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公開番号2025072424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025012863,2023119291
出願日2025-01-29,2020-04-10
発明の名称有機金属フォトレジスト現像剤組成物及び処理方法
出願人インプリア・コーポレイション,Inpria Corporation,東京エレクトロン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03F 7/32 20060101AFI20250430BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【解決手段】溶媒のブレンド物に基づく現像剤組成物が記述され、前記現像剤は特に有機金属系パターニング組成物を用いたEUVパターニングに有効である。これらの現像組成物の使用方法が記載される。溶媒のブレンド物は、ハンセン溶解度パラメータに基づき選択することができる。一般的に、1つの溶媒はδP+δHの合計によって表される低極性を有し、現像剤の第2の溶媒成分はδP+δHの値が高い。対応する溶媒組成物が記述される。
【効果】本明細書で開示する組成物及び材料によって、有機金属フォトレジストのリソグラフィク処理において、マイクロブリッジング等の、パターン欠陥密度が改善した、即ち減少した忠実度の高いパターン及び構造を形成することが可能となる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
放射線に曝露された有機金属パターニング層を現像することにより、有機金属酸化物/水酸化物ネットワークを含む、現像されたパターン形成済み層を形成する方法であって、前記方法は、前記放射線に曝露された有機金属パターニング層を、溶媒ブレンド物を含む現像剤組成物に接触させることを含み、前記溶媒ブレンド物は少なくとも2種の溶媒であって、それぞれ独立にハンセン溶解度パラメータδH+δPの合計が約16(J/cm


1/2
以下である1種以上の溶媒を少なくとも55体積%、それぞれ独立にハンセン溶解度パラメータδH+δPの合計が少なくとも約16(J/cm


1/2
である1種以上の溶媒を約0.25体積%~約45体積%含む、方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記有機金属酸化物/水酸化物ネットワークは、概ね式R

SnO
(2-(z/2)-(x/2))
(OH)

で表され、式中、0<z≦2且つ0<(z+x)≦4であり、Rはスズ原子と共に炭素結合を形成するヒドロカルビル基であるか、又はヒドロカルビル配位子R

を有する組成物の組み合わせであり、ここでNはオキソ/ヒドロキソネットワークに一体化したスズ組成物である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
別個の化合物RSnX

、ここで式中、Rは炭素原子数1~31のヒドロカルビル基であり、Xは加水分解性のM-X結合を有する配位子又は適切な配位子再配列を伴うそのクラスターである、を含む前駆体溶液を堆積させることにより、前記有機金属酸化物/水酸化物ネットワークを形成することを更に含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
ハンセン溶解度パラメータδH+δPの合計が約16(J/cm


1/2
以下である前記溶媒は、芳香族化合物、エステル、ケトン、エーテル、又はその混合物を含む、請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
【請求項5】
ハンセン溶解度パラメータδH+δPの合計が少なくとも約16(J/cm


