TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025070649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181128
出願日
2023-10-20
発明の名称
湯たんぽ
出願人
三宅化学株式会社
代理人
弁理士法人TNKアジア国際特許事務所
主分類
A61F
7/08 20060101AFI20250424BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】湯たんぽを自立させることで湯を湯たんぽの内部から更に速やかに排出させ、湯たんぽの内部に残る湯の量を極めて少なくする。
【解決手段】湯たんぽ10は、内部に中空部を有し、厚みを有する小判形状の本体11を備える。本体11の長さ方向における一端部に幅方向及び厚み方向に延びる平坦面21Cが形成されている。上記一端部は、平坦面21Cと、平坦面21Cの両側方に形成された傾斜面21Dと、傾斜面21Dに設けられた脚部23とを有する。本体11が、平坦面21C及び脚部23により自立した状態で、正面部211には、一端部11A側となる端部であって幅方向における中央部に注湯口12が形成される。傾斜面21Dは、本体11が自立した状態で、一端部11Aにおいて平坦面21Cから繋がって上方に向かう傾斜を有し、正面部211の底部側の縁部を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に中空部を有し、厚みを有する小判形状の本体を備える湯たんぽであって、
前記本体の長さ方向における一端部に、前記長さ方向に直交する幅方向及び前記本体の厚み方向に延びる平坦面が形成され、
前記一端部は、前記幅方向における中央部に配置された前記平坦面と、前記幅方向における前記平坦面の両側方に前記平坦面に繋げて形成された傾斜面と、当該傾斜面に設けられ、前記平坦面と面一とされて前記幅方向に前記平坦面と平行に延びる脚部とを有し、
前記本体は、前記一端部を底部として前記平坦面及び前記脚部が載置面に対して面的に接触して自立し、
前記本体が前記自立した状態で、前記長さ方向及び前記幅方向に延びる平面状をなす一側面部には、前記長さ方向における前記一端部側となる端部であって、前記幅方向における中央部に注湯口が形成され、
前記傾斜面は、前記本体が前記自立した状態で、前記一端部において前記平坦面から繋がって上方に向かう傾斜を有し、前記一側面部の前記底部側の縁部を形成する、湯たんぽ。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記本体が前記自立した状態で、
前記本体は、内部の前記中空部において、前記傾斜面の裏面をなす内壁部分が、前記注湯口に繋がる開口に向がって下方に傾斜する形状とされている、請求項1に記載の湯たんぽ。
【請求項3】
前記本体が前記自立した状態で、
前記一側面部の前記幅方向において側縁部となる部分は、前記小判形状の一部をなす円弧状に形成されており、
前記脚部は、前記一端部において、前記平坦面と面一に前記幅方向に前記平坦面と平行に延び、前記一側面部の前記円弧状とされた前記側縁部に繋がる上方への傾斜を有し、前記側縁部と一体的に前記円弧状を形成する、請求項1に記載の湯たんぽ。
【請求項4】
前記湯の注湯口に取り付けられる漏斗を更に備え、
前記本体の前記一側面部の裏側となる他側面部に凹部が形成され、前記凹部の内部に形成された底面部分に円柱状凸部が設けられ、
前記円柱状凸部の外周面に複数の切り欠きが形成され、前記円柱状凸部の直径は、前記漏斗が有する孔の内壁が前記円柱状凸部の外周面に嵌合する大きさとされている、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の湯たんぽ。
【請求項5】
前記他側面部に形成された前記凹部は、前記漏斗の最大外径部分よりも大きな径を有する円形状とされ、前記凹部の前記円形状をなす径部分の一部には、前記径から更に前記径の外方に向けて前記凹部の形状を拡げる切り欠き部が形成されている、請求項4に記載の湯たんぽ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保温のために用いられる湯たんぽに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
湯たんぽとしては、例えば寝床などに置かれた状態で小判形状のものがある。小判形状の湯たんぽの長さ方向の一端部付近には湯の注湯口が設けられている。この注湯口から湯を湯たんぽの内部に注ぎ込む。湯を注湯口から排出させるときは、湯たんぽを持ち上げて注湯口を下に向け、下に向いた注湯口から湯が外部に出ていくようにする。このようにユーザーが湯を排出させる場合、ユーザーは湯たんぽを持ち上げて立てるか裏返して湯を注湯口から排出させる必要があり手間を要する。
【0003】
ここで、特許文献1に記載されている湯たんぽは、湯たんぽ本体と、湯たんぽ本体の注湯口に装着されるキャップとを備え、湯たんぽ本体を自立させるために該本体の底面全体が平坦に形成されている。この湯たんぽ本体を自立させた状態として、湯たんぽ本体の下端部近くに形成された注湯口からキャップを外すと、ユーザーは湯たんぽをこの状態で放置していても、注湯口から湯が排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-085130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の湯たんぽは、注湯口からキャップを外して湯たんぽ本体を自立させておけば、注湯口から湯が自然に排出されるのでユーザーに手間は掛からない。しかしながら、当該湯たんぽは、その本体の自立を安定化させるために、特許文献1の図1に示されるように、湯たんぽ本体の平坦な底面全体を広くし、湯たんぽの下部形状を当該平坦な底面の形状に合わせて寸胴形状としている。このため、湯たんぽを自立させて湯を注湯口から排出させても、排出し切れずに寸胴形状とされた湯たんぽの下部の内部に湯が多く残る。この残り湯を湯たんぽ本体から排出させるためには、ユーザーが湯たんぽを持ち上げて注湯口を下向きにして湯を排出させる作業が依然として必要である。