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公開番号2025072246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182856
出願日2023-10-24
発明の名称動作状態監視システム、制御方法及びプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類A61B 5/11 20060101AFI20250430BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】複数の動作状態監視装置でセンサを共有する場合に、動作状態監視装置に対応するセンサを容易に特定する。
【解決手段】本実施形態にかかる動作状態監視システムは、複数の被験者の身体の部位にそれぞれ取り付けられる複数のセンサと、取り付けられたセンサにより、各被験者をそれぞれ監視する複数の動作状態監視装置とを含む。複数の動作状態監視装置のそれぞれは、複数のセンサにそれぞれ対応する複数のセンサアイコンを表示するアイコン表示部と、複数のセンサの内、動作状態監視装置からの距離が所定距離以内であるセンサをアイコン表示部に表示させる表示制御部と、アイコン表示部に表示されたセンサアイコンに対する設定動作を受け付ける受付部と、設定動作に応じて、当該センサアイコンに対応するセンサを、被験者の取付対象部位に対応付ける処理部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の被験者の身体の部位にそれぞれ取り付けられる複数のセンサと、
取り付けられた前記センサにより、各被験者をそれぞれ監視する複数の動作状態監視装置と、
を含む動作状態監視システムであって、
複数の前記動作状態監視装置のそれぞれは、
前記複数のセンサにそれぞれ対応する複数のセンサアイコンを表示するアイコン表示部と、
複数の前記センサの内、前記動作状態監視装置からの距離が所定距離以内であるセンサを前記アイコン表示部に表示させる表示制御部と、
前記アイコン表示部に表示されたセンサアイコンに対する設定動作を受け付ける受付部と、
前記設定動作に応じて、当該センサアイコンに対応するセンサを、前記被験者の取付対象部位に対応付ける処理部と、
を備える、
動作状態監視システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
複数の動作状態監視装置において、同一のセンサに対応するセンサアイコンが表示された場合、
一つの動作状態監視装置において、センサと被験者の取付対象部位との対応付けがなされると、他の動作状態監視装置の表示制御部は、当該対応付け済みのセンサに対応するセンサアイコンを削除するか、又は、前記設定動作ができないように当該センサアイコンを無効化する、
請求項1に記載の動作状態監視システム。
【請求項3】
前記被験者の取付対象部位に対応付けられたセンサが動作不能な状態となった場合、
前記受付部は、前記アイコン表示部に表示される、前記被験者の取付対象部位に対応付けられたセンサ以外のセンサに対応するセンサアイコンの再設定動作を受け付け、
前記処理部は、動作不能な状態のセンサの代わりに、前記再設定動作に応じたセンサアイコンに対応するセンサを、当該被験者の取付対象部位に対応付ける、
請求項1に記載の動作状態監視システム。
【請求項4】
前記センサの取付対象部位を、人体を模した図上に示す取付対象部位表示部をさらに含み、
前記受付部は、前記センサアイコンを、前記取付対象部位上にドラッグアンドドロップすることにより前記設定動作を受け付ける、
請求項1に記載の動作状態監視システム。
【請求項5】
前記センサの取付対象部位を、人体を模した図上に示す取付対象部位表示部をさらに含み、
前記受付部は、前記センサアイコンと、前記取付対象部位とをそれぞれクリックすることで前記設定動作を受け付ける、
請求項1に記載の動作状態監視システム。
【請求項6】
前記センサの取付対象部位を、人体を模した図上に示す取付対象部位表示部をさらに含み、
前記受付部は、前記取付対象部位をクリックすることで、前記設定動作を受け付け、
前記処理部は、前記設定動作に応じて、前記アイコン表示部に表示された複数の前記センサのうちのいずれか1つを、前記被験者の取付対象部位に自動で対応付ける、
請求項1に記載の動作状態監視システム。
【請求項7】
前記処理部は、前記被験者の取付対象部位に対応付けられていない複数のセンサの内、前記動作状態監視装置からの距離が近いものから順に、前記被験者の取付対象部位に対応付ける、
請求項6に記載の動作状態監視システム。
【請求項8】
複数の前記センサは、発光色を変化させる可能な発光部を備え、
前記複数のセンサアイコンの表示色と、前記複数のセンサのそれぞれの発光部の発光色とを同じにする処理を実行する色制御部をさらに含む、
請求項1に記載の動作状態監視システム。
【請求項9】
複数の被験者の身体の部位にそれぞれ取り付けられる複数のセンサと、
取り付けられた前記センサにより、各被験者をそれぞれ監視する複数の動作状態監視装置と、
を含む動作状態監視システムの制御方法であって、
複数の前記動作状態監視装置のそれぞれは、
複数の前記センサの内、前記動作状態監視装置からの距離が所定距離以内であるセンサのそれぞれに対応する複数のセンサアイコンをアイコン表示部に表示させる処理と、
前記アイコン表示部に表示されたセンサアイコンに対する設定動作を受け付ける処理と、
