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公開番号
2025071398
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181523
出願日
2023-10-23
発明の名称
連結具、構造体および飛行体
出願人
個人
代理人
弁理士法人みなみ特許事務所
主分類
B64U
20/77 20230101AFI20250428BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】3本以上の棒材を、高強度で連結し、かつ軽量な連結具を提供する。
【解決手段】3本以上のいずれも水平方向に延びる棒材を連結する連結具であって、それぞれ前記棒材が1本ずつ取り付けられる2つの端部材および1つ以上の中部材と、補助部材と、を備え、前記端部材は、端部材本体と、前記端部材本体を水平方向に貫通しており前記棒材が挿入される端貫通孔と、前記端部材本体に形成されて前記端貫通孔と前記端部材本体の外部とを連通する割溝と、前記割溝の幅を狭めるように前記端部材本体を締め付ける締結具を有し、前記中部材は、中部材本体と、前記中部材本体を水平方向に貫通しており前記棒材が挿入される中貫通孔を有し、上下に位置する2つの前記端部材の間に前記中部材が挟まれていて、前記端部材本体と前記中部材本体が一体になっており、前記補助部材は、前記棒材を前記中部材本体に固定するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
3本以上のいずれも水平方向に延びる棒材を連結する連結具であって、
それぞれ前記棒材が1本ずつ取り付けられる2つの端部材および1つ以上の中部材と、補助部材と、を備え、
前記端部材は、端部材本体と、前記端部材本体を水平方向に貫通しており前記棒材が挿入される端貫通孔と、前記端部材本体に形成されて前記端貫通孔と前記端部材本体の外部とを連通する割溝と、前記割溝の幅を狭めるように前記端部材本体を締め付ける締結具を有し、
前記中部材は、中部材本体と、前記中部材本体を水平方向に貫通しており前記棒材が挿入される中貫通孔を有し、
上下に位置する2つの前記端部材の間に前記中部材が挟まれていて、前記端部材本体と前記中部材本体が一体になっており、
前記補助部材は、前記棒材を前記中部材本体に固定するものであることを特徴とする連結具。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記補助部材は、前記中部材本体に取り付けられるものであって、
補助部材本体と、前記補助部材本体を水平方向に貫通しており前記棒材が挿入される補助貫通孔と、前記補助部材本体に形成されて前記補助貫通孔と前記補助部材本体の外部とを連通する補助割溝と、前記補助割溝の幅を狭めるように前記補助部材本体を締め付ける補助締結具を有することを特徴とする請求項1記載の連結具。
【請求項3】
前記補助部材は、前記中部材本体の、前記中貫通孔の両端が開口するそれぞれの面に取り付けられることを特徴とする請求項2記載の連結具。
【請求項4】
3本の前記棒材を連結する連結具であって、
1つの前記中部材を備え、
上面視でそれぞれの前記棒材の延びる方向が60度ずつ異なることを特徴とする請求項3記載の連結具。
【請求項5】
請求項1、2、3または4記載の連結具と、前記棒材を備え、
前記端部材の前記端貫通孔に前記棒材が挿入され、前記締結具で締め付けられて前記棒材が前記端部材本体に固定されており、
前記中部材の前記中貫通孔に前記棒材が挿入され、前記補助部材によって前記棒材が前記中部材本体に固定されていることを特徴とする構造体。
【請求項6】
請求項5記載の構造体を機体とし、それぞれの前記棒材の両端部にロータが設けられていることを特徴とする飛行体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、棒材を連結する連結具、その連結具と棒材を備える構造体およびその構造体を機体とする飛行体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年普及している無人飛行体(UAV、ドローンなどともいう)において、一般に多くみられる形態は、特許文献1の図14および図15に示すようなものである。すなわち、制御部やバッテリを有する胴体が中央に位置し、胴体から放射状に複数本(特許文献1の例では6本)のアームが延びている。各アームは、基端が胴体に固定されており、先端にロータが取り付けられている。
【0003】
ところで、このような無人飛行体においては、限られたバッテリの容量でできるだけ飛行時間(航続距離)を延ばすため、必要な強度を維持しつつ、軽量化を図ることが重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-6953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の無人飛行体では、各アームを固定部材によって胴体に固定する構造だったため、アームの本数分だけ固定部材が必要であり、また胴体も十分な強度を有するものとしなければならず、軽量化が難しかった。
【0006】
本発明は、このような事情を鑑みたものであり、3本以上の棒材を、高強度で連結し、かつ軽量な連結具、その連結具と棒材を備える構造体およびその構造体を機体とする飛行体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の連結具は、3本以上のいずれも水平方向に延びる棒材を連結する連結具であって、それぞれ前記棒材が1本ずつ取り付けられる2つの端部材および1つ以上の中部材と、補助部材と、を備え、前記端部材は、端部材本体と、前記端部材本体を水平方向に貫通しており前記棒材が挿入される端貫通孔と、前記端部材本体に形成されて前記端貫通孔と前記端部材本体の外部とを連通する割溝と、前記割溝の幅を狭めるように前記端部材本体を締め付ける締結具を有し、前記中部材は、中部材本体と、前記中部材本体を水平方向に貫通しており前記棒材が挿入される中貫通孔を有し、上下に位置する2つの前記端部材の間に前記中部材が挟まれていて、前記端部材本体と前記中部材本体が一体になっており、前記補助部材は、前記棒材を前記中部材本体に固定するものであることを特徴とする。なお、「水平方向に延びる棒材」や「上下に位置する2つの前記端部材」については、説明のためにその状態(姿勢)を基準としたものであり、本発明の実施の際には、それらが異なる状態であってもよい。
【0008】
また、本発明の連結具は、前記補助部材が、前記中部材本体に取り付けられるものであって、補助部材本体と、前記補助部材本体を水平方向に貫通しており前記棒材が挿入される補助貫通孔と、前記補助部材本体に形成されて前記補助貫通孔と前記補助部材本体の外部とを連通する補助割溝と、前記補助割溝の幅を狭めるように前記補助部材本体を締め付ける補助締結具を有するものであってもよい。
【0009】
また、本発明の連結具は、前記補助部材が、前記中部材本体の、前記中貫通孔の両端が開口するそれぞれの面に取り付けられるものであってもよい。
【0010】
また、本発明の連結具は、3本の前記棒材を連結する連結具であって、1つの前記中部材を備え、上面視でそれぞれの前記棒材の延びる方向が60度ずつ異なるものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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