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公開番号2025072337
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2024186626
出願日2024-10-23
発明の名称医療情報処理方法及び医療情報クラウドプラットホームサービスシステム、並びにローカルサーバー
出願人個人,個人,個人
代理人個人
主分類G16H 10/00 20180101AFI20250430BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】医療情報計算が必要とする情報の検出機能、情報セキュリティとプライバシー保護機能を兼ねた医療情報処理方法とそのクラウドプラットホームサービスシステムを提供する。
【解決手段】
本発明が提供する医療情報処理方法は、記述情報と計算対象データを含む医療情報を処理し、処理された医療情報を医療情報計算アプリケーションに適するようにする。医療情報処理方法は計算用情報検出工程と検証情報生成工程を含み、計算用情報検出工程は医療情報の記述情報から医療情報計算アプリケーションが計算を行う時に適した必要とする少なくとも一つの計算用情報を検出し、もし検出結果が真の場合、前記計算用情報以外のそのほかの記述情報を全部または一部を削除し、前記計算対象データとによって計算対象医療情報を生成する;検証情報生成工程は計算用情報検出工程に計算対象医療情報を生成した時、検証情報が生成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記述情報と計算対象データを含む医療情報を処理し、処理された前記医療情報を医療情報計算アプリケーションに適するようにする医療情報処理方法であって、
前記医療情報の前記記述情報から前記医療情報計算アプリケーションが計算を行う時に適した必要とする少なくとも一つの計算用情報を検出し、もし検出結果が真の場合、前記記述情報において、前記計算用情報以外のそのほかの記述情報を全部または一部を削除し、前記計算対象データ(Data)とによって計算対象医療情報を生成する計算用情報検出工程と、
前記計算用情報検出工程に前記計算対象医療情報を生成した時に検証情報が生成される検証情報生成工程と、を備え、
前記記述情報と前記計算対象データは同じファイルまたはそれぞれファイルに保存されることを特徴とする医療情報処理方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
そのほかの前記記述情報は直接の個人情報または間接の個人情報を含むことを特徴とする請求項1の医療情報処理方法。
【請求項3】
前記医療情報計算アプリケーションは医療情報AIモデル計算アプリケーションまたは医療情報分析計算アプリケーションであることを特徴とする請求項1の医療情報処理方法。
【請求項4】
前記計算対象医療情報のファイル形式はDICOM形式、RTSS形式、NIfTI形式、ANALZE形式、JPG形式、Tiff形式或いはBmp形式であることを特徴とする請求項1の医療情報処理方法。
【請求項5】
前記計算対象医療情報のファイル形式はEDF形式、Brain Vision形式、BDF形式、一般的なスポーツバイオメカニクスのデータ形式、或いはASCIIテキストファイルの形式であることを特徴とする請求項1の医療情報処理方法。
【請求項6】
前記計算対象データ(Data)は医療画像データ、生理信号データ、または非ファイル記述の文字データであることを特徴とする請求項1の医療情報処理方法。
【請求項7】
インターネットを合わせて使用し、そして記述情報と計算対象データを含む医療情報を処理するために使用され、処理された前記医療情報を医療情報計算アプリケーションに適するようにする医療情報クラウドプラットホームサービスシステムであって、
計算用情報検出モジュールと検証情報生成モジュールを含み、前記計算用情報検出モジュールは前記医療情報の前記記述情報において、前記医療情報計算アプリケーションが計算を行う時に適した必要とする少なくとも一つの計算用情報を検出し、もし検出結果が真の場合、前記記述情報において、前記計算用情報以外のそのほかの記述情報の全部または一部を削除し、そして前記計算対象データ(Data)とによって計算対象医療情報を生成し、前記検証情報生成モジュールは前記計算用情報検出モジュールで前記計算対象医療情報を生成した時、検証情報が生成されるローカルサーバーと、
アプリケーションサーバーとネットワークサーバーを含み、前記アプリケーションサーバーは少なくとも前記医療情報計算アプリケーションを保存し、前記ネットワークサーバーは前記ローカルサーバーが送信した前記計算対象医療情報と前記検証情報を受信し、前記検証情報を検証した後、前記計算対象医療情報を前記アプリケーションサーバーに送信し、そして前記医療情報計算アプリケーションを利用して前記計算対象医療情報に対して分析計算を行い、分析後の医療情報を生成するクラウドプラットホームと、を備え、
前記記述情報と前記計算対象データは同じファイルまたはそれぞれファイルに保存されることを特徴とする医療情報クラウドプラットホームサービスシステム。
【請求項8】
前記分析後の医療情報と前記検証情報は前記ネットワークサーバーによって前記インターネットを経由して前記ローカルサーバーに戻されることを特徴とする請求項7の医療情報クラウドプラットホームサービスシステム。
【請求項9】
前記ローカルサーバーは前記検証情報によって前記計算対象医療情報を元の前記医療情報に復元することを特徴とする請求項8の医療情報クラウドプラットホームサービスシステム。
【請求項10】
そのほかの前記記述情報は直接の個人情報または間接の個人情報を含むことを特徴とする請求項7の医療情報クラウドプラットホームサービスシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理方法及びクラウドプラットホームサービスに関し、特に医療情報処理方法及びクラウドプラットホームサービスシステムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
