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公開番号
2025073730
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184762
出願日
2023-10-27
発明の名称
情報コード、情報コード読取装置、開封検知システム
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06K
19/06 20060101AFI20250502BHJP(計算;計数)
要約
【課題】被開封物に対して付された情報コードによってその被開封物の開封検知を安価に実現可能な構成を提供する。
【解決手段】開封検知用コード10は、被開封物100の開封時に分離する下側分断面104と上側分断面103のうち下側分断面104に配置されて、上側分断面103に配置される被検知パターン11との未開封時での相対位置に関する情報がパターン位置情報として記録される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被開封物の開封を検知するための情報コードであって、
前記被開封物の開封時に分離する一方の面と他方の面のうち前記一方の面に配置されて、前記他方の面に配置される被検知パターンとの未開封時での相対位置に関する情報がパターン位置情報として記録されることを特徴とする情報コード。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記パターン位置情報に加えて、前記被検知パターンの相対位置のずれ許容条件に関する情報がずれ許容条件情報として記録されることを特徴とする請求項1に記載の情報コード。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の情報コードを光学的に読み取る情報コード読取装置であって、
前記情報コード及び前記被検知パターンを撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コード及び前記被検知パターンの撮像画像から前記情報コードに記録される前記パターン位置情報を読み取る読取部と、
前記撮像画像での前記情報コードに対する前記被検知パターンの相対位置と前記読取部によって前記情報コードから読み取られた前記パターン位置情報とに基づいて、前記被開封物が開封済であるか否かについて判定する判定部と、
前記判定部による判定結果を報知可能な報知部と、
を備えることを特徴とする情報コード読取装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の情報コードと、
前記情報コードを光学的に読み取る情報コード読取装置と、
を備える開封検知システムであって、
前記情報コード読取装置は、
前記情報コード及び前記被検知パターンを撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コード及び前記被検知パターンの撮像画像から前記情報コードに記録される前記パターン位置情報を読み取る読取部と、
前記撮像画像での前記情報コードに対する前記被検知パターンの相対位置と前記読取部によって前記情報コードから読み取られた前記パターン位置情報とに基づいて、前記被開封物が開封済であるか否かについて判定する判定部と、
前記判定部による判定結果を報知可能な報知部と、
を備えることを特徴とする開封検知システム。
【請求項5】
前記被検知パターンは、文字列であることを特徴とする請求項4に記載の開封検知システム。
【請求項6】
前記被検知パターンは、前記情報コードとの未開封時での相対位置に関する情報が記録される他の情報コードであることを特徴とする請求項4に記載の開封検知システム。
【請求項7】
前記情報コードには、前記パターン位置情報に加えて、前記被開封物を特定するための特定情報が記録され、
前記判定部により開封済でないと判定された前記情報コードの前記特定情報を管理するための処理を行う処理部を備えることを特徴とする請求項4に記載の開封検知システム。
【請求項8】
被開封物の開封時に分離する一方の面と他方の面のうち前記一方の面に配置される情報コードと、
前記情報コードを光学的に読み取る情報コード読取装置と、
を備える開封検知システムであって、
前記情報コードには、前記他方の面に配置される被検知パターンとの未開封時での相対位置に関する情報をパターン位置情報として取得するための取得用情報が記録され、
前記情報コード読取装置は、
前記情報コード及び前記被検知パターンを撮像する撮像部と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コード及び前記被検知パターンの撮像画像から前記情報コードに記録される前記取得用情報を読み取る読取部と、
前記読取部により読み取られた前記取得用情報を利用して前記パターン位置情報を取得する取得部と、
前記読取部により前記取得用情報が読み取られた前記情報コードと前記被検知パターンとを撮像した撮像画像での前記情報コードに対する前記被検知パターンの相対位置と前記取得部によって取得された前記パターン位置情報とに基づいて、前記被開封物が開封済であるか否かについて判定する判定部と、
前記判定部による判定結果を報知可能な報知部と、
を備えることを特徴とする開封検知システム。
【請求項9】
前記情報コード及び前記被検知パターンを予め撮像した撮像画像から求められた前記パターン位置情報が前記取得用情報に関連付けられて記憶される記憶部を備え、