1/2
である前記溶媒は、アセトン、モノヒドロキシルアルコール、ポリヒドロキシル化合物、ピロリドン、グリコールエーテル、カルボン酸、ジオール、又はその混合物を含む、請求項1~4の何れか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記溶媒ブレンド物は、2-ブタノール、2-ヘプタノール、プロピレングリコールメチルエーテル、メタノール、エタノール、プロパノール、イソブタノール、ペンタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、2-ピロリドン、1-エチル-2-ピロリドン、N-メチル-2-ピロリドン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ギ酸、酢酸、シュウ酸、2-エチルヘキサン酸、1,2-ヘキサンジオール、1,2-プロパンジオール、1,3-プロパンジオール、又はその組み合わせを含む、請求項1~5の何れか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記溶媒ブレンド物は、4-メチル-2-ペンタノール、酢酸シクロヘキシル、シュウ酸ジブチル、ベンゼン、キシレン、トルエン、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、酢酸エチル、乳酸エチル、酢酸n-ブチル、ブチロラクトン、メチルエチルケトン、アセトン、2-ブタノン、シクロヘキサノン、2-ヘプタノン、2-オクタノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アニソール、又はその組み合わせを含む、請求項1~6の何れか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記溶媒ブレンド物は、2-ヘプタノン及び/又はPGMEAと、約2~約20体積%の酢酸と、を含む、請求項1~3の何れか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記溶媒ブレンド物は10体積%以下の添加水を含む、請求項1~8の何れか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記放射線に曝露された有機金属パターニング層を形成することを更に含み、前記有機金属パターニング層を形成することは、
有機金属放射線感応性有機金属レジスト材料で基板をコートすることにより、基板の表面上に放射線感応性有機金属レジスト層を形成し、
前記放射線感応性有機金属レジスト層を、パターン形成されたマスクを用いて極紫外放射に曝露することにより、曝露された部分と曝露されていない部分とを含む、前記放射線に曝露された有機金属パターニング層を形成することを含む、請求項1~9の何れか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、「Organometallic Photoresist Developer Compositions」と題された、Jiangらによって2019年4月12日に出願された、現在継続中の米国仮特許出願第62/833,343号に対する優先権を主張しており、その内容は参照により本願に援用される。
続きを表示(約 6,800 文字)【0002】
技術分野
本発明は、欠陥を減少する有機金属系放射線パターニング組成物の改良された処理に関する。特に、マイクロブリッジや同様の欠陥を減少するための、改良された化学現像組成物について述べる。欠陥を減少させるための現像後洗滌についても述べる。
【背景技術】
【0003】
半導体系デバイス、並びに他の電子デバイス又は他の複雑な精密な構造の形成のためには、材料は一般的にパターン形成されて構造に一体化される。したがって、上記構造は一般的に一連の堆積とエッチングのステップを反復するプロセスを通じて形成され、それを通じて様々な材質からパターンが形成される。このようにして、多数のデバイスを小さな領域に形成することができる。当該技術分野における技術の進歩により、デバイスのフットプリントを減らせる場合もあり、それは特性を高める上で望ましい場合がある。
【0004】
有機組成物は、放射線でパターン形成されるレジストとして使用することができるので、放射線パターンは、パターンに対応する有機組成物の化学的構造を変化させるのに使用される。例えば、半導体ウェハのパターニングのプロセスは、有機放射線感応性材料の薄膜から、所望の像をリソグラフィにより転写することを伴い得る。一般的にレジストのパターニングは、マスクを通して等、レジストを選択したエネルギー源に曝露することで、潜像を記録し、その後レジストの選択した領域を現像し除去する等の数ステップを含む。ポジ型レジストの場合、曝露された領域を変換してその領域を選択的に除去可能とするのに対し、ネガ型レジストの場合、曝露されていない領域をより容易に除去できる。
【0005】
一般的に、パターンは放射線、反応性ガス、又は液体溶液を用いて現像されて、レジストの感受性の高い部分が選択的に除去され、一方、レジストの他の部分は耐エッチング性の保護層として作用する。液体の現像剤は、潜像を現像するのに特に効果的であり得る。保護レジスト層の残留領域の窓又は間隙を通して選択的に基板をエッチングすることができる。或いは、保護レジスト層の残留領域の現像された窓又は間隙を通して、横たわる基板の曝露された領域に材料を堆積することができる。最終的に、保護レジスト層を除去する。そのプロセスを繰り返すことによりパターン形成された材料の追加の層を形成することができる。化学蒸着、物理蒸着、スピンコーティング、又は他の所望のアプローチを用いて材料を堆積することができる。導電性材料の堆積やドーパントの埋め込み等の追加の処理ステップを使用することができる。マイクロ及びナノ加工の分野において、高集積密度化と回路機能の向上を達成するために集積回路におけるフィーチャのサイズは非常に小さくなっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示する組成物及び材料によって、有機金属フォトレジストのリソグラフィク処理において、マイクロブリッジング等の、パターン欠陥密度が改善した、即ち減少した忠実度の高いパターン及び構造を形成することが可能となる。
【0007】
第1の態様においては、放射線に曝露された有機金属パターニング層を現像することにより、有機金属酸化物/水酸化物ネットワークを含む、現像されたパターン形成済み層を形成するための方法に関し、この方法は、放射線に曝露された有機金属パターニング層を、溶媒ブレンド物を含む現像剤組成物に接触させることを含む。この溶媒ブレンド物は少なくとも2種の溶媒であって、それぞれ独立にハンセン溶解度パラメータδH+δPの合計が約16(J/cm


