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公開番号2025074802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185854
出願日2023-10-30
発明の名称生体情報処理システム、及び、中継装置
出願人日本光電工業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類H04L 45/00 20220101AFI20250507BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ネットワークセキュリティを強化した生体情報処理システム、及び、中継装置を提供する。
【解決手段】生体情報処理システム1であって、生体情報を処理する第1の情報処理装置200と、少なくとも1つの第2の情報処理装置300、400と、第1の情報処理装置200と第2の情報処理装置300、400の間のネットワーク通信を制御する中継装置100と、を備える。中継装置100は、第1の情報処理装置のネットワーク情報を、中継装置のネットワーク情報として設定するネットワーク設定部を有する
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
生体情報を処理する第1の情報処理装置と、
少なくとも1つの第2の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の間のネットワーク通信を制御する中継装置と、
を備え、
前記中継装置は、
前記第1の情報処理装置のネットワーク情報を、前記中継装置のネットワーク情報として設定するネットワーク設定部を有する、生体情報処理システム。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記ネットワーク設定部が前記第1の情報処理装置の前記ネットワーク情報を前記中継装置の前記ネットワーク情報として設定した後、前記中継装置は、前記第1の情報処理装置から送信されるパケットを暗号化して前記第2の情報処理装置に送信する、請求項1に記載の生体情報処理システム。
【請求項3】
前記ネットワーク設定部が前記第1の情報処理装置の前記ネットワーク情報を前記中継装置の前記ネットワーク情報として設定した後、前記中継装置は、前記第2の情報処理装置から送信されるパケットを復号化して前記第1の情報処理装置に送信する、請求項1に記載の生体情報処理システム。
【請求項4】
前記中継装置は、前記第2の情報処理装置から送信されるパケットに含まれる暗号化モード情報に基づいて、前記中継装置が送信するパケットの暗号化モードを設定する暗号化設定部を有する、請求項1に記載の生体情報処理システム。
【請求項5】
前記暗号化設定部は、非暗号化パケットに対応して暗号化パケットに対応しない第1のモード、前記暗号化パケット及び非暗号化パケットに対応する第2のモード、又は、前記暗号化パケットに対応して前記非暗号化パケットに対応しない第3のモードを設定可能である、請求項4に記載の生体情報処理システム。
【請求項6】
前記第2の情報処理装置は生体情報を処理する、請求項1に記載の生体情報処理システム。
【請求項7】
生体情報を処理する第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置の間のネットワーク通信を中継する中継装置であって、
前記第1の情報処理装置のネットワーク情報を前記中継装置のネットワーク情報として設定するネットワーク設定部を有する、中継装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、生体情報処理システム、及び、中継装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
医療機関では、医療機器を含めた様々な情報装置がネットワーク環境で連携しながら利用されている。医療機器は、人体に対して使用されるため、ネットワーク環境において安全なシステム管理が求められる。
【0003】
例えば、特許文献1には、医療機器のネットワーク通信の暗号化プロトコルにおいて、パスワードの誤入力等、特定のイベントが発生した場合に、アラーム情報を通知する管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第11558261号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年の法規制では、外部からのサイバー攻撃に対する医療機器のネットワークセキュリティ強化が求められている。具体的には、医療機器には3要件(機密性・真正性・完全性)が求められている。これらの要件を満たすために、パケットを暗号化して通信データの盗聴等を防止し、ネットワークセキュリティを強化する必要がある。
【0006】
本開示は、ネットワークセキュリティを強化した生体情報処理システム、及び、中継装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一側面に係る生体情報処理システムは、
生体情報を処理する第1の情報処理装置と、
少なくとも1つの第2の情報処理装置と、
前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の間のネットワーク通信を制御する中継装置と、
を備え、
前記中継装置は、前記第1の情報処理装置のネットワーク情報を、前記中継装置のネットワーク情報として設定するネットワーク設定部を有する。
【0008】
また、本開示の一側面に係る生体情報処理システムにおいて、
前記ネットワーク設定部が前記第1の情報処理装置の前記ネットワーク情報を前記中継装置の前記ネットワーク情報として設定した後、前記中継装置は、前記第1の情報処理装置から送信されるパケットを暗号化して前記第2の情報処理装置に送信してもよい。
【0009】
また、本開示の一側面に係る生体情報処理システムにおいて、
前記ネットワーク設定部が前記第1の情報処理装置の前記ネットワーク情報を前記中継装置の前記ネットワーク情報として設定した後、前記中継装置は、前記第2の情報処理装置から送信されるパケットを復号化して前記第1の情報処理装置に送信してもよい。
【0010】
また、本開示の一側面に係る生体情報処理システムにおいて、
前記中継装置は、前記第2の情報処理装置から送信されるパケットに含まれる暗号化モード情報に基づいて、前記中継装置が送信するパケットの暗号化モードを設定する暗号化設定部を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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