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公開番号
2025069474
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2022034720
出願日
2022-03-07
発明の名称
粘着シート
出願人
リンテック株式会社
代理人
前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類
C09J
7/38 20180101AFI20250423BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】段差を有する部材、または、曲面形状を有する部材を貼合する場合であっても、部材の段差および曲面に十分追従し、かつ良好なリワーク性を有する粘着剤層を含む粘着シートを提供すること。
【解決手段】第1粘着剤層と第2粘着剤層とが積層された積層体を有する粘着シートであって、積層体の表面のうち、第1粘着剤層側の表面をA面とし、第2粘着剤層側の表面をB面とした時に、A面粘着力がB面粘着力よりも大きく、押し込み速度0.01mm/秒でA面を押し込み続けて、押し込み荷重が5Nになった時点での押し込み深さをA面押し込み深さとし、押し込み速度0.01mm/秒でB面を押し込み続けて、押し込み荷重が5Nになった時点での押し込み深さをB面押し込み深さとした時に、積層体の厚さに対するA面押し込み深さであるA面押し込み率と、積層体の厚さに対するB面押し込み深さであるB面押し込み率と、が35%以上である粘着シートである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1粘着剤層と第2粘着剤層とが積層された積層体を有する粘着シートであって、
前記積層体の表面のうち、前記第1粘着剤層側の表面をA面とし、前記第2粘着剤層側の表面をB面とした時に、前記A面の粘着力が、前記B面の粘着力よりも大きく、
押し込み速度0.01mm/秒で前記A面を押し込み続けて、押し込み荷重が5Nになった時点での押し込み深さをA面押し込み深さとし、押し込み速度0.01mm/秒で前記B面を押し込み続けて、押し込み荷重が5Nになった時点での押し込み深さをB面押し込み深さとした時に、前記積層体の厚さに対する前記A面押し込み深さであるA面押し込み率と、前記積層体の厚さに対する前記B面押し込み深さであるB面押し込み率と、が35%以上である粘着シート。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記積層体において、前記第1粘着剤層と前記第2粘着剤層とが接している請求項1に記載の粘着シート。
【請求項3】
前記B面押し込み率が前記A面押し込み率よりも大きい請求項1または2に記載の粘着シート。
【請求項4】
前記B面の粘着力に対する前記A面の粘着力の比が2以上10000以下の範囲内である請求項1から3のいずれかに記載の粘着シート。
【請求項5】
前記第1粘着剤層の厚さが30μm以上800μm以下である請求項1から4のいずれかに記載の粘着シート。
【請求項6】
前記第2粘着剤層の厚さが10μm以上300μm以下である請求項1から5のいずれかに記載の粘着シート。
【請求項7】
前記第1粘着剤層がアクリル系粘着剤から構成され、前記第2粘着剤層がウレタン系粘着剤から構成される請求項1から6のいずれかに記載の粘着シート。
【請求項8】
前記粘着シートが、前記A面上に配置された剥離シートと、前記B面上に配置された剥離シートと、を有する請求項1から7のいずれかに記載の粘着シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着シートに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶素子、発光ダイオード(LED)素子、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)素子等を有する表示体(ディスプレイ)、レンズを有する光学製品は、表示体または光学製品を構成する部材同士が積層された積層体を有している。
【0003】
このような部材の積層体は、一般的に、一方の部材と他方の部材とを、粘着シートの粘着剤層を用いて貼合することにより形成される。
【0004】
また、スマートフォン等のモバイル電子機器には、意匠性の付与、モバイル電子機器の保護等を目的として、当該モバイル電子機器に、ケース、フィルム等の後付け部材が貼合・装着されることがある。
【0005】
このような部材同士を貼合する際に、貼合時の位置ズレ等に起因する貼合不良が発生し、製品の歩留まり低下、外観不良等につながることがある。そこで、特に、高価な部材と安価な部材との貼合時に貼合不良が発生した場合、または、後付け部材の貼合・装着時に貼合不良が発生した場合、安価な部材、または、後付け部材を剥がして再利用する(リワーク)することがある。
【0006】
したがって、このような部材の貼合等に用いられる粘着シートには、良好な貼合を示すための粘着性だけでなく、貼合後に剥離して再使用できる特性(リワーク性)が求められる。
【0007】
特許文献1は、樹脂層が形成されたフィルムをセンサーガラスに貼り付けるために用いられる両面粘着テープに、樹脂に対する粘着性とガラスに対する再剥離性とを付与することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2015-131924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、表示体または光学製品を構成する部材、後付け部材等には、意匠性の付与、所定の光学特性の実現等を目的として、部材に段差が設けられる場合、部材が曲面形状を有している場合等がある。
【0010】
段差を有する部材、または、曲面形状を有する部材を貼合する場合、粘着シートの粘着剤層は、部材の段差および曲面に追従する必要がある。粘着剤層が段差および曲面に十分追従できない場合、段差近傍、曲面部において、粘着剤が部材と接触していない空間(浮き、剥がれ等)が生じて、光学特性の低下、外観不良等が発生するという問題があった。
(【0011】以降は省略されています)
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