クラウド技術の発展と普及に伴い、近年ではクラウドプラットホームサービスは主に3種類のサービスに発展し、その中の一つは「サービスとしてのソフトウェア」(SaaS,Software as a service)である。「サービスとしてのソフトウェア」は、ユーザーにアプリケーションを提供するクラウドプラットホームサービスである。簡単な例は、Gmailのようなサービスであり、Gmailクラウドプラットホームサービスを介して、ユーザーはインターネットに接続するだけで、ほかの準備をしなくても電子メールサービスが使える。さらに、クラウドプラットホームサービスの発展により、クラウド(インターネット)でデータまたはアプリケーションを操作できることから、人々が使用するすべてのサービスは時間、場所に制限されない。
【0003】
また、医療画像情報または生理信号情報、或いは診断関連の文字情報(以下は医療情報と称する、medical information)のAI計算モデル技術と分析計算技術の著しい発展、及び各医療機関とユーザーの実際の需要に伴い、医療情報のAIモデル計算アプリケーションまたは分析計算アプリケーションを「サービスとしてのソフトウェア」のプラットホームに発展させることは医療情報処理と分析サービス業界において盛んに検討及び開発するテーマとなっている。
【0004】
しかし、「サービスとしてのソフトウェア」のクラウドプラットホームにおいて、患者、医療機関、或いは政府機関が最も重視と関心を持つテーマは情報の安全や個人のプライバシーなどの問題であり、これらの問題は医療関連情報においてさらに重要であるため、世界中のほとんどの国はこれらの問題に対して特別に立法して厳しく規制しており、良く知られるのは個人情報に関する法律または健康医療に関する法律である。言い換えると、医療情報AIモデル計算または医療情報分析計算などのサービスを「サービスとしてのソフトウェア」のクラウドシステムに発展する場合は、同じように個人情報漏れの恐れ、またはその他の医療情報に関わる安全問題が伴う。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように、医療情報のAIモデル計算または分析計算のクラウドプラットホームサービスシステムにおいて、主なサービスポイントは、医療情報の送信と医療情報の分析計算、或いは医療画像AIモデル計算などのサービスである。これにより、上記の情報セキュリティまたは個人のプライバシーの問題を解決するために、医療情報の送信途中における情報セキュリティとプライバシーの問題をまず解決する必要がある。
【0006】
しかし、現在において良く見られる医療情報ファイルの形式は良く使われるDICOMファイル以外、RTSS、Nifti、Analyzeなどのファイル形式があり、それぞれのファイル形式が異なり、含まれる情報の内容も異なる。このため、いろいろな医療情報ファイル形式に対して非識別化検証機能を有し、患者の医療情報はクラウドプラットホームサービスシステムによる送信過程または計算過程において、情報セキュリティに関わる要求に一致して患者個人のプライバシーを守る医療情報処理方法とそのクラウドプラットホームサービスシステムを提供することは重要な課題である。
【0007】
また、患者のいろいろな病気の医療情報に対応するために、それに合わせるAIモデル計算アプリケーションまたは分析計算アプリケーションが必要である。すなわち、未来の医療情報のクラウドプラットホームサービスシステムにおいて、数多くのAIモデル計算アプリケーションまたは分析計算アプリケーションが提供されることが予測できる。しかし、各AIモデル計算アプリケーションまたは分析計算アプリケーションはそれぞれ必要とする計算用情報が異なるため、医療情報をクラウドにアップロードして計算を行う場合、もし医療情報の中の計算に関わる情報が欠けると、クラウドのアプリケーションが正常に計算できない或いは正確な計算結果が得られない。これにより、これらの医療情報ファイル形式に対して医療情報計算検出機能を有し、クラウド計算がスムーズにかつ正確な結果を確保できる医療情報処理方法とそのクラウドプラットホームサービスシステムを提供することはもう一つの重要な問題である。
【0008】
以上をまとめると、医療情報計算が必要とする情報の検出機能、情報セキュリティとプライバシー保護機能を兼ねた医療情報処理方法とそのクラウドプラットホームサービスシステムを提供することは現在の医療情報処理方法とそのクラウドプラットホームサービスシステムにとって実に重要な課題である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の目的は医療情報計算が必要とする情報の検出機能、情報セキュリティとプライバシー保護機能を兼ねた医療情報処理方法とそのクラウドプラットホームサービスシステムを提供する。
【0010】
上記の目的を達するために、本発明が提供する医療情報処理方法は記述情報と計算対象データを含む医療情報を処理し、処理された医療情報を医療情報計算アプリケーションに適するようにする。医療情報処理方法は計算用情報検出工程と検証情報生成工程を含み、計算用情報検出工程は医療情報の記述情報から医療情報計算アプリケーションが計算を行う時に適した必要とする少なくとも一つの計算用情報を検出する。もし検出結果が真の場合、前記記述情報において、前記計算用情報以外のそのほかの記述情報の全部または一部を削除し、前記計算対象データ(Data)とによって計算対象医療情報を生成する;検証情報生成工程は計算用情報検出工程に計算対象医療情報を生成した時、検証情報が生成される。
(【0011】以降は省略されています)

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