1/2
以下である1種以上の溶媒を少なくとも55体積%、それぞれ独立にハンセン溶解度パラメータδH+δPの合計が少なくとも約16(J/cm


1/2
である1種以上の溶媒を約0.25体積%~約45体積%含む。
【0008】
更に別の態様においては、本発明は、有機金属酸化物/水酸化物ネットワークを含む、放射線に曝露された有機金属パターニング層を現像する方法であって、方法は、放射線に曝露された有機金属パターニング層を、約0.25体積%~約45体積%の水、アルコール、グリコールエーテル、ピロリドン、ラクトン、カルボン酸、又はその組み合わせと、少なくとも55体積%のケトン、エーテル、エステル、又はその組み合わせの溶媒ブレンド物を含む現像剤組成物に接触させることを含む、方法に関する。
【0009】
本願に含まれる図面は明細書に組み込まれ、且つ明細書の一部を構成する。図面は本開示の実施形態を例示するものであって、発明の詳細な説明の記載に沿って、本開示の原則を説明する役割を担う。図面はある実施形態の例示に過ぎず、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
EUVリソグラフィを介してパターン形成された、16nm間隔の32nmピッチラインの6つの走査型電子顕微鏡(SEM)写真一式であって、左下図、中央下図、及び右下図はマイクロブリッジ欠陥を示しており、左上図、中央上図、右上図は、対応する下側の図におけるマイクロブリッジ欠陥の拡大図である。
表1の溶媒についての、線量対ゲル値(D

)対ハンセン溶解度パラメータδH及びδPをプロットしたものであり、D

は、160℃の曝露後ベーク(PEB)温度で処理した有機スズ酸化物水酸化物フォトレジスト用の現像剤として各溶媒を使用した時の、ゲルに対する測定したEUV線量を示す。
本開示の実施形態に係るフォトリソグラフィプロセスのためのフローチャートである。
2-ヘプタノン(上側)、時間t=0における、2-ヘプタノン中10体積%ギ酸(中央)、及び時間t=1週における、2-ヘプタノン中10体積%ギ酸(下側)の3つの

