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公開番号2025069450
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2025020465,2021028412
出願日2025-02-12,2021-02-25
発明の名称音響装置及び電子機器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類H04R 1/00 20060101AFI20250422BHJP(電気通信技術)
要約【課題】従来よりも高水圧下で十分な防水性能を得ることのできる音響装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】音響装置は、防水性を有する振動膜(131)と、振動膜(131)に対してX方向に並んで位置し、当該振動膜(131)を支持する支持部材(133)と、支持部材(133)に接する防水パッキン(14)と、防水パッキン(14)の支持部材(133)が配置される側とは反対側に位置し、空気通路(151)を有する音孔ケース(15)と、音孔ケース(15)の防水パッキン(14)とは反対側に位置し、空気通路(151)に連通又は包含する貫通孔(161)を有して、音孔ケース(15)をX方向に沿って押圧した状態で固定されている圧縮板(16)と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
防水性を有する振動膜と、
前記振動膜に対してある方向に並んで位置し、当該振動膜を支持する支持部材と、
前記支持部材に接する防水部材と、
前記防水部材の前記支持部材が配置される側とは反対側に位置し、前記振動膜につながる第1貫通孔を有する絶縁プレートと、
前記絶縁プレートの前記防水部材とは反対側に位置し、前記第1貫通孔に連通又は包含する第2貫通孔を有して、前記絶縁プレートを前記ある方向に沿って押圧した状態で固定されている金属プレートと、
を備えることを特徴とする音響装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記絶縁プレートは、前記第1貫通孔が貫通する突出部を有し、
前記第2貫通孔は、内側に前記突出部を包含していることを特徴とする請求項1記載の音響装置。
【請求項3】
前記金属プレートは、前記ある方向に沿って見た平面透視で前記防水部材の全体を包含していることを特徴とする請求項1又は2記載の音響装置。
【請求項4】
前記金属プレートの固定は、ねじによりなされていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の音響装置。
【請求項5】
前記支持部材と前記振動膜との間には、接着部材又は粘着部材が位置していることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の音響装置。
【請求項6】
前記絶縁プレートは、樹脂部材又はセラミック部材であることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の音響装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の音響装置と、
前記金属プレートが固定される筐体と、
を備えることを特徴とする電子機器。
【請求項8】
前記音響装置は、音波と電気信号とを変換する音響変換部を備え、
前記音響変換部は、前記振動膜及び前記防水部材により防水されており、
前記金属プレート及び前記音響変換部は、各々筐体接地されている
ことを特徴とする請求項7記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、音響装置及び電子機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
携帯型、身体装着型の電子機器は、種々の環境で利用される。この電子機器が水中などでも利用される場合には、防水への対応が要求される。特許文献1では、防水性の振動膜に対して接着剤により接着された支持部材を防水パッキンにより押さえることで、スピーカを外部から隔離して防水性を確保する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-107503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、より確実な防水を求める場合に、防水パッキンが板金部材で直接押圧されると、従来より高水圧下でも十分な防水性を得るのが難しいという課題がある。
【0005】
この発明の目的は、従来よりも高水圧下で十分な防水性能を得ることのできる音響装置及び電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、
防水性を有する振動膜と、
前記振動膜に対してある方向に並んで位置し、当該振動膜を支持する支持部材と、
前記支持部材に接する防水部材と、
前記防水部材の前記支持部材が配置される側とは反対側に位置し、前記振動膜につながる第1貫通孔を有する絶縁プレートと、
前記絶縁プレートの前記防水部材とは反対側に位置し、前記第1貫通孔に連通又は包含する第2貫通孔を有して、前記絶縁プレートを前記ある方向に沿って押圧した状態で固定されている金属プレートと、
を備えることを特徴とする音響装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明に従うと、音響装置において、従来よりも高水圧下で十分な防水性能を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の電子機器の音響装置付近を示す部分断面図である。
防水構造について説明する図である。
導体部分の位置関係について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の電子機器1の音響装置10付近を示す部分断面図である。
電子機器1は、例えば、電子腕時計であり、筐体20と、風防ガラス30と、裏蓋40と、表示画面50と、動作部60と、音響装置10などを備える。
【0010】
筐体20は、上下が開放された筒状の部材であり、表示画面50の位置する上面側が風防ガラス30で覆われ、下面側が裏蓋40で覆われることで、表示画面50及び動作部60を内部に封止している。
(【0011】以降は省略されています)

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