前記設定動作に応じて、当該センサアイコンに対応するセンサを、前記被験者の取付対象部位に対応付ける処理と、
を実行する、
制御方法。
【請求項10】
複数の被験者の身体の部位にそれぞれ取り付けられる複数のセンサと、
取り付けられた前記センサにより、各被験者をそれぞれ監視する複数の動作状態監視装置と、
を含む動作状態監視システムを制御するプログラムであって、
複数の前記動作状態監視装置に、
複数の前記センサの内、前記動作状態監視装置からの距離が所定距離以内であるセンサのそれぞれに対応する複数のセンサアイコンをアイコン表示部に表示させる処理と、
前記アイコン表示部に表示されたセンサアイコンに対する設定動作を受け付ける処理と、
前記設定動作に応じて、当該センサアイコンに対応するセンサを、前記被験者の取付対象部位に対応付ける処理と、
を実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動作状態監視システム、制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被験者の身体の複数の部位のそれぞれに対応付けられた複数のセンサと、動作状態監視装置とを備える動作状態監視システムが開示されている。複数のセンサは、動作状態監視装置との間で行われるペアリング処理によって、それぞれ部位に対応付けられる。この動作状態監視システムでは、監視対象動作に基づいてセンサを選択し、選択されたセンサにより検出結果に基づいて、被験者の動作状態の監視が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-034449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の被験者の動作を監視する場合、取付対象部位がそれぞれ設定された複数のセンサからなるセットが被験者毎に用意され、各セットはそれぞれ異なる動作状態監視装置により用いられていた。このように、各セットの複数のセンサは、被験者毎に取付対象部位が設定されているため、1つのセット中のセンサが故障すると、他のセットのセンサを使用することができない。また、他のセットのセンサを流用するためには、センサに紐づけられた取付対象部位を変更する操作を行う必要があり、手間と時間がかかるという問題がある。
【0005】
このため、センサを複数の動作状態監視装置間で流用できるように、複数の動作状態監視装置でセンサを簡便に共有したいという要望がある。このような動作監視システムを用いた被験者の動作状態は、例えば、機械学習等による生成された学習モデルを用いて推論することも想定される。
【0006】
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、複数の動作状態監視装置で複数のセンサを簡便に共有することが可能な動作状態監視システム、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様に係る動作状態監視システムは、複数の被験者の身体の部位にそれぞれ取り付けられる複数のセンサと、取り付けられた前記センサにより、各被験者をそれぞれ監視する複数の動作状態監視装置とを含む動作状態監視システムであって、複数の前記動作状態監視装置のそれぞれは、前記複数のセンサにそれぞれ対応する複数のセンサアイコンを表示するアイコン表示部と、複数の前記センサの内、前記動作状態監視装置からの距離が所定距離以内であるセンサを前記アイコン表示部に表示させる表示制御部と、前記アイコン表示部に表示されたセンサアイコンに対する設定動作を受け付ける受付部と、前記設定動作に応じて、当該センサアイコンに対応するセンサを、前記被験者の取付対象部位に対応付ける処理部とを備える。
【0008】
一態様に係る制御方法は、複数の被験者の身体の部位にそれぞれ取り付けられる複数のセンサと、取り付けられた前記センサにより、各被験者をそれぞれ監視する複数の動作状態監視装置と、を含む動作状態監視システムの制御方法であって、複数の前記動作状態監視装置のそれぞれは、複数の前記センサの内、前記動作状態監視装置からの距離が所定距離以内であるセンサにそれぞれ対応する複数のセンサアイコンをアイコン表示部に表示させる処理と、前記アイコン表示部に表示されたセンサアイコンに対する設定動作を受け付ける処理と、前記設定動作に応じて、当該センサアイコンに対応するセンサを、前記被験者の取付対象部位に対応付ける処理とを実行する。
【0009】
一態様に係るプログラムは、複数の被験者の身体の部位にそれぞれ取り付けられる複数のセンサと、取り付けられた前記センサにより、各被験者をそれぞれ監視する複数の動作状態監視装置とを含む動作状態監視システムを制御するプログラムであって、複数の前記動作状態監視装置のそれぞれに、複数の前記センサの内、前記動作状態監視装置からの距離が所定距離以内であるセンサにそれぞれ対応する複数のセンサアイコンをアイコン表示部に表示させる処理と、前記アイコン表示部に表示されたセンサアイコンに対する設定動作を受け付ける処理と、前記設定動作に応じて、当該センサアイコンに対応するセンサを、前記被験者の取付対象部位に対応付ける処理とを実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数の動作状態監視装置で複数のセンサを簡便に共有することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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