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公開番号2025069807
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179758
出願日2023-10-18
発明の名称撮像装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類G03B 17/55 20210101AFI20250423BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】撮像センサに対して熱伝導シートを介して熱的に接続可能な放熱部材が筺体内に存在しない撮像装置において、撮像素子の熱を筺体の外部に放出する。
【解決手段】撮像装置10は、少なくとも部分的に金属部分24を含み、前記金属部分24によって少なくとも一部が構成されている外側表面を備える筺体12と、筺体12の前面12aに設けられたレンズマウント14と、筺体12内に設けられ、レンズマウント14の後方に位置する撮像センサと、撮像センサの熱を筺体12の金属部分24に伝熱する熱伝導シート66と、熱伝導シート66を筺体12の金属部分24の内側表面に向かって付勢し、熱伝導シート66と内側表面との接触を維持する弾性部材68とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも部分的に金属部分を含み、前記金属部分によって少なくとも一部が構成されている外側表面を備える筺体と、
前記筺体の前面に設けられたレンズマウントと、
前記筺体内に設けられ、前記レンズマウントの後方に位置する撮像センサと、
前記撮像センサの熱を前記筺体の前記金属部分に伝熱する熱伝導シートと、
前記熱伝導シートを前記筺体の前記金属部分の内側表面に向かって付勢し、前記熱伝導シートと前記内側表面との接触を維持する弾性部材と、を有する撮像装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記金属部分が、前記筺体の底面の少なくとも一部分を構成する、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記筺体が、前記筺体の前記底面を含んで取り外し可能なボトムケーシングを含み、
前記金属部分が、前記ボトムケーシングである、請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記内側表面に対して間隔をあけて対向するように前記筺体内に設けられ、前記弾性部材を受けるリテーナ部材を、さらに有し、
前記熱伝導シートが、前記内側表面と前記リテーナ部材との間に進入する先端部を備え、
前記弾性部材が、前記リテーナ部材と前記熱伝導シートの先端部と間に配置されている、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記リテーナ部材が、前記熱伝導シートが通過する貫通穴を備え、
前記貫通穴を通過した前記熱伝導シートの部分が折り曲げられることより、前記先端部が前記内側表面と前記リテーナ部材との間に配置されている、請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記撮像センサが搭載された基板と、
前記基板を保持する基板ホルダと、
前記基板ホルダを変位可能に保持するメインベースと、をさらに有し、
前記熱伝導シートの一部分が、前記メインベースに貼り付けられている、請求項1に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、撮像基板(撮像センサが搭載された基板)を保持する撮像基板ホルダと、冷却ファンによって送風された空気が流れるダクトユニットと、撮像基板ホルダに一部分が貼り付けられるとともに他の部分がダクトユニットに接触する熱伝導シートとを備える撮像装置が記載されている。弾性部材が熱伝導シートの他の部分をダクトユニットに向かって付勢することにより、熱伝導シートとダクトユニットの接触が維持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-077022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された撮像装置の場合、撮像センサの熱を外部に放出する放熱部材は、空気が内部を流れるダクトユニットであって、撮像装置の筺体内に配置されている。ところが、撮像装置の種類によっては、このようなダクトユニットが存在しない場合がある、またはダクトユニットに熱伝導シートと面接触することができる十分な大きさの平面部分が存在しない場合がある。すなわち、撮像装置の筺体内に、撮像センサ素子に対して熱伝導シートを介して熱的に接続可能な放熱部材が存在しない場合がある。
【0005】
そこで、本開示は、撮像センサに対して熱伝導シートを介して熱的に接続可能な放熱部材が筺体内に存在しない撮像装置において、撮像センサの熱を筺体の外部に放出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するために、本開示の一態様によれば、
少なくとも部分的に金属部分を含み、前記金属部分によって少なくとも一部が構成されている外側表面を備える筺体と、
前記筺体の前面に設けられたレンズマウントと、
前記筺体内に設けられ、前記レンズマウントの後方に位置する撮像センサと、
前記撮像センサの熱を前記筺体の前記金属部分に伝熱する熱伝導シートと、
前記熱伝導シートを前記筺体の前記金属部分の内側表面に向かって付勢し、前記熱伝導シートと前記内側表面との接触を維持する弾性部材と、を有する、撮像装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、撮像センサに対して熱伝導シートを介して熱的に接続可能な放熱部材が筺体内に存在しない撮像装置において、撮像センサの熱を筺体の外部に放出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施の形態に係る撮像装置の前方および上方斜視図
撮像装置の後方および下方斜視図
撮像装置の分解斜視図
撮像装置における撮像モジュールの前方斜視図
撮像モジュールの後方斜視図
撮像モジュールの前方分解斜視図
撮像モジュールの後方分解斜視図
撮像モジュールのメインベースと筺体との熱的接続を示す斜視図
図8のA-A線に沿った断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0010】
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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