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公開番号
2025139157
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024037948
出願日
2024-03-12
発明の名称
消臭剤又は消臭紙の製造方法
出願人
株式会社インパクト
代理人
個人
主分類
B01J
20/30 20060101AFI20250918BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】汗臭や排泄臭やタバコ臭等の刺激臭である酢酸や、トイレ臭や排尿臭等の刺激臭であるアンモニアや、シックハウス症候群の原因となる刺激臭であるホルムアルデヒドに対して、良好な消臭効果が発揮される消臭剤や消臭紙の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明では、消臭剤の製造方法において、珈琲豆を焙煎した後に破砕したものを加熱して炭化させることで消臭剤を製造することにした。また、本発明では、消臭紙の製造方法において、珈琲豆を焙煎した後に破砕したものを加熱して炭化させ、これを紙の原料に混入して抄製することで消臭紙を製造することにした。また、本発明では、前記破砕後に水分を用いて珈琲成分を抽出させた残渣を乾燥させ、さらに細かく粉砕し、その後、加熱して炭化させることにした。さらに、本発明では、前記焙煎の温度よりも高い温度で加熱して炭化させることにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
珈琲豆を焙煎した後に破砕したものを加熱して炭化させることで消臭剤を製造することを特徴とする消臭剤の製造方法。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
珈琲豆を焙煎した後に破砕したものを加熱して炭化させ、これを紙の原料に混入して抄製することで消臭紙を製造することを特徴とする消臭紙の製造方法。
【請求項3】
前記破砕後に水分を用いて珈琲成分を抽出させた残渣を乾燥させ、さらに細かく粉砕し、その後、加熱して炭化させることを特徴とする請求項2に記載の消臭紙の製造方法。
【請求項4】
前記焙煎の温度よりも高い温度で加熱して炭化させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の消臭紙の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消臭剤又は消臭紙の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 990 文字)
【背景技術】
【0002】
珈琲を含む飲料(珈琲飲料)は、日々、大量に製造され、大量に消費されている。この珈琲飲料は、製造工場において、珈琲豆を焙煎した後に破砕したものから珈琲成分を抽出させて製造される。
【0003】
その際に、珈琲飲料の製造工場では、珈琲成分を抽出させた残渣物としての珈琲粕が廃棄物として大量に生成されている。
【0004】
従来、珈琲粕は、バイオマス燃料として有効に利用されているだけでなく、バイオマス肥料などの消臭成分としても有効に利用されている(たとえば、特許文献1、2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-3280号公報
特開2022-29391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、本発明者が鋭意研究を重ねたところ、従来のように珈琲粕をそのまま消臭剤として用いても、汗臭や排泄臭やタバコ臭等の刺激臭である酢酸や、トイレ臭や排尿臭等の刺激臭であるアンモニアや、シックハウス症候群の原因となる刺激臭であるホルムアルデヒドに対しては、良好な消臭効果が発揮されないことがわかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、請求項1に係る本発明では、消臭剤の製造方法において、珈琲豆を焙煎した後に破砕したものを加熱して炭化させることで消臭剤を製造することにした。
【0008】
また、請求項2に係る本発明では、消臭紙の製造方法において、珈琲豆を焙煎した後に破砕したものを加熱して炭化させ、これを紙の原料に混入して抄製することで消臭紙を製造することにした。
【0009】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項2に係る本発明において、前記破砕後に水分を用いて珈琲成分を抽出させた残渣を乾燥させ、さらに細かく粉砕し、その後、加熱して炭化させることにした。
【0010】
また、請求項4に係る本発明では、前記請求項2又は請求項3に係る本発明において、前記焙煎の温度よりも高い温度で加熱して炭化させることにした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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