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公開番号2025078870
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2025038986,2024139544
出願日2025-03-12,2020-12-02
発明の名称医療器具、ネーザルアダプタ、およびバイトブロック
出願人日本光電工業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類A61M 16/06 20060101AFI20250513BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ネーザルアダプタとバイトブロックを備えた医療器具の利便性を高める。
【解決手段】ネーザルアダプタ11は、装着時に被検者20の鼻孔と対向するように配置される通気部、および当該通気部と連通する第一通気路112を区画する。バイトブロック12は、装着時に被検者20の口腔内に配置される中空部材121、および中空部材121と連通している第二通気路122を区画する。ジョイント13は、ネーザルアダプタ11とバイトブロック12を連結し、第一通気路112と第二通気路122を連通する第三通気路133を区画する。ジョイント13は、装着時に前記被検者の顔面と対向する側が開放されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
被検者に装着される医療器具であって、
装着時に前記被検者の鼻孔と対向するように配置される通気部、および当該通気部と連通する第一通気路を区画するネーザルアダプタと、
装着時に前記被検者の口腔内に配置される中空部材、および当該中空部材と連通している第二通気路を区画するバイトブロックと、
前記ネーザルアダプタと前記バイトブロックを連結し、前記第一通気路と前記第二通気路を連通する第三通気路を区画するジョイントと、
を備えており、
前記ジョイントは、装着時に前記被検者の顔面と対向する側が開放されている、
医療器具。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記ネーザルアダプタは、前記第一通気路内のガスを検出するためのセンサが装着される支持部を備えている、
請求項1に記載の医療器具。
【請求項3】
前記ジョイントは、前記バイトブロックに対して着脱可能である、
請求項1または2に記載の医療器具。
【請求項4】
被検者に装着されるネーザルアダプタであって、
装着時に前記被検者の鼻孔と対向するように配置される通気部と、
前記被検者の口腔内に配置される中空部材を有しているバイトブロックを前記ネーザルアダプタに連結し、前記通気部と連通する通気路を区画するジョイントと、
を備えており、
前記ジョイントは、装着時に前記被検者の顔面と対向する側が開放されている、
ネーザルアダプタ。
【請求項5】
被検者に装着されるバイトブロックであって、
装着時に前記被検者の口腔内に配置される中空部材と、
前記被検者の鼻孔と対向するように配置される通気部を有しているネーザルアダプタを前記バイトブロックに連結し、前記通気部と連通する通気路を区画するジョイントと、
を備えており、
前記ジョイントは、装着時に前記被検者の顔面と対向する側が開放されている、
バイトブロック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、医療目的で被検者に装着される医療器具に関連している。当該医療器具は、ネーザルアダプタとバイトブロックを備えている。ネーザルアダプタは、装着時に被検者の鼻孔と対向するように配置される通気部を有している。バイトブロックは、装着時に被検者の口腔内に配置される中空部材を有している。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、上記のようにネーザルアダプタとバイトブロックを備えた医療器具を開示している。当該器具は、呼吸センサと内視鏡による被検者の生体情報の取得を支援するために使用される。ネーザルアダプタは、カニューラを有している。当該器具が被検者に装着されると、カニューラは被検者の鼻孔に挿入される。カニューラを通じて鼻孔から導出される呼気は、呼吸センサによる検出に供される。内視鏡は、中空部材内を挿通されることにより、被検者の歯などから保護される。ネーザルアダプタとバイトブロックは、ジョイントによって連結されている。これにより、生体情報の取得中における両者の相対位置の変化が抑制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9687623号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、ネーザルアダプタとバイトブロックを備えた医療器具の利便性を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するための一態様は、被検者に装着される医療器具であって、
装着時に前記被検者の鼻孔と対向するように配置される通気部を有しているネーザルアダプタと、
装着時に前記被検者の口腔内に配置される中空部材を有しているバイトブロックと、
前記ネーザルアダプタと前記バイトブロックを連結しているジョイントと、
を備えており、
前記ジョイントは可撓性を有している。
【0006】
上記の目的を達成するための一態様は、被検者に装着されるネーザルアダプタであって、
装着時に前記被検者の鼻孔と対向するように配置される通気部と、
前記被検者の口腔内に配置される中空部材を有しているバイトブロックを前記ネーザルアダプタに連結するジョイントと、
を備えており、
前記ジョイントは、可撓性を有している。
【0007】
上記の目的を達成するための一態様は、被検者に装着されるバイトブロックであって、
装着時に前記被検者の口腔内に配置される中空部材と、
前記被検者の鼻孔と対向するように配置される通気部を有しているネーザルアダプタを前記バイトブロックに連結するジョイントと、
を備えており、
前記ジョイントは、可撓性を有している。
【0008】
医療器具が被検者に装着された後、被検者の体動や中空部材を通じて被検者の口腔内に挿入された医療機器の操作などにより、ネーザルアダプタとバイトブロックの相対位置を変化させるような外力が作用する場合がある。上記の各態様に係る構成によれば、ジョイントの可撓性によりネーザルアダプタとバイトブロックの相対位置が積極的に変化し、当該外力を吸収あるいは散逸させることができる。これにより、当該外力に起因するネーザルアダプタの通気部の位置ずれを抑制できる。したがって、ネーザルアダプタとバイトブロックを備えた医療器具の利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る医療器具が被検者に装着された状態を例示している。
図1の医療器具を前方から見た外観を例示している。
図1の医療器具のジョイントが変形した状態の一例を示している。
図1の医療器具のジョイントが変形した状態の別例を示している。
図1の医療器具を左方から見た外観を例示している。
図1の医療器具のジョイントが変形した状態の別例を示している。
図2における線VII-VIIに沿って矢印方向から見た断面を例示している。
図1の医療器具を後方から見た外観を例示している。
図1の医療器具に装着される光センサを例示している。
図1の医療器具を上方から見た外観を例示している。
図1の医療器具のジョイントが変形した状態の別例を示している。
図1のネーザルアダプタとバイトブロックが分離された状態を例示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付の図面を参照しつつ、実施形態の例を以下詳細に説明する。添付の図面において、矢印Fは、図示された構造の前方向を示している。矢印Bは、図示された構造の後方向を示している。矢印Uは、図示された構造の上方向を示している。矢印Dは、図示された構造の下方向を示している。矢印Lは、図示された構造の左方向を示している。矢印Rは、図示された構造の右方向を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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