H NMRスペクトル一式を示す。この結果は1週間の時間枠に渡るギ酸溶液の安定性を示す。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストに対する曝露後ベーク温度の関数としてのマイクロブリッジ密度(Def/Die 16p32)を、3つの現像剤組成物(2-ヘプタノン中の2体積%ギ酸、2-ヘプタノン中の10体積%ギ酸、又は2-ヘプタノン)についてプロットしたものである。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストに対する、同等の線量密度(16p32 E
size
)の関数としてのマイクロブリッジ密度(Def/Die 16p32)を、3つの現像剤組成物(2-ヘプタノン中の2体積%ギ酸、2-ヘプタノン中の10体積%ギ酸、及び2-ヘプタノン)についてプロットしたものである。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストに対する、同等の線量密度(16p32 E
size
)の関数としての線幅粗さ(LWR)を、3つの現像剤組成物(2-ヘプタノン中の2体積%ギ酸、2-ヘプタノン中の10体積%ギ酸、及び2-ヘプタノン)についてプロットしたものである。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストに対する曝露後ベーク温度の関数としての、目標CD16nmにおけるマイクロブリッジ密度(Def/Die 16p32)を、3つの現像剤組成物(2-ヘプタノン中の2体積%エチルヘキサン酸(EHA)、2-ヘプタノン中の10体積%EHA、及び2-ヘプタノン)についてプロットしたものである。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストに対する、同等の線量密度(16p32 E
size
)の関数としてのマイクロブリッジ密度(Def/Die 16p32)を、3つの現像剤組成物(2-ヘプタノン中の2体積%エチルヘキサン酸(EHA)、2-ヘプタノン中の10体積%EHA、及び2-ヘプタノン)に対してプロットしたものである。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストを備えるケイ素基板の、12枚の走査型電子顕微鏡(SEM)写真を配列したものであり、各写真は平均ラインCDが16nmに最も近いフィールドから得たものであり、上側の列の4つのSEM写真は曝露後ベーク(PEB)温度140℃に対応するものであり、2番目の列の4つのSEM写真はPEB温度160℃での処理に対応するものであり、一番下の列の4つのSEM写真はPEB温度180℃での処理に対応するものであり、各列の4つの像は、左から右にそれぞれ、2-ヘプタノン(HF0)、PGMEA(PF0)、2-ヘプタノン中の10体積%ギ酸(HF2)、及びPGMEA中の10体積%ギ酸(PF2)に対応する。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストを備えるケイ素基板の、10枚の走査型電子顕微鏡(SEM)写真を配列したものであり、各写真は平均ラインCDが16nmに最も近いフィールドから得たものであり、上側の列の5つのSEM写真は、それぞれ左から右に2-ヘプタノン(HF0)、2-ヘプタノン中の5体積%ギ酸(HF1)、2-ヘプタノン中の10体積%ギ酸(HF2)、2-ヘプタノン中の15体積%ギ酸(HF3)、2-ヘプタノン中の20体積%ギ酸(HF4)を用いた現像に対応し、下側の列の5つの画像は、それぞれ左から右に、PGMEA(PF0)、PGMEA中の5体積%ギ酸(PF1)、PGMEA中の10体積%ギ酸(PF2)、PGMEA中の15体積%ギ酸(PF3)、PGMEA中の20体積%ギ酸(PF4)を用いた現像に対応する。
140℃の曝露後ベーク(温度)における、ナノメートル単位のラインCDの関数としての、ナノメートル単位の線幅粗さ(LWR)を、4つの現像剤組成物(PGMEA、2-ヘプタノン、PGMEA中の10体積%ギ酸、及び2-ヘプタノン中の10体積%ギ酸)についてプロットしたものである。
160℃の曝露後ベーク(温度)における、ナノメートル単位のラインCDの関数としての、ナノメートル単位の線幅粗さ(LWR)を、4つの現像剤組成物(PGMEA、2-ヘプタノン、PGMEA中の10体積%ギ酸、及び2-ヘプタノン中の10体積%ギ酸)についてプロットしたものである。
180℃の曝露後ベーク(温度)における、ナノメートル単位のラインCDの関数としての、ナノメートル単位の線幅粗さ(LWR)を、4つの現像剤組成物(PGMEA、2-ヘプタノン、PGMEA中の10体積%ギ酸、及び2-ヘプタノン中の10体積%ギ酸)についてプロットしたものである。