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、湯たんぽを自立させることで湯を湯たんぽの内部から更に速やかに排出させることができると共に、湯たんぽの内部に残る湯の量を極めて少なくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の湯たんぽは、内部に中空部を有し、厚みを有する小判形状の本体を備える湯たんぽであって、前記本体の長さ方向における一端部に、前記長さ方向に直交する幅方向及び前記本体の厚み方向に延びる平坦面が形成され、前記一端部は、前記幅方向における中央部に配置された前記平坦面と、前記幅方向における前記平坦面の両側方に前記平坦面に繋げて形成された傾斜面と、当該傾斜面に設けられ、前記平坦面と面一とされて前記幅方向に前記平坦面と平行に延びる脚部とを有し、前記本体は、前記一端部を底部として前記平坦面及び前記脚部が載置面に対して面的に接触して自立し、前記本体が前記自立した状態で、前記長さ方向及び前記幅方向に延びる平面状をなす一側面部には、前記長さ方向における前記一端部側となる端部であって、前記幅方向における中央部に注湯口が形成され、前記傾斜面は、前記本体が前記自立した状態で、前記一端部において前記平坦面から繋がって上方に向かう傾斜を有し、前記一側面部の前記底部側の縁部を形成するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る湯たんぽによれば、湯たんぽを自立させることで湯を湯たんぽの内部から更に速やかに排出させることができると共に、湯たんぽの内部に残る湯の量を極めて少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る湯たんぽを正面側から見て示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る湯たんぽを示す正面図である。
本発明の一実施形態に係る湯たんぽを背面側から見て示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る湯たんぽを示す背面図である。
本発明の一実施形態に係る湯たんぽを示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る湯たんぽを上側から見て示す上面図である。
本発明の一実施形態に係る湯たんぽを下側から見て示す底面図である。
本体内部における注湯口付近の形状及び水流を概略的に示す図である。
湯たんぽの本体における一端部部分を下方から視認して、一端部部分を着色により強調して示す斜視図である。
湯たんぽの本体における一端部部分を上側にして、一端部部分を上方から視認して、一端部部分を着色により強調して示す斜視図である。
湯たんぽの底面及び一対の脚部の底面を模式的に示す図である。
本発明の一実施形態に係る湯たんぽの容器部の注湯口に漏斗が挿入された状態を拡大して示す側面図である。
(A)、(B)は本発明の一実施形態に係る湯たんぽの容器部の背面側の凹部及び該凹部に収納された漏斗を示す断面図及び正面図である。
(A)は本発明の一実施形態に係る湯たんぽの容器部の背面側の凹部における円柱状凸部に漏斗を嵌合させた状態を示す斜視図であり、(B)は漏斗を外した状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態に係る湯たんぽについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る湯たんぽを正面側から見て示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る湯たんぽを示す正面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る湯たんぽを背面側から見て示す斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る湯たんぽを示す背面図である。図5は、本本発明の一実施形態に係る湯たんぽを示す側面図である。また、図6は、本発明の一実施形態に係る湯たんぽを上側から見て示す上面図である。図7は、本発明の一実施形態に係る湯たんぽを下側から見て示す底面図である。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三宅化学株式会社
湯たんぽ
2日前
個人
健康器具
2か月前
個人
歯茎みが品
3か月前
個人
歯の掃除具
5か月前
個人
鼾防止用具
2か月前
個人
白内障治療法
1か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
身体牽引装置
6か月前
個人
導電香
3か月前
個人
洗井間専家。
1か月前
個人
塗り薬塗り具
4か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
マッサージ機
2か月前
個人
クリップ
3か月前
個人
片足歩行支援具
3か月前
個人
ホバーアイロン
25日前
個人
収納容器
4か月前
個人
健康器具
4か月前
個人
染毛方法
5か月前
個人
発熱器具
5か月前
個人
車椅子持ち上げ器
1か月前
個人
シャンプー
10日前
個人
眼科診療車
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
1か月前
個人
口内洗浄具
2か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
5か月前
個人
避難困難者救出台車
3か月前
株式会社コーセー
美爪料
3か月前
個人
服薬支援装置
1か月前
個人
除菌システム
3か月前
株式会社コーセー
化粧料
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
3か月前
株式会社結心
手袋
1か月前
個人
Dr.なかまつよい耳
5か月前
個人
尿バッグカバー
3か月前
株式会社MIC
陰茎補助具
4か月前
続きを見る
他の特許を見る