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公開番号
2025148732
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024048999
出願日
2024-03-26
発明の名称
触媒複合物および触媒前駆体複合物
出願人
株式会社プロテリアル
代理人
主分類
B01J
35/60 20240101AFI20251001BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】触媒単位質量あたりのメタン生成量が多い触媒複合物および、それを製造するための触媒前駆体複合物を提供すること
【解決手段】隔壁に囲まれて成る複数の流路孔を有する、柱状のハニカム基材と、前記隔壁上に担持された触媒とからなり、前記触媒は、触媒活性金属と前記触媒活性金属を担持する担体からなり、前記担体が有する、細孔径が50nm以下の細孔の容積の総和が、触媒前駆体複合物の単位体積あたり150cm3/L以下であることを特徴とする触媒複合物である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
隔壁に囲まれて成る複数の流路孔を有する、柱状のハニカム基材と、
前記隔壁上に担持された触媒と、
からなり、
前記触媒は触媒活性金属と前記触媒活性金属を担持する担体からなり、
前記担体が有する、細孔径が50nm以下の細孔の容積の総和が、触媒複合物の単位体積あたり150cm
3
/L以下であることを特徴とする触媒複合物。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
隔壁に囲まれて成る複数の流路孔を有する、柱状のハニカム基材と、
前記隔壁上に担持された触媒前駆体と、
からなり、
前記触媒前駆体は触媒活性金属の前駆体と前記触媒活性金属の前駆体を担持する担体からなり、
前記担体が有する、細孔径が50nm以下の細孔の容積の総和が、触媒前駆体複合物の単位体積あたり150cm
3
/L以下であることを特徴とする触媒前駆体複合物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二酸化炭素(CO
2
)または一酸化炭素(CO)のメタネーション反応用触媒がハニカム基材に担持された触媒複合物および、メタネーション反応用触媒の前駆体がハニカム基材に担持された触媒前駆体複合物に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化が世界的に深刻な問題となっており、地球温暖化の原因である温室効果ガスの中でも最も影響度が大きい二酸化炭素(CO
2
)の排出量を削減することが急務となっている。そのソリューションとして、水素(H
2
)と二酸化炭素(CO
2
)を混合した原料ガスから、天然ガスの主成分であるメタン(CH
4
)を合成するメタネーション技術が注目されている。
【0003】
ここで特許文献1には、触媒成分にニッケル(Ni)を含む、ペレット状、板状、粉末状、ハニカム形状等の形状を有するメタネーション反応用触媒複合物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-155227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されるように、メタネーション用の触媒活性金属としては、工業的にはNiが用いられる例が多いが、Niはレアメタルであり低価格な金属ではない。また、触媒活性金属を担持するための担体も、セリアやジルコニアなど高価な材料を使用する場合があり、安価なメタンを生成するためには触媒単位質量あたりのメタン生成量を向上させる必要がある。
【0006】
そこで本発明は、上述の問題を解決するために、触媒複合物の単位質量あたりのメタン生成量を多くできる触媒複合物および、触媒複合物を製造するための触媒前駆体複合物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第一の形態は、隔壁に囲まれて成る複数の流路孔を有する、柱状のハニカム基材と、前記隔壁上に担持された触媒とからなり、前記触媒は、触媒活性金属と前記触媒活性金属を担持する担体からなり、前記担体が有する、細孔径が50nm以下の細孔の容積の総和が、触媒複合物の単位体積あたり150cm
3
/L以下であることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の第二の形態は、隔壁に囲まれて成る複数の流路孔を有する、柱状のハニカム基材と、前記隔壁上に担持された触媒前駆体とからなり、前記触媒前駆体は触媒活性金属の前駆体と前記触媒活性金属の前駆体を担持する担体からなり、前記担体が有する、細孔径が50nm以下の細孔の容積の総和が、触媒前駆体複合物の単位体積あたり150cm
3
/L以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、触媒単位質量あたりのメタン生成量が多い触媒複合物および、それを製造するための触媒前駆体複合物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の触媒複合物の一実施形態を示す図である。
本発明の触媒複合物の製造方法を示すフロー図である。
実施例1~8の触媒複合物及び比較例1~2のペレット型触媒における、単位体積あたりの細孔容積(細孔径が50nm以下の細孔の容積の総和)と、触媒単位質量・単位時間あたりのメタン生成量の関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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