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公開番号
2025071220
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025025501,2021008460
出願日
2025-02-20,2021-01-22
発明の名称
多面鏡
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
26/12 20060101AFI20250424BHJP(光学)
要約
【課題】光走査装置において光学設計の自由度を向上させつつ被走査面における光量分布を調整することができる多面鏡を提供する。
【解決手段】本発明に係る多面鏡5は、光束を反射する矩形の反射面5aを複数有し、所定の入射角で入射する光束に対する反射面5aの中心での反射率をA、所定の入射角で入射する光束に対する反射面のY方向における中心と端部との間の所定の点での反射率をBとしたとき、
0.02<|1-B/A|<0.10
なる条件を満たすことを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
光束を反射する矩形の反射面を複数有し、
所定の入射角で入射する光束に対する前記反射面の中心での反射率をA、前記所定の入射角で入射する光束に対する前記反射面の長手方向における前記中心と端部との間の所定の点での反射率をBとしたとき、
0.02<|1-B/A|<0.10
なる条件を満たすことを特徴とする多面鏡。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記所定の入射角で入射する光束に対する前記反射面の反射率は、長手方向に沿って前記中心から前記所定の点に行くにつれて低くなることを特徴とする請求項1に記載の多面鏡。
【請求項3】
前記反射面の第1の入射角で入射する光束に対する反射率は、長手方向に沿って前記中心から前記所定の点に行くにつれて低くなり、
前記反射面の第2の入射角で入射する光束に対する反射率は、長手方向に沿って前記中心から前記所定の点に行くにつれて高くなることを特徴とする請求項1または2に記載の多面鏡。
【請求項4】
前記反射率の長手方向における前記中心から一方の端部への変化と、前記中心から他方の端部への変化とは、互いに同一であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の多面鏡。
【請求項5】
前記反射面は、基板上に多層膜が形成されている面であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の多面鏡。
【請求項6】
光束を反射する、基板上に多層膜が形成されている矩形の反射面を複数有し、
前記反射面の中心及び長手方向における該中心と端部との間の所定の点における前記多層膜の物理膜厚をC及びDとしたとき、
0.50<D/C<0.98
なる条件を満たすことを特徴とする多面鏡。
【請求項7】
前記物理膜厚は、長手方向に沿って前記中心から前記所定の点に行くにつれて薄くなることを特徴とする請求項6に記載の多面鏡。
【請求項8】
前記多層膜は、下地層、反射層及び保護層を含むことを特徴とする請求項5乃至7の何れか一項に記載の多面鏡。
【請求項9】
前記反射面の前記中心から前記端部までの距離をL、前記反射面の前記中心から前記所定の点までの距離をsとしたとき、
0.2≦s/L≦0.8
なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の多面鏡。
【請求項10】
請求項1乃至9の何れか一項に記載の多面鏡と、
該多面鏡を回転させる駆動部とを備えることを特徴とする偏向装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多面鏡及び当該多面鏡を備える光走査装置に関し、レーザービームプリンタ、デジタル複写機やマルチファンクションプリンタ等の画像形成装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、多面鏡と被走査面との間に配置される平面鏡の反射率を調整することで、被走査面における光量分布を調整する光走査装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭62-134618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されている光走査装置では、平面鏡の反射率を調整する必要があるため、装置全体の光学設計の自由度が低い。
そこで本発明は、光走査装置において光学設計の自由度を向上させつつ被走査面における光量分布を調整することができる多面鏡を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る多面鏡は、光束を反射する矩形の反射面を複数有し、所定の入射角で入射する光束に対する反射面の中心での反射率をA、所定の入射角で入射する光束に対する反射面の長手方向における中心と端部との間の所定の点での反射率をBとしたとき、
0.02<|1-B/A|<0.10
なる条件を満たすことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、光走査装置において光学設計の自由度を向上させつつ被走査面における光量分布を調整することができる多面鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る多面鏡を備える光走査装置の模式的主走査断面図。
本実施形態に係る多面鏡に対して成膜を行うための真空蒸着装置の模式図。
第一実施形態に係る多面鏡の反射面における物理膜厚の長手方向位置依存性を示した図。
本実施形態に係る多面鏡の模式的斜視図。
第一実施形態に係る多面鏡の反射面における反射率の入射角依存性を示した図。
本実施形態に係る多面鏡における反射面への光束の入射角度の長手方向位置依存性を示した図。
第一実施形態に係る多面鏡における反射面上の各長手方向位置に入射する光束に対する平均反射率を示した図。
第二実施形態に係る多面鏡の反射面における反射率の入射角依存性と物理膜厚及び平均反射率の長手方向位置依存性とを示した図。
第三実施形態に係る多面鏡の反射面における反射率の入射角依存性と物理膜厚及び平均反射率の長手方向位置依存性とを示した図。
実施形態に係る画像形成装置の要部副走査断面図。
従来の光走査装置の模式的主走査断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本実施形態に係る多面鏡(ポリゴンミラー)を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
【0009】
レーザービームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置において用いられる光走査装置では、光源から射出された光束が入射光学系によって偏向器に導光される。
そして、偏向器によって偏向走査された光束は、結像光学系によって被走査面の位置に配置された感光ドラム面上にスポット状に集光されることで、当該光束によって感光ドラム面上が光走査される。
【0010】
そのような光走査装置では、光源から出射した光束がコリメータレンズ等によって略平行光束に変換された後、シリンドリカルレンズによって偏向器の偏向面近傍に集光されることで線像が形成される。
そして偏向器の偏向面によって偏向された光束は、走査レンズによって感光ドラム面上においてスポットを形成するように集光され、例えば偏向器が回転することで感光ドラム面上が略等速走査される。
(【0011】以降は省略されています)
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