前記取得部は、前記パターン位置情報を前記記憶部から取得することを特徴とする請求項8に記載の開封検知システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、開封検知に利用する情報コードと、その情報コードを利用して開封検知を行う情報コード読取装置及び開封検知システムに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、安全面やセキュリティ面などの観点から、医薬品など開封して使用する被開封物に関してその開封検知のニーズが高まっている。このような開封検知に関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示されるICタグ付き封緘シールが知られている。このICタグ付き封緘シールは、容器の容器本体に貼付される本体貼付部と容器の蓋部に貼付される蓋貼付部とが幅の狭い境界貼付部を介して連なり、この境界貼付部に設けられる断線検知部が容器の開封時に断線することで、開封が検知されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-000677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のICタグ付き封緘シールは、断線検知部の断線を検知するためのICチップとこのICチップの処理結果を送信するためのアンテナとが必要となるために、製造コストが高くなるという問題がある。さらに、ICタグ付き封緘シールは、開封検知ごとに断線することから再利用できないために、運用コストも高くなるという問題がある。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、被開封物に対して付された情報コードによってその被開封物の開封検知を安価に実現可能な構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る情報コード(10,10a,10b)は、
被開封物(100,200)の開封を検知するための情報コードであって、
前記被開封物の開封時に分離する一方の面(104,201)と他方の面(103,202)のうち前記一方の面に配置されて、前記他方の面に配置される被検知パターン(11,11a~11d)との未開封時での相対位置に関する情報がパターン位置情報として記録されることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る情報コード読取装置(20)は、
上述した情報コードを光学的に読み取る情報コード読取装置であって、
前記情報コード及び前記被検知パターンを撮像する撮像部(23)と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コード及び前記被検知パターンの撮像画像から前記情報コードに記録される前記パターン位置情報を読み取る読取部(21)と、
前記撮像画像での前記情報コードに対する前記被検知パターンの相対位置と前記読取部によって前記情報コードから読み取られた前記パターン位置情報とに基づいて、前記被開封物が開封済であるか否かについて判定する判定部(21)と、
前記判定部による判定結果を報知可能な報知部(27)と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る開封検知システム(1)は、
上述した情報コードと、
前記情報コードを光学的に読み取る情報コード読取装置(20)と、
を備える開封検知システムであって、
前記情報コード読取装置は、
前記情報コード及び前記被検知パターンを撮像する撮像部(23)と、
前記撮像部によって撮像された前記情報コード及び前記被検知パターンの撮像画像から前記情報コードに記録される前記パターン位置情報を読み取る読取部(21)と、
前記撮像画像での前記情報コードに対する前記被検知パターンの相対位置と前記読取部によって前記情報コードから読み取られた前記パターン位置情報とに基づいて、前記被開封物が開封済であるか否かについて判定する判定部(21)と、
前記判定部による判定結果を報知可能な報知部(27)と、
を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る情報コードは、被開封物の開封時に分離する一方の面と他方の面のうち一方の面に配置されて、他方の面に配置される被検知パターンとの未開封時での相対位置に関する情報がパターン位置情報として記録される。
【0010】
これにより、被開封物の開封時に分離した一方の面及び他方の面を開封されていないように繋げても、一方の面と他方の面とがわずかにずれるために、情報コードと被検知パターンとの相対位置が、未開封時での相対位置と異なる状態になる。このため、情報コードを撮像して読み取った情報コード読取装置では、撮像画像での情報コードに対する被検知パターンの相対位置と、その情報コードから読み取ったパターン位置情報とに基づいて、被開封物が開封済であるか否かについて判定することができる。特に、情報コード読取装置は、上位機器との通信等を要することなく、情報コードから読み取ったパターン位置情報を利用して開封検知できるので、被開封物に対して付された情報コードによってその被開封物の開封検知を安価に実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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