、紫外線照射により光触媒能を発揮する酸化チタン微粒子の表面の少なくとも一部にリン酸カルシウムが付着してなるアパタイト被覆酸化チタン微粒子が分散されており、基材表面に塗布することで光触媒能を付与するものとした光触媒コーティング剤において、紫外線照射により蛍光発光する蛍光剤が所定割合で混合されてなる。
【0006】
特許文献3に記載の光触媒セラミックスは、光触媒機能を有する基材(例えば、酸化チタンを主成分とする基板)の表面をリン酸カルシウムおよび繊維状蛋白質を含む処理液で処理することによって、多孔性リン酸カルシウムおよび繊維状蛋白質で被覆した光触媒を適宜のセラミック素材に配合し、該セラミック素材を所定の形状に焼成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2007-090338号公報
特開2007-262180号公報
特開2011-050874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明者は、鋭意検討した結果、特許文献1~3に記載の光触媒に、その機能をさらに向上させる余地があることを見出した。
【0009】
本発明は係る課題に鑑みて為されたものである。すなわち、本発明の主たる目的は、より優れた機能(例えば、有機化合物の分解能)を有する光触媒を提供することにある。本発明の別の目的は、そのような光触媒を製造する方法、ならびにそのような光触媒を含んで成る光触媒製品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の一実施形態に係る光触媒は、
酸化チタンコア粒子と、該酸化チタンコア粒子の表面を被覆するリン酸カルシウム層とを有する母粒子と、
前記母粒子に外添された酸化チタン一次粒子と
を含んで成る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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