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公開番号
2025074627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185575
出願日
2023-10-30
発明の名称
搬送整列装置
出願人
株式会社ケイ・アイ・ディ
代理人
個人
,
個人
主分類
B65G
47/28 20060101AFI20250507BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】殻付きの牡蠣は不定形であることから、人力に頼って、重量選別装置に殻付きの牡蠣を一つずつ投入していた。
【解決手段】殻付き牡蠣Kがブラシ9上に乗ってくると、毛11は曲がって倒れ姿勢になるが、毛11と殻付き牡蠣Kは摩擦で働くのでそのまま乗っている。従って、毛11に殻付き牡蠣Kが乗ったまま、動かされる。軸部材17は回転するので、新たに別のブラシ9上に乗り上げる。殻付き牡蠣Kが積み重なった場合には、先行の殻付き牡蠣K1は毛11との摩擦面が多く確保されているので、毛11を曲げて動かされ、後続の殻付き牡蠣K2側の毛11は殆ど曲がらずに留まる。後続の殻付き牡蠣K2の上に先行の殻付き牡蠣K1が積み重なった場合には、殻付き牡蠣K1が殻付き牡蠣K2に押されて不安定に立たせられながら、軸部材17側またはその反対側に押しやられることで取り除かれる。従って、積み重ね状態は解消されて、一列に整列する。
【選択図】 図9
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸の外周面に曲げ弾性を有する毛で構成されたブラシが軸方向に直交する方向に放射状に拡がり、且つ軸方向に間隔をあけて設けられた軸部材を二つそれぞれの軸方向が平行に並列した状態で備えており、
一方の軸部材のブラシを構成する毛は、軸方向では搬送方向下流側に傾いて斜めに倒れており、
前記一方の軸部材側のブラシの毛の先端が軸方向に隣り合う他方の軸部材側のブラシどうしの間に入り込むと共に、前記一方の軸部材の軸中心より前記他方の軸部材の軸中心が高い位置に配置され、且つ、
前記一方の軸部材の回転方向が上から下に向かう側の半部側に前記他方の軸部材が並列されており、
前記一方の軸部材に載せられた不定形の農水産物が搬送される過程で一列に整列することを特徴とする搬送整列装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載した搬送整列装置において、
一方の軸部材の回転方向が下から上に向かう側の半部側に相対してガイド面が配置されていることを特徴とする搬送整列装置。
【請求項3】
請求項2に記載した搬送整列装置において、
他方の軸部材のブラシも、軸方向では搬送方向下流側に傾いて斜めに倒れた姿勢で回転軸の外周面に設けられていることを特徴とする搬送整列装置。
【請求項4】
請求項3に記載した搬送整列装置において、
ブラシは螺旋状に連なった状態で設けられており、その螺旋方向は軸部材の回転方向に合わせた正方向になっていることを特徴とする搬送整列装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載した搬送整列装置において、
搬送整列対象となる農水産物が殻付き牡蠣であることを特徴とする搬送整列装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は水産物や農産物等の搬送整列装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、水産物や農産物は重量によって等級が決められるものがあり、その場合には、一つずつ重量を計測し、その結果によって選別する必要がある。
それに対応して、殻付きの牡蠣の場合には、例えば特許文献1に記載されたような重量選別装置によって重量を計測して、等級を分けるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-114460号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、殻付きの牡蠣は形状、サイズの個体差が大きいばかりか、その表面に多くの凹凸があり、しかも殻の表面には藻などが付着している等不定形であることから、自動的に一つずつ分離して、そのまま重量選別装置に順次投入させることができる設備は現在のところない。
そのため、人力に頼って、重量選別装置に殻付きの牡蠣を一つずつ投入していた。
【0005】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、殻付きの牡蠣などのサイズの個体差が大きく且つ不定形な農水産物であっても、搬送する過程で一例に整列させることができる、新規且つ有用な搬送整列装置の提供を、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、回転軸の外周面に曲げ弾性を有する毛で構成されたブラシが軸方向に直交する方向に放射状に拡がり、且つ軸方向に間隔をあけて設けられた軸部材を二つそれぞれの軸方向が平行に並列した状態で備えており、一方の軸部材のブラシを構成する毛は、軸方向では搬送方向下流側に傾いて斜めに倒れており、前記一方の軸部材側のブラシの毛の先端が軸方向に隣り合う他方の軸部材側のブラシどうしの間に入り込むと共に、前記一方の軸部材の軸中心より前記他方の軸部材の軸中心が高い位置に配置され、且つ、前記一方の軸部材の回転方向が上から下に向かう側の半部側に前記他方の軸部材が並列されており、前記一方の軸部材に載せられた不定形の農水産物が搬送される過程で一列に整列することを特徴とする搬送整列装置である。
【0007】
好ましくは、一方の軸部材の回転方向が下から上に向かう側の半部側に相対してガイド面が配置されている。
好ましくは、他方の軸部材のブラシも、軸方向では搬送方向下流側に傾いて斜めに倒れた姿勢で回転軸の外周面に設けられている。
好ましくは、ブラシは螺旋状に連なった状態で設けられており、その螺旋方向は軸部材の回転方向に合わせた正方向になっている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の搬送整列装置では、単純な構造でありながら、サイズの個体差が大きく不定形な農水産物であっても、搬送する過程で一列に整列させることができる。従って、例えば、殻付き牡蠣の場合には、この搬送整列装置にかける前は複数が重なり合って積み重ねられた状態であっても、この搬送整列装置で一列に整列されるので、後工程の重量選別装置と連携させることで、選別されるまでの一連の工程を自動化することができる。
なお、本発明の特徴は対象物を搬送する過程で一列に整列させることにあり、その対象は殻付き牡蠣に限定されるものではない。また、後工程で重量選別装置に掛けることにも限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る殻付き牡蠣の重量選別設備の斜視図である。
図1の搬送整列装置の斜視図である。
図2の搬送整列装置の上面図である。
図2の要部の斜視図である。
図2のブラシを備えた軸部材の説明図である。
図3の軸部材の軸方向に直交する方向から見た図、及びブラシの拡大図である。
図2の搬送整列装置の軸部材の軸方向から見たイメージ図である。
図2の搬送整列装置における搬送の仕組みのイメージ図である。
図2の搬送整列装置における殻付き牡蠣が上下で重なった状態から分離される仕組みのイメージ図である。
図2の搬送整列装置における殻付き牡蠣が上下で重なった状態から分離される仕組みのイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態に係る搬送整列装置1を組み込んだ殻付き牡蠣Kの重量選別設備101を図1に従って説明する。
この重量選別設備101では、搬送整列装置1の搬送方向上流側に、投入装置103が配置され、搬送方向下流側に重量選別装置111が配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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