EUVリソグラフィにより、現像剤組成物HF0~HF4及びPF0~PF4を用いて、3つの曝露後ベーク(PEB)温度でパターン形成された有機金属レジストに対する、同等の線量対サイズ値(16p32 E
size
)の関数としての、150画像あたりの推定欠陥数(欠陥数(18p32)/150画像)の対数線形プロットである。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストを備えるケイ素基板の、18枚の走査型電子顕微鏡(SEM)写真を配列したものであり、各写真は平均ラインCDが16nmに最も近いフィールドから得たものであり、上側の列の4つのSEM写真は曝露後ベーク(PEB)温度170℃に対応するものであり、2番目の列の4つのSEM写真はPEB温度180℃での処理に対応するものであり、一番下の列の4つのSEM写真はPEB温度190℃での処理に対応するものであり、各列の4つの像は、左から右にそれぞれ、PGMEA(PF0)、PGMEA中の1体積%酢酸(PA1)、PGMEA中の2体積%酢酸(PA2)、PGMEA中の5体積%酢酸(PA3)、PGMEA中の7.5体積%酢酸(PA4)、PGMEA中の10体積%酢酸(PA5)に対応する。
EUVリソグラフィにより、現像剤組成物PF0及びPF1~PF5に対して、3つの曝露後ベーク(PEB)温度でパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストに対する、同等の線量対サイズ値(16p32 E
size
)の関数としての、18p32パターンの、150画像あたりの推定欠陥数(欠陥数(18p32)/150画像)の対数線形プロットである。
EUVリソグラフィにより、現像剤組成物PF0及びPA1~PA5を用いて、3つの曝露後ベーク(PEB)温度でパターン形成された有機金属レジストに対する、同等の線量対サイズ値(16p32 E
size
)の関数としての、16p32パターンの、150画像あたりの推定欠陥数(欠陥数(16p32)/150画像)のプロットである。
EUVリソグラフィにより、現像剤組成物HW1~HW4を用いて、3つの曝露後ベーク(PEB)温度でパターン形成された有機金属レジストに対する、同等の線量対サイズ値(16p32 E
size
)の関数としての、16p32パターンの、150画像あたりの推定欠陥数(欠陥数(16p32)/150画像)のプロットである。
EUVリソグラフィによってパターン形成され、2-ヘプタノン中の2体積%1,2-ヘキサンジオールで現像され、下記の様々な洗滌条件で洗滌された、有機金属レジストに対する洗滌条件の関数としての、16p32パターンの、150画像あたりの推定欠陥数(欠陥数(16p32)/150画像)のプロットである。(A)洗滌しない、(B)2-ヘプタノンで15秒洗滌する、(C)2-ヘプタノン中の2体積%1,2-ヘキサンジオールで15秒洗滌する、又は(D)2-ヘプタノンで15秒洗滌した後、2-ヘプタノン中の2体積%1,2-ヘキサンジオールで15秒洗滌する。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより、柱の直径が23nmの六角柱状パターンが形成された有機金属レジストを、(左)曝露後ベーク温度170℃及び2-ヘプタノン現像剤で処理したもの、(中央)曝露後ベーク温度190℃及びPGMEA中2体積%酢酸現像剤で処理したもの、(右)曝露後ベーク温度190℃、PGMEA中5体積%酢酸現像剤で処理したものの代表的なSEM写真及び性能データを示す。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストを備えるケイ素基板の、6枚の走査型電子顕微鏡(SEM)写真を配列したものであり、各写真は平均ラインCDが16nmに最も近いフィールドから得たものであり、上側の列の3つのSEM写真は曝露後ベーク(PEB)温度160℃に対応するものであり、下側の列の3つのSEM写真はPEB温度180℃での処理に対応するものであり、各列の3つの像は、左から右にそれぞれ、2-ヘプタノン(HF0)、PGMEA(PF0)、PGME(PG0)、及びn-プロパノール(NP0)に対応する。
EUVリソグラフィによってパターン形成することにより32nmピッチラインが形成された有機金属レジストであって、現像剤組成物が2-ヘプタノン(HF0)、PGME(PG0)、及びn-プロパノール(NP0)で、曝露後ベーク(PEB)温度が160℃及び180℃のものに対する、同等の線量対サイズ値(16p32 E
size
)の関数としての、18p32パターンの150画像あたりの推定欠陥数(欠陥数(18p32)/150画像)の対数線形